看護部本日モ反省ノ色ナシ

看護師を中心に医療界の変なエピソードを話していきます

私は看護師をしておりますが まあおよそ一般社会では通用しないことがまかり通る それが看護師の世界です そんな看護師のエピソードとともに 医療界(病院)の変なことも話していきたいと思います

近畿中央病院のことをかわいそうに思った話

現在、

近畿中央病院のことを、

ボロクソに批判している私でも、

一度だけ、

かわいそうに思ったことがあります。

 

「ボロクソに批判している」

と書きましたが、

それらはすべて事実であり、

なんら脚色などしていません。

 

ありのままを、

書いています。

 

そんな私が、

近畿中央病院のことを、

かわいそうだと思ったのは、

私がまだ在籍していた時のことです。

 

今となっては、

そんな気持ちは、

すべて消え去っています。

 

近畿中央病院では、

患者ならびにその家族から、

意見を募るために、

病棟の建物と外来・事務棟とを結ぶ1階の廊下のところに、

 

「ご意見箱」

 

的なものが設置されています。

 

もう少し、

詳しく言えば、

 

「CSセット」

 

という、

入院中に必要な物品を、

定額で供給を受けることができる手続きを行うブースの、

向かって右側のところです。

 

そして、

その意見に対する回答は、

その箱の上にあるボードに、

掲出されるようになっています。

 

私は、

外来や検査に患者を出診(他の病院は「出棟」と言うが、近畿中央病院では「出診(しゅっしん)」と言う)した帰りや、

迎えに行く途中で、

たまにそれを見ていました。

 

すると、

こんなものが掲出されていました。

 

「トイレに便座を拭くための消毒液があるが、あれはただの水ではないのか。全然乾かないではないか。そんなところを節約するのはどうかと思う」

 

近畿中央病院は、

古い建物ですが、

外面の良い分、

特に外来のトイレは、

すべて改装がなされ、

キレイになっていました。

 

おそらく、

すべて便座ヒーター・ウォシュレット付になっていたと思います。

 

ちなみに、

病棟のトイレはと言いますと、

建物が建てられた当時のままの、

旧態依然のものでした。

 

男女用とも、

トイレの一番奥のところは、

車椅子で入れるように、

改装がなされ、

そこにはウォシュレット付のものが設置されていましたが、

それ以外は和式便器でした。

 

病院としては、

ありえない有様でした。

 

あと、

東西病棟の、

個室のある側の間のところにも、

介助用のトイレならびに、

職員用のトイレが設置されていました。

 

ここは、

さすがに改装されて、

近代化されていましたが、

5階の職員用トイレは、

当時和式でした。

 

これで、

 

「医療スタッフにとってやさしい病院」

 

と自ら謳うのですから、

 

「とんだ自惚れ野郎」

 

と言わざるを得ません。

 

話を戻しますと、

近畿中央病院では、

便座用の消毒液として、

 

「塩酸ベンザルコニウム」

 

というものを使っています。

 

これは、

アルコール系の消毒液にかぶれて、

発赤等の皮膚トラブルを起こす人への、

配慮でした。

 

実は私も、

特に体調が悪い時に、

アルコール消毒でかぶれるようになったので、

採血の時は、

非アルコールのものを、

使っています。

 

非アルコール系なので、

アルコールのような揮発性・速乾性はありません。

 

便座に塗布した際は、

しばらく濡れた状態となります。

 

意見を投稿した人は、

その状況をみて、

 

「水ではないのか」

 

と言ったのでしょうが、

さすがの近畿中央病院でも、

内々(職員)に対してするのならまだしも、

患者に対して、

そんなことをするはずがありません。

 

なにせ、

 

「外面が良い」

 

ことだけが売りなのですから。

 

その外面の良さだけで、

Googleのクチコミの評価が、

この投稿を行っている時点で、

 

「3.2」

 

もあるのですから。

 

いつも言うことですが、

Googleのクチコミの評価は、

3.0が標準と言われています。

 

標準以上の評価あるのに、

近い将来消滅するのですから、

不可解と言わざるを得ません。

 

ドラマ「相棒」の、

水谷豊演じる杉下右京なら、

 

「おかしいですねー。辻褄が合いません」

 

とでも言うはずです。

 

ちなみに、

少し前までは、

評価が3.3ありました。

 

下降傾向にあるのは、

近畿中央病院の本性が、

バレつつある証拠でしょうか?

 

この意見に対する、

近畿中央病院の回答は、

以下のようなニュアンスのものでした。

 

「ご意見ありがとうございます。当院では、アルコールで発赤を起す方への配慮として、塩酸ベンザルコニウムというものを使用しています。これは、速乾性がないため、水のように感じられたことと思いますが、消毒効果はアルコールと同等にございます」

 

これは、

近畿中央病院にしては、

珍しい言い方です。

 

近畿中央病院は、

自分たちに非があろうがなかろうが、

患者に対しては、

まず

 

「お詫び」

 

から入るのです。

 

しかし、

この時は、

意見に対する礼は言ったものの、

お詫びの言葉は、

一言もありませんでした。

 

患者に対して配慮して、

刺激の少ない消毒液を使っているにもかかわらず、

こんな言い方をされて、

余程

 

「カチン」

 

ときたのでしょう。

 

そこは、

カチンときていいところだと、

私は思います。

 

しかし、

意見をした患者も患者です。

 

「消毒=アルコール=速乾性」

 

と思い込んでいるところも浅はかだし、

調べもせずに投稿するところも、

浅はかと言わざるを得ません。

 

自分のバカさ加減を、

披露したに過ぎません。

 

ごく一部だとは思いますが、

患者がこんなのだから、

病院がああいう風なのか、

あんな病院だから、

患者がそういう人しか来ないのか。

 

おそらく、

 

「両方の相互作用」

 

でしょう。

 

以上、

近畿中央病院のことを、

かわいそうに思った話でした。

 

そんなことを思ったのは、

後にも先にも、

この一度限り。

 

冒頭にも書いた通り、

近畿中央病院を去った今は、

そんな気持ちは一切ありません。

 

「ロクでもない病院だから、ロクでもない患者しか来なくて、しょうもない意見を言われて、ざまあ見やがれ」

 

と思っています。

天罰?私に理不尽なことを言った患者の末路Vol.1 - 看護部本日モ反省ノ色ナシ (hatenablog.jp)

天罰?私に理不尽なことを言った患者の末路Vol.2 - 看護部本日モ反省ノ色ナシ (hatenablog.jp)

久々の投稿・結核再々発?!

久々の、

そして2023年初めての投稿となります。

 

この年末年始は、

12月30日が仕事納めで、

12月31日~今日1月3日の4日間は、

休みです。

 

看護師時代では、

考えらえないことです。

 

近畿中央病院を退職した2020年~2021年、

そして翌年の2021年~2022年の年末年始は、

無職の状態でしたので、

もちろん時間的にはゆっくりしていました。

 

しかし、

2020年~2021年の年末年始は、

先行きが不安で、

気は休まりませんでした。

 

2021年~2022年の場合は、

今のところへの就職が決まっていたので、

気分的には幾分楽でした。

 

今回の年末年始はと言いますと、

新しい仕事を頑張った充実感と、

逆に疲労を蓄積によって、

寝正月となっております。

 

4日間の休みもあっという間に過ぎ、

明日は仕事始めです。

 

その仕事に関しては、

思うところがありますので、

また別の機会に詳しく話します。

 

それでは本題へ。

 

久々の、

そして2023年最初の話題は、

このブログを始めた本来の目的である、

私の結核罹患に関することです。

 

まず、

おさらいをしておきます。

 

まず、

2019年12月に、

結核への罹患・発症が発覚しました。

 

原因は、

近畿中央病院6階西病棟に入院していた、

F野さんという患者から、

結核をうつされたことです。

 

つまり

 

「労災」

 

です。

 

F野さんは、

入退院を繰り返していた、

いわば「常連さん」でしたが、

最終的に結核を発症していることが発覚し、

専門病院(私が入院したところ)に転院するまでは、

野放し状態でした。

 

2019年年末より、

2020年2月半ばまで、

治療のため入院。

 

その後は、

外来通院で再発の有無を確認。

 

1度目の投薬治療が終了したのが、

2020年の9月末でした。

 

その後も、

外来通院を続けていましたが、

2021年8月に再発。

 

9月初旬まで、

入院となりました。

 

投薬は、

2022年5月頃まで。

 

以後、

4週間に1回の外来通院で、

フォロー中でした。

 

そんな、

2022年10月半ば、

仕事を終えて帰ろうとすると、

通院している病院からの、

着信があることに気付きました。

 

折り返すと、

主治医の先生から、

 

「10月8日に提出した、痰の培養検査が生えてきた(菌が増殖してきた)。確定ではないけど、確定するまで、仕事は休むほうがベターだ」

 

と言われました。

 

頭の中が、

真っ白になりました。

 

せっかく、

仕事が軌道に乗ってきたというのに・・・。

 

この電話がかかってきたのが、

確か水曜日だったと思います。

 

週末の休みになるまで、

木・金と、

あと2日あります。

 

この時点で、

まだ有給休暇を付与されていなかったので、

休むとなると、

どこかの休みを動かして、

休む必要がありました。

 

そして、

その代わりに、

動かしたところを、

勤務しなければなりません。

 

そんな事情も考慮した結果、

私はあえて主治医の提案を、

無視することにしました。

 

今のご時世、

私は常にマスクをしていますし、

周囲の人も、

ほぼマスクをしています。

 

不織布のマスクでは、

結核菌の侵入は防げません(N95マスクが有効)が、

患者たる私の対応は、

コロナ禍以前より、

サージカルマスク(不織布)が通常なのです。

 

しかも、

通常の免疫力がある人なら、

結核菌をはねのけることができると言われており、

また、

万が一罹患したとしても、

発症することはないと言われています。

 

それに、

私の仕事は、

それほ他人と接することもなく、

接するとしても、

健康な人ばかりなので、

相手にうつることは、

ほぼ皆無と言ってもいいのです。

 

いろいろ言っていますが、

一番の理由は、

再々発を認めたくなかったのです。

 

それに、

もうひとつ、

理由がありました。

 

10月22日に、

大学時代の女友達と、

大学時代を過ごした地(その友達の地元)で、

7年ぶりに会うことになっていたのです。

 

それには、

どうしても行きたかったので、

再々発を認めたくなかったというのが、

本当の一番の理由でした。

 

主治医曰く、

確定診断までには、

1~2週間を要するとのこと。

 

もし、

再々発が確定し、

入院となったら、

行けなくなってしまいます。

 

まずは、

姉に報告しました。

 

そして、

次に、

元・近畿中央病院の呼吸器内科の医師で、

今は別のところに行った、

私の病状を心配してくれているYMGC先生に、

連絡をしました。

 

すると、

 

「再々発でないことを願います」

 

という返事が返ってきました。

 

次に、

この怒りの矛先を、

近畿中央病院に向けようと、

事務方の寺内広に、

メールを送りました。

 

「こんなに、何度も再発したら仕事にならない。近畿中央病院を恨みます」

 

と。

 

しかし、

2023年1月3日現在、

返事はなし。

 

私は、

近畿中央病院で12年も働いたんですよ。

 

しかも、

結核をうつされた挙句、

退職に追い込まれた。

 

一言、

何かあってもいいようなものです。

 

それが無視です。

 

これが、

自称

 

「患者さまにとっても医療スタッフにとってもやさしい病院」

 

なのですから、

聞いて呆れます。

近畿中央病院 (kich.itami.hyogo.jp)

 

私、

数々の病院のHPを見てきましたが、

こんな病院としていや社会的に当たり前のことを、

自ら謳っているのは、

近畿中央病院だけです。

 

前にも言いましたが、

誰も言ってくれないから、

自ら言うしかないのでしょう。

 

もしこれが本当なら、

私は退職に追い込まれることもなかったでしょうし、

看護師が次々辞めることも、

それこそ、

近畿中央病院が、

吸収合併により消滅することも、

なかったでしょう。

 

話を戻しますと、

久々の友達との再会、

そして大学時代を過ごした地の訪問ということもあり、

1泊するつもりで、

宿を取っていました。

 

その日は、

何やらイベントがあるらしく、

苦労してやっと確保したのですが、

確定診断がついて入院になると、

行けなくなってしまいます。

 

しかも、

キャンセル料が、

高くなってしまいます。

 

しかたなく、

確定診断が出る前に、

せっかく確保した宿をキャンセルし、

もし行けるとしたら、

日帰りで行くことにしました。

 

その、

キャンセルした直後に、

主治医から連絡があり、

結核の再発ではなく、

グラム陽性か陰性の杆菌だったそうで、

入院は不要とのことでした。

 

これで、

友達に会いに行くことができるようになり、

一安心でした。

 

しかし、

失ったものも大きく、

7年ぶりの再会で、

最大限時間を取りたかったのに、

2度と宿を確保することができず、

日帰りすることになりました。

 

このことについても、

後日詳しく話したいと思います。

 

結局、

この杆菌の検出も、

この時1度限りで、

11月の定期受診の際に提出した喀痰検査では、

検出されませんでした。

 

主治医も、

原因がわからず、

頭を抱えていました。

 

これが、

昨年10月下旬に起きた、

結果再々発の疑いの顛末でした。

 

このブログを読んでいただいている方の中には、

ごくごく少数ですが、

結核に対する知識が乏しいのか、

私の主張に否定的な方が居ます。

 

しかし、

きちんとした、

結核の知識を持てば、

そんなことは言えないはずなのです。

 

今後も、

私は、

結核の再発に怯えて、

暮らさなければならないのです。

 

そして、

再発→入院となれば、

仕事が立ち行かなくなり、

収入が途絶えてしまいます。

 

そうなって、

誰が助けてくれますか?

 

私の主張を否定した人が、

私の生活を保障してくれますか?

 

言うのは簡単です。

 

しかし、

現実は違うのです。

 

こうなったのは、

やはり、

本来病院内に居てはならない結核患者を放置し、

その結果、

私を罹患・発症に至らしめた、

近畿中央病院の責任なのです。

 

雇用側が、

職場の衛生環境を整え、

職員を保護するのは義務です。

 

その義務を怠り、

落ち度のない職員を、

一生苦しむ疾患に罹患させたことは、

大きな罪です。

 

その罪に対する謝罪も補償もしない、

近畿中央病院が消えゆくのは、

当然のことなのです。

 

近畿中央病院の者たちは、

伊丹市民病院との合併を、

対等合併と思っているようですが、

外来と病棟を伊丹市民主導、

人間ドックを近畿中央病院主導となった時点で、

吸収合併であることは明らかです。

 

前出の、

YMGC医師が、

まだ近畿中央病院に在籍している時、

メールで

 

「今、近畿中央病院は閑古鳥が鳴いていて、吸収合併という言葉が、職員から出るようになった」

 

と言われていました。

 

私は、

そんなこと、

合併話が決まった頃から思っていました。

 

やはり私には、

 

「先見の明」

 

があり、

見る目があるようです。

 

そんな私を、

みすみす手放した近畿中央病院は、

本当に

 

「アホ」

 

だと思います。

 

まあ、

近畿中央病院など、

こちらから

 

「願い下げ」

 

ですがね。

年末のご挨拶

本年は、

弊ブログをご愛顧いただきまして、

誠にありがとうございました。

 

7月以降、

投稿が途絶えてしまい、

申し訳ありませんでした。

 

決して、

ネタが尽きたわけではなく、

情熱を失ったわけではありません。

 

むしろ、

その逆です。

 

やっと、

新しい仕事も落ち着いて、

そろそろ投稿を再開しようかと思っています。

 

その際には、

ご一読の程、

よろしくお願いいたします。

 

来年も、

どうかよろしくお願いいたします。

この差は一体何なのか?!/ほぼ同じ待遇の2つの組織

またもや、

長らく投稿が開いてしまって、

申し訳なく思います。

 

普段、

普通の投稿が出来ない分、

ショートネタの投稿を、

したいところなのですが、

医療ネタは、

ショートネタでは収まらないことが、

ほとんどなのです。

 

今回は、

私が初めて就職した病院と、

その後転勤した病院、

その2つの病院と、

近畿中央病院の、

比較を、

結婚と出産という観点から、

見ていきたいと思います。

 

以下の文章では、

最初に就職した病院と転勤した病院を、

便宜上まとめて、

 

「最初の病院」

 

と表現します。

 

最初の病院も近畿中央病院も、

詳細は忘れましたが、

結婚時も出産時も、

ほぼ同じ待遇だったと思います。

 

結婚時には、

 

「結婚休暇」

 

が与えられ、

それと年次休暇(有給)を使って、

結婚式と新婚旅行を行うのです。

 

近畿中央病院では、

最大9連休まで取得可能なので、

十分結婚式・新婚旅行を、

まかなえました。

 

最初の病院でも、

ほぼ同じか、

若干良い待遇だたと思います。

 

出産時に関しては、

最初の病院では、

妊娠が判明した時点で、

夜勤が免除となり、

勤務所間も短縮(8:30~15:30)でした。

 

そして、

出産前に産休となり、

出産後1年間、

有給で休みを取得できました。

 

これが、

 

「育児休暇」

 

育休です。

 

育休明けも、

一定期間時短勤務(8:30~15:15)になります。

 

近畿中央病院においても、

ほぼ同じ待遇でした。

 

ただ、

近畿中央病院の場合、

1年を超えても、

育休の取得は可能でしたが、

2年目以降は、

たしか無給だったはずです。

 

育休後の時短勤務に関しても、

ほぼ同じだったように思います。

 

ただ、

やはり組織の違いがあるので、

多少の違いがあります。

 

例えば、

最初の病院では、

妊娠が判明したら、

すぐに夜勤が免除になっていましたが、

近畿中央病院では、

そのあたりが病棟師長と本人の話し合いなのか、

結構お腹が大きくなっても、

夜勤をしていた人が居たように思います。

 

このあたりは、

組合の強弱によるところも、

大きいのかもしれません。

 

以上のように、

2つの組織は、

結婚・出産の関して、

ほぼ同じ待遇なのです。

 

この待遇は、

他の病院と比べたら、

良い部類に入ると思います。

 

ですから、

最初の病院では、

この待遇を利用する人が、

ほとんどでした。

 

しかし、

近畿中央病院においては、

この権利を行使することなく、

結婚や妊娠を理由に、

退職する人が、

多かったように思います。

 

この違いは何なのか?

 

そこには、

人間関係、

つまり片山・藤崎・井上のような輩の存在や、

日頃の業務のハードさ、

そして、

看護部によるこの用紙の存在があるでしょう。

 

この用紙の関しては、

以前に語っているので、

以下のリンクから確認してください。

労働に関する法律違反・近畿中央病院 - 看護部本日モ反省ノ色ナシ (hatenablog.jp)

 

この用紙のせいで、

近畿中央病院の看護師は、

自由に退職をできない状況にあったのですが、

さすがに結婚や出産を理由にされたら、

退職を受理せざるを得なくなります。

 

中には、

全然予定もないのに、

その理由を提示して、

辞めていった人も居ました。

 

近畿中央病院とは、

嘘をついてでも辞めたいと、

看護師に思わせるところなのです。

 

ですから、

嘘をついて辞めた人を、

私は責める気にはなれず、

むしろ同情します。

 

そういえば、

ちょっと話は脱線しますが、

上記の用紙に、

地元(出身地)に帰ることを理由として記し、

わずか3年で年度末に退職した看護師が居ました。

 

あの、

小池と同期の看護師です。

 

優秀な看護師でしたが、

結構遠くから来ていたので、

致し方ないかと思っていました。

 

しかしその後、

別のルートから、

近畿中央病院を退職後、

すぐに大阪の病院に、

就職したとのこと。

 

まあ、

同期や、

仲の良い同僚には、

本当のことを話していたのでしょうが、

上司や先輩である私には、

嘘をついて辞めたということです。

 

もちろん、

近畿中央病院を辞めてから、

次を探したのではなく、

次を決めてから辞めたようです。

 

要は、

この用紙の存在もあって、

多くの看護師が、

嘘をついてでも辞めたい。

 

それが、

近畿中央病院というところです。

 

大事なことなので、

何度でも言います。

 

あと、

看護師の業務はハードで、

切迫流産になる人が多いのですが、

その割合も、

最初の病院よりも、

近畿中央病院のほうが多かったように思います。

 

統計をとっていたわけではないので、

あくまでも私の印象ですが・・・。

 

近畿中央病院では、

大半の妊娠した看護師が、

多かれ少なかれ、

産休に入るまでに、

切迫流産で入院していたように思います。

 

中には、

切迫流産で入院し、

そのまま産休に入った人も。

 

如何に、

近畿中央病院の業務がハードで、

精神的ストレスが大きいかが、

見てとれます。

 

私が所属した部署は、

他の部署と比べて、

妊産婦さんに優しかったと思うのですが、

片山・藤崎・井上のような者が、

病棟師長のわからないところで、

妊産婦さんに意地悪をしていたのを、

私は覚えています。

 

藤崎の場合は、

自分を慕っている者に対しては、

優しくするのに、

そうでない者や、

気に入らない者に対しては、

徹底的に意地悪をしていました。

 

そして、

切迫流産で入院や休養に追い込むのです。

 

私が居た部署は、

こういう一部の人間だけなので、

まだマシなほうです。

 

他の部署では、

病棟師長が率先して、

妊産婦さんを、

退職に追い込もうとしていたようです。

 

いずれにしても、

近畿中央病院というところは、

せっかく良い待遇であるのに、

その権利を行使することで、

上司からも同僚からも疎まれてしまう、

組織なのです。

 

そして、

嘘をついてでも辞めたい組織です。

 

大事なことなので、

何度でも言います。

 

このような良い待遇も、

数年後の伊丹市民病院への吸収合併で、

変わっていくことでしょう。

 

少なくとも、

現状維持はあり得ず、

待遇としては、

今より若干悪くなるのではというのが、

私の個人的な考えです。

 

これから、

近畿中央病院への就職を考えている、

今後結婚・出産を考えている人は、

今一度考えた方がいいと思います。

ショートネタ・番外編・時事ネタ/元内閣総理大臣・安倍晋三逝去

みなさんもご存じの通り、

内閣総理大臣安倍晋三さんが、

凶弾に倒れ、

帰らぬ人となりました。

 

卑劣な犯行で、

まったくをもって、

許すことができないことです。

 

意見があるのなら、

暴力に訴えるのではなく、

言葉で伝えて、

議論するべきです。

 

容疑者は、

おそらく初犯で、

被害者が1人ではあるものの、

安倍晋三さんは、

総理大臣を歴任した要人です。

 

死刑はないにしても、

昨今の処罰感情の高さから、

無期懲役もあり得るでしょう。

 

刑務所とは、

一般の人が想像している以上に、

厳しいところだそうです。

 

容疑者は、

今後起訴されれば、

被告となりますが、

刑務所で、

己の身勝手で短絡的な行動の結果を、

おおいに反省するとともに、

安倍さんのご冥福を、

祈り続けてほしいと思います。

 

犯人も許せませんが、

亡くなった人のことを悪く言う輩は、

もっと許せません。

 

いろいろあったかもしれませんが、

安倍さんは、

理不尽に襲撃され、

無念な死を遂げたのです。

 

心の中で思うのは勝手ですが、

公に口にするのは、

人間としていかがなものかと思います。

 

改めまして、

安倍晋三さんの、

ご冥福をお祈りします。

医療ネタと警察ネタの融合/それは拾得物横領罪もしくは占有離脱物横領罪では?

このブログは、

本来、

私の労災による結核罹患と、

その後の近畿中央病院の対応、

ならびに、

看護師を中心とした、

医療の裏側を語ることが、

その目的です。

 

しかし、

警察が絡むネタが好評なことから、

今回は、

医療ネタと警察ネタ、

そのふたつが融合した話題を、

話していこうと思います。

 

これは、

私が救命救急センターに在籍していた時に、

医師から聞いた話です。

 

ですから、

私が直接体験したことではありませんので、

その点はご了承ください。

 

救命救急センターには、

その特殊性から、

交通事故で搬送されてくる患者が、

少なくありませんでした。

 

ある時、

交通事故の患者が運ばれてきました。

 

スクーターの単独事故で、

20歳前後の若い男性でした。

 

事故なので、

一応警察が調べるのですが、

この事故は、

夜中(か朝方)だったため、

当初から飲酒運転によるものだと、

疑われていました。

 

警察としては、

その客観的証拠が必要です。

 

警察は、

医師に対して、

血液サンプルの提供を求めます。

 

この時は、

個人情報保護法の施行前でしたが、

警察からの要請とはいえ、

おいそれと、

血液サンプルを渡すことは、

はばかられました。

 

本当に、

血液サンプルがほしいのであれば、

令状的なものを取り、

適切な手順を踏めば、

問題はないはずです。

 

しかし、

その手順を踏むのが面倒なのか、

警察はそれをやりません。

 

口頭の要請のみで、

医師から血液サンプルを提供してもらおうと、

食い下がります。

 

さすが、

警察内カーストの最底辺と言われる、

交通課です。

 

医師も医師で、

易々渡すことはもちろんできませんが、

かといって、

できるだけ捜査には協力したいと思っています。

 

ではどうするのか。

 

医師は、

警察官の目の前で、

 

「捨てまーす」

 

と言って、

血液の入った容器(スピッツ)を、

ゴミ箱に捨てます。

 

それを、

警察官が、

ゴミ箱から拾って、

持ち帰る。

 

こういった方法で、

医師から警察に、

血液サンプルが渡るのです。

 

医師から警察に、

そのまま手渡したら問題だが、

捨てたものを拾って持ち帰るのは、

問題ないという理論です。

 

まさに「茶番」です。

 

しかしこれは、

表題にも書いたような、

 

「拾得物横領罪」もしくは「占有離脱物横領罪」

 

に該当しないのでしょうか。

 

確かに、

私腹を肥やすための行為ではありません。

 

しかし、

一般人が、

他人のゴミ袋を漁って、

中のものを持って帰ったら、

罪に問われるのですから、

以上の警察の行為も、

犯罪行為に当たるはずです。

 

法律を、

自分たちの都合のよいように解釈・運用するのも、

警察という組織が、

日常的に行っていることです。

 

本来は、

法律を遵守し、

厳格に運用することが求められる、

いちばんの組織なのにです。

 

ある意味、

我々一般人よりも、

法律を侵しているといっても、

過言ではないでしょう。

 

警察よ、

一般人に、

重箱の隅をつつくような取り締まりをする前に、

自分たちがその見本となるように、

振る舞うべきです。

ショートネタ・私の偏見①/レクサスは運転が下手

「レクサス」

 

といえば、

日本のトヨタ自動車が展開する、

高級車のブランドです。

 

今や、

日本が世界に誇る、

自動車ブランドといっても、

過言ではありません。

 

高級車ということで、

その車を所有・運転する人は、

おそらく金持ちであろうことは、

想像できます。

 

しかし、

残念なことに、

そんないい車に乗っているにもかかわらず、

全員とは言いませんが、

大半のドライバーが、

決して運転が上手くない、

はっきり言えば

 

「下手」

 

なのです。

 

車の持つ性能のおかげで、

上手く見えはしていますが、

それはあくまでも、

車のおかげなのです。

 

今日、

話すのにいい例があったので、

話します。

 

私は、

扇町通の曽根崎東交差点を、

東向きに信号待ちしていました。

 

すると、

向かい側の西向きの、

右折レーンに、

ウインカーを出さずに、

止まっているレクサスが居ました。

 

そう、

レクサスは、

ウインカーを出さない奴も多い!

 

車線変更で、

ウインカーを出さないから、

危うく事故りそうになったことが、

過去に何度もあります。

 

それで、

ラクションを鳴らしたら、

逆ギレする始末。

 

そんなもん、

お前がどっちに行こうとしているのか、

ウインカー出さんとわからんわ!

 

話を戻すと、

この時点で嫌な予感がしていました。

 

(こいつ、私が直進するより先に右折するのでは?)

 

予感は的中しました。

 

しかも、

早いスピードで、

私の直進を邪魔しないようにするのならまだしも、

ゆっくりと、

他のすべての交通を邪魔するような感じで。

 

あ・ほ・か!

 

金持ちやから、

高級車やから、

何しても許されると思ったら、

大間違いやで!

 

恥をかかせてやろうと思い、

ラクションを鳴らし続けてやりました。

 

まあ、

向こうは自分のことしか考えていないから、

何とも思っていないでしょうが。

 

直進が優先で、

右折は、

直進を妨害しないようにするのは、

教習所で習うことです。

 

誰や、

こんな奴に免許あげた奴は!

 

このような傾向は、

レクサスに限らず、

他の高級車に乗っている者にも、

多く見られます。

 

改めて言います。

 

あなたたち富裕層の運転が上手く見えているのは、

車の性能のおかげであって、

あなた自身の腕が良いわけではありません。

 

私は、

自分自身で、

運転が上手いとは思いませんが、

基本的なことは守って運転しています。

 

しかし、

同じ土俵、

つまり同じ車を与えられたとしたら、

そんな輩よりは、

はるかに上手に運転する自信があります。

 

そういえば、

こんな話もあります。

 

私の前を、

チンタラ時速30キロで走っているレクサスが居たから、

追い越したら、

逆ギレして、

追い越し返してきました。

 

「そのスピード出せるんやったら、最初から出せや!」

 

と思いました。

 

何回も言います。

 

金持ちやから、

いい車に乗っているから、

何をしてもいいわけではありません。

 

そして、

あなたの運転が上手く見えるのは、

腕が良いからではなく、

車の性能のおかげです。

 

勘違いは、

改めましょう。

 

さらに腹が立つのは、

そういう場面に、

警察が居ないことです。

 

他の通行を邪魔して右折するのも、

ウインカーを出さないのも、

立派な違反です。

 

「こういう奴を検挙しろや!」

 

と思ってしまいます。

 

以上、

私の偏見でした。

 

もちろん、

レクサスその他高級車に乗っている人で、

マナーの良い人が居るとは思いますが、

マナーの悪い人が目立ってしまうのです。

 

「ショートネタ」

 

と言いながら、

少し長くなってしまいました。

ショートネタ・警察ネタ

以前投稿した、

警察ネタが大変好評でした。

警察の失態/やる気あるのか? - 看護部本日モ反省ノ色ナシ (hatenablog.jp)

 

まだネタがあるので、

今後投稿したいと思います。

 

今日は、

最近思うことを。

 

春の交通安全週間の時、

警察が取り締まりを強化するのは、

わかる気がします。

 

しかし、

仕事で車に乗っていると、

交通安全週間が終わり、

ドライバーの気が緩んでいると思われる時期のほうが、

取り締まりが厳しいように思います。

 

ですが、

国民の安全のためというよりも、

自分たちのためにしているようにしか、

私の目には映りません。

 

なぜなら、

一般的にこの時期は、

警察における、

ボーナス査定の時期と言われています。

 

つまり、

自分の懐をあたたかくするために、

必死になっているようにしか思えないのです。

 

確かに、

仕事は、

自分そして家族が、

生きていくために、

お金を稼ぐためにするものです。

 

しかし、

公務員たるもの、

自分のためでなく、

国民のために、

仕事をしてもらいたいものです。

 

だいたい、

検挙数でボーナスが上がるというのは、

変な話です。

 

そのために、

普段なら見逃すような軽微な違反も、

この時期は厳しく検挙するというようなことも、

見受けられます。

 

まったくをもって、

理不尽な話です。

 

今後、

具体例を挙げていきたいと思います。

 

 

ショートネタ・「あなたたち、お給料を頂いているのよ」

新人看護師に、

コレを言うベテラン看護師を、

時々見かけます。

 

しかし、

免許を持って、

仕事をしている以上、

給料を貰うのは当然のこと。

 

じゃあ新人は、

無給で働けとでも言うのか?

 

給料を貰っている以上は、

責任を持って働けという意味かもしれないが、

新人が仕事ができないのは当たり前。

 

新人が、

新人の時から、

ベテランと同じ仕事ができるわけがないし、

もしできたとしたら、

ベテラン看護師のキャリア(経験)とは・・・

という話になると思います。

 

久々登場の藤崎のように、

新人の頃指導者の指導を全然聞かず、

新人の頃から

 

「自分はできる」

 

と自分で思っていたような輩が、

後輩を指導する時は、

厳しくするのだから、

まったくをもって意味がわからない。

 

数ある職業の中で、

先輩が新人にこんな言葉を浴びせかけるのは、

きっと看護師だけだと思う。

 

そりゃ、

2年も3年も経って、

仕事ができなければ、

言ってもいいかもしれない。

 

しかしその時は、

 

「給料ドロボー」

 

と言ってやろう。

 

そして、

こんな言葉を新人に浴びせかけるベテランに限って、

実は仕事ができない人や、

ひと癖もふた癖もあるひとばかり。

 

常識を持ち合わせている人は、

決してこんなことは言わない。