看護部本日モ反省ノ色ナシ

看護師を中心に医療界の変なエピソードを話していきます

私は看護師をしておりますが まあおよそ一般社会では通用しないことがまかり通る それが看護師の世界です そんな看護師のエピソードとともに 医療界(病院)の変なことも話していきたいと思います

上司に「器用」と評された不器用な男の話+α

昨日土曜日も、

仕事でした。

 

仕事自体は、

看護師の時のように、

同僚に邪魔されることがなくて、

そういう意味では、

ストレスが無くて良いです。

 

この仕事を始めて、

1ヶ月が過ぎましたが、

よくよく考えたら、

まともに仕事をするのが、

ほぼ2年ぶりになるので、

疲れが出ています。

 

少し前にも言いましたが、

お金を稼ぐということは、

簡単ではないのです。

 

「このままでいいのか」

 

日々、

自問自答しています。

 

ただ、

看護師に戻ることはないし、

仕事自体は、

看護師よりも格段に楽しいです。

 

だから、

戻ることはないのです。

 

それでは本題。

 

私は、

自分で自分のことを、

決して器用ではないと思っています。

 

はっきり言えば、

あらゆる面において、

不器用な方だと自覚しています。

 

ただ、

時間をかければ、

大抵のことはできるようになります。

 

運転免許も、

MT(マニュアル)で取りました。

 

仮免を取る時に、

その前1ヶ月開いてしまったこともあって、

1度落ちましたが、

あとは順調でした。

 

このブログで、

何度か登場した、

FJMTという男が居ます。

 

私が、

最初に就職した病院の、

同期の看護師です。

 

このFJMT、

要領が良いせいか、

上司や先輩から、

高い評価を得ていました。

 

それはそれで、

悪いことではないと思います。

 

しかしそれが、

間違った評価になっていることには、

納得がいかないのです。

 

FIMTは、

当時の病棟看護師長MRMTから、

 

「FJMTさんは器用ですから」

 

と評されていました。

 

しかしFJMTは、

同期の私、

そしてHMMT君からみれば、

なんなら私より不器用でした。

 

その根拠を2つほど。

 

まず1つ目。

 

FJMTは、

運転免許を、

AT(オートマティック)で取りました。

 

普通車のMTが、

ほぼ絶滅している現在、

全然おかしいことではありません。

 

しかしFJMTは、

合宿で、

しかも最初は、

MTで取りに行ったのです。

 

しかし、

元来の不器用さゆえ、

合宿期間内に、

卒業ができないことになりました。

 

それで、

教習所側から、

ATに転向するように、

打診されたのです。

 

通いと、

合宿の違いはありますが、

私はMTで取れました。

 

昨年末に取得した、

今の仕事に関する資格2つも、

実技を伴うのですが、

この歳で、

滞りなく取得できました。

 

ATは、

ゲーム感覚なので、

器用さは必要ありません。

 

このことに、

余談があります。

 

FJMTは、

結婚して、

病院を辞めて、

鹿児島に行きました。

 

理由は、

嫁の実家が、

種子島で、

ただ種子島では、

再就職先がないので、

鹿児島市内に、

新居を構えたのです。

 

鹿児島では、

自家用車が必要なようで、

購入したようです。

 

もちろん、

AT車を。

 

単に、

鹿児島市内で乗る分のは、

それでいいのです。

 

しかし、

嫁の実家である種子島では、

MT車が主流らしく、

嫁ですら、

MTで免許を取得していたようです。

 

車を購入する際も、

嫁は、

MT車を希望したようですが、

FJMTに合わせて、

AT車にしたのです。

 

以前に、

HMMT君が、

FJMTと共に、

結婚前に、

嫁の実家の種子島に行った話を、

したかと思います。

 

その際、

嫁の両親は、

まもなく娘の旦那になることが確定しているFIMTよりも、

HMMT君のほうを、

気に入ったのです。

 

黒髪で、

真面目な風貌のHMMT君と、

金髪でチンピラのような風貌のFJMT、

どちらを気に入るかは、

一目瞭然です。

 

しかもHMMT君は、

嫁の実家のMT車を運転したことも、

気に入られる要因になったのです。

 

FJMTは、

運転できませんから。

 

そんなFJMT、

わざわざ安定した職場を辞めて、

鹿児島に行き、

子供も儲けたにもかかわらず、

離婚して、

1人大阪に舞い戻っているようです。

 

2つ目のエピソード。

 

私は、

就職した年に、

HMMT君と共に、

スノーボードを始めました。

 

HMMT君は、

スキー経験があったのですが、

私はウインタースポーツをするのが、

まったくの初めてでした。

 

スノーボードとスキーは、

まったく違うと言いますが、

やはりスキーが出来ると、

多少のアドバンテージがあります。

 

しかも、

HMMT君は、

私より運動神経がはるかに良いので、

すぐに上達しました。

 

私は、

まともに滑れるようになるのに、

2~3年要しました。

 

子供の頃から、

運動が苦手だった私にしては、

よくやったと思います。

 

その、

なかなか滑れない時期に、

FJMTが、

そのことを弄ってきました。

 

それだけ弄るのですから、

FJMTは、

出来るのかといえば、

そうではありません。

 

スノーボードはしたことがなく、

スキーを少しやったぐらいだそうです。

 

そして、

私は行かなかったのですが、

HMMT君とFJMT、

あと数名で、

スキー場に行ったそうです。

 

HJMTは、

レンタルでスキーを借りて、

やり始めたそうですが、

まったく滑ることができず、

大半の時間を、

ロッジで過ごしたとのこと。

 

こんな人物に、

弄られる筋合いなど、

まったくないわけです。

 

しかも、

看護師長MRMTの、

 

「FJMTさんは器用ですから」

 

は、

FJMTに対する間違った評価にとどまらず、

暗に私のことが、

不器用だと言いたかったのです。

 

私は、

時間をかけてでも、

出来るようになる努力をします。

 

一方のFJMTは、

まず、

私ができることなら、

自分にも出来るだろうと思うのです。

 

そして、

出来なければ、

努力をすることもなく、

放り出してしまいます。

 

私とFJMT、

この両者を、

人材としてどちらが評価されるべきかといえば、

自分で言うのもおかしいですが、

私だと思います。

 

その、

一目瞭然な結果が覆るのが、

看護師という世界なのです。

 

よほど、

看護師という職業の人間には、

人を見る目がない者が多いかということです。

 

見ていないようで、

人のことをよく見ていると感じたHYSDでさえ、

井上裕貴のイカサマ性には、

気付かなかった・・・というか、

まんまと騙されたのですから。

人を見る目のあるやつはどこに居るんだ!・近畿中央病院/病棟師長HYSDの場合① - 看護部本日モ反省ノ色ナシ (hatenablog.jp)

人を見る目のあるやつはどこに居るんだ!・近畿中央病院/病棟師長HYSDの場合② - 看護部本日モ反省ノ色ナシ (hatenablog.jp)

 

以上2つが、

上司や先輩から、

 

「器用」

 

と評価されているFJMTが、

如何に不器用であるかという検証でした。

 

ここからは余談です。

 

私は、

FJMTの結婚式の2次会に呼ばれたのですが、

行きませんでした。

 

まず、

嫁と付き合っていることは、

HMMT君から聞いていて知っていたのですが、

FJMT本人からは、

一言も聞いていませんでした。

 

しかも、

同期なのですから、

呼ぶなら、

最低限披露宴からでしょう。

 

私より後輩で、

FJMTと一緒に働いたことが無い男性看護師でも、

披露宴に呼んでいるのですから、

よほど私のことを、

下に見ているということでしょう。

 

HMMT君を通して、

FJMTが、

 

「来てほしい」

 

と言っていると聞きましたが、

その希望を聞き入れることは、

ありませんでした。

 

私は、

よほど同僚から信用がないのか、

誰と付き合っているとか、

結婚するとか、

仕事を辞めるとか、

重要な相談をされたことがありません。

 

しかし私は、

自分で言うのもおかしいですが、

適切な助言ができる自信があります。

 

私のブログを、

すべて読んで読んでいただければ、

それがわかると思います。

 

私の助言を聞くことがなく、

悪い方向に行ってしまった人も、

何人か居ます。

 

人の意見は、

幅広く聞き、

流されることなく、

最終的には自分で判断することが、

重要です。

 

この時話しましたが、

藤本には、

8万円以上のお金を貸してきて、

未だに返金されていません。

「何しとるんや!」「着替えとるんや!」/疑う相手を間違う男・T崎K三 - 看護部本日モ反省ノ色ナシ (hatenablog.jp)

 

それを、

結婚の祝儀だと思えば、

私も幾分救われます。

 

ただ、

離婚したので、

まだもやもやが残っています。

 

本当は、

昨日このブログをあげて、

今日別のことを書こうと思っていたのですが、

安定の

 

「寝落ち」

 

で、

できませんでした。

 

ですから、

プラスアルファ、

したいと思います。

 

この前、

脱サラで失敗して、

自殺を図った男の話をしました。

脱サラで失敗した男の話/反対意見は真摯に受け止めるべき! - 看護部本日モ反省ノ色ナシ (hatenablog.jp)

 

この時に、

書きそびれたことを書きます。

 

この男、

命が助かったことを、

感謝することはなく、

こう言い続けました。

 

「なんで助けたんや。ここで死んでやる」

 

他の看護師は、

受け流したり、

寄り添うような言葉をかけたりしていましたが、

私は、

いい大人の幼稚な言動に辟易していたので、

こう言いました。

 

「ここは病院なので、例えここで自殺を図っても、全力であなたの命を助けます。そもそも、あなたが自殺のしかたを間違えたんでしょ?借金取りの見ている前で飛び降りても、死なれたらお金返ってこないから、救急車を呼ぶでしょう。しかも細い隙間から飛び降りたら、衝撃が吸収されて、死なないのは明らかです。もしどうしても死にたいのなら、退院したあとに、誰も居ないところでやってください。そうしたら、我々が助けることはありません。それでも、家族は悲しむでしょう。死んで、あなたは楽になるかもしれませんが、残された家族が、あなたのつくった借金を背負うことになるのです。それでいいのですか?」

 

私がこう言ったあと、

男は、

私に対しては、

何も言わなくなりました。

 

そう、

何事も人のせいにする人間には、

良いことなどおとずれないのです。

 

自分の言動には責任を持ち、

もし失敗したら、

自分で責任を取るのが、

社会人たるものです。