看護部本日モ反省ノ色ナシ

看護師を中心に医療界の変なエピソードを話していきます

私は看護師をしておりますが まあおよそ一般社会では通用しないことがまかり通る それが看護師の世界です そんな看護師のエピソードとともに 医療界(病院)の変なことも話していきたいと思います

いや、もちろん頑張りますが・・・

昨日の土曜日は、

仕事でした。

 

前日が、

祝日で休み。

 

今日も休みなので、

昨日1日だけポツンと仕事でした。

 

ですから、

昨日投稿しようと思っていたのですが、

昨日も寝落ちしてしまいました。

 

昨日は、

だいぶ仕事を頑張ったので、

仕方がないのかもしれませんが、

やはり年々、

無理がきかなくなってきているのでしょう。

 

それでは本題。

 

このブログでも、

以前に触れたことがあると思いますが、

救命救急センターに在籍していた時、

月に1~2回ほど、

放射線科に、

応援に行くことがありました。

 

これは、

放射線科の看護師は、

夜勤がないため、

救命救急センターにおいて、

救急外来の夜勤をします。

 

救命救急センターの看護師と2人で、

救急外来の業務に当たるのです。

 

その代わりに、

救命救急センターの看護師が、

昼間の放射線科の業務を手伝います。

 

放射線科での手伝い先は、

血管造影室(アンギオ)と、

内視鏡室(胃カメラ・大腸ファイバー)でした。

 

内視鏡室には、

妊婦さんが行っていました。

 

なぜなら、

看護師における、

放射線科の管理範囲内ながら、

放射線を使わないからです。

 

しかも、

業務内容が、

比較的軽いので、

妊婦さんの負担が、

軽減できるのです。

 

救命救急センターには、

50余名の看護師が在籍していたので、

割合途切れ目がなく、

妊婦さんが居ました。

 

それで、

自然と、

内視鏡室に応援に行くのは、

妊婦さんということになりました。

 

ということで、

それ以外の人が、

アンギオ室に行くことになります。

 

ひと月に、

平日は20日ほどあります。

 

救命救急センターには、

50余名の看護師が居たので、

単純に考えたら、

ふた月に1回しか、

応援はまわってこないはずです。

 

しかし、

私は、

ほぼ月に2回行っていました。

 

なんなら、

週1回、

行くこともありました。

 

私は、

救命救急センターで、

必要とされていなかったのか・・・

 

アンギオ室は、

大きな病院だったので、

3室ありました。

 

頭部の部屋、

心臓の部屋、

そして腹部の部屋です。

 

救命救急センターからの応援の場合は、

原則心臓の部屋の業務に、

つくことになっていました。

 

理由は、

頭部と腹部の部屋は、

看護師ひとりで業務につくのですが、

心臓の部屋は、

ふたりでつくからです。

 

つまり、

救命救急センターからの応援者と、

放射線科看護師のふたりで、

業務につくので、

本職である放射線看護師が、

慣れない救命救急センター看護師の、

フォローができるのです。

 

しかしながら、

私は、

よく頭部の部屋・腹部の部屋も、

担当しました。

 

その理由は、

よくわかりませんが、

原則から外れることをされて、

疑問に思ったものです。

 

しかし、

いろいろなことを経験できるというのは、

私にとってプラスになるので、

良いほうに考えることにしました。

 

実際、

ここで、

腹部のアンギオを経験していたことで、

近畿中央病院の検査部門で、

腹部のアンギオを担当するのに、

役立ちました。

 

心臓についても然りです。

 

やはり、

若いうちに、

いろいろな経験をしておくことは、

なにかしらの役に立つのです。

 

ちなみに、

アンギオ室の勤務体制は、

リーダー1名・頭部アンギオ担当1名・心臓アンギオ担当2名(うち1名は救命救急センターより応援)・腹部アンギオ担当1名の、

計5名でした。

 

ただ、

すべての部屋が同時稼働するのは、

週1回だけでしたので、

他の4日は、

4名で業務を行っていました。

 

リーダーは、

主に主任が担当していましたが、

たしか主任が2人居て、

そのうち1人は、

能力的に劣っていたので、

リーダーはしていませんでした。

 

その代わりに、

仕事のできるベテランが、

その任についていましたが、

私は、

その人から、

こんなことを言われたことがありました。

 

「(私の名前)君、今日頑張ってや。今日のメンバー見たらわかるやろ?」

 

つまり、

本職たる放射線科の看護師よりも、

応援できている私のほうが、

期待されていたということです。

 

放射線科は、

ギリギリの人数で業務を行っていたので、

看護師長も、

実務を行っていました。

 

しかし、

この人物は、

あまり業務はできなかったらしく、

ベテラン看護師は、

期待していなかったようです。

 

アンギオ室には、

この看護師長は、

滅多に来ませんでしたが、

リーダーではなく、

メンバーとして働いていました。

 

以上のことを総合すると、

私は、

救命救急センターでは、

あまり期待されておらず、

放射線科では、

期待されていたようです。

 

実際、

放射線科のベテラン看護師や主任から、

 

「うちに来る?」

 

と言われたことがありました。

 

期待されるのは、

嬉しいものです。

 

そして、

期待されたら、

もちろん頑張りますし、

与えられた仕事を一生懸命やるのが、

私の信条ですが、

私は、

あくまでも応援要員です。

 

私を、

主要メンバーに考えるのは、

違う話だと思います。

 

放射線科は、

ほとんどがベテラン看護師で、

中には、

能力に劣る人も居ました。

 

それを、

それで諦めるのではなく、

その人たちの底上げをするのが、

私に期待するより先ではないかと思います。

 

ただ、

それまでに散々やってきた結果、

無理だったのかもしれません。

 

しかし、

応援の私が、

すぐにやるのが楽しくなったぐらいの業務です。

 

若くて、

吸収が早いからといえばそれまでですが、

ベテラン看護師には、

それまでの経験があるのですから、

少し頑張れば、

できるはずです。

 

手術室の業務ができずに、

退職を選んだ私が言うのは、

何なのですが、

アンギオ室の業務は、

ベテランでも、

全然覚えることができます。

 

当時のその病院は、

強力な組合に守られて、

高待遇な条件下で働くことだけに、

終始している看護師が居たことも、

また事実です。

 

特にベテラン看護師のごくごく一部は、

定年までのらりくらり働ければいいと思って、

スキルアップをする気など、

さらさら無い感じでした。

 

看護師は、

それではダメでしょう。

 

看護師は、

一生、

少なくとも、

定年退職のその日まで、

勉強をして、

スキルアップすることが求められると、

私は思います。

 

看護師を辞めた私に、

こんなことは言われたくないかもしれませんが、

人の命を預かるのですから、

向上心を持って、

仕事をしてほしいと思います。

 

私も、

看護師は辞めましたが、

今の仕事にも、

活かせることが多いので、

看護師の勉強自体は、

続けたいと思っています。