看護部本日モ反省ノ色ナシ

看護師を中心に医療界の変なエピソードを話していきます

私は看護師をしておりますが まあおよそ一般社会では通用しないことがまかり通る それが看護師の世界です そんな看護師のエピソードとともに 医療界(病院)の変なことも話していきたいと思います

もうちょっと法律を勉強してね/看護師EVと藤崎、そして看護師長・看護部長、多分主任・副看護部長も

2014年のある土日祝日のいずれか、

私は日勤でした。

 

その時、

個室のとある女性の担当だったのですが、

この女性認知症があって、

入院生活に耐えられないということで、

前日入院してきたにもかかわらず、

熱も下がっているというおとで、

退院することになりました。

 

家族が付き添っていたので、

退院の処理をして見送ったのですが、

昼前になって電話がかかってきました。

その女性の家族からでした

 

「腕に何かあるんですけど」

 

点滴用の留置針を、

抜かないまま帰してしまったのです。

 

僕としたことが!(ちゃんとインシデントレポートは書きました)

 

家族にお詫びをして、

昼休憩の時に家に伺って、

針を抜く旨説明して、

電話を切りました。

 

もう7年も前のことなので、

うろ覚えなのですが、

たしかこの日私はリーダーでした。

それで、

同じチームのメンバーだったか、

相手チームのリーダーだったEVならびに藤崎に、

この件を報告しました。

すると、

2人口を揃えて、

「勤務中に病院から離れるのは違反ではないか」と言い出したのです。

 

この時、

私は今ほど労働に関する法律に詳しくなかったので、

反論はできませんでした。

でもたしか、

休憩時間は自由に使ってよかったはずでした。

 

しかし、

そのことを2人に確信を持って示せなかったので、

しかたなく、

相手方と再度時間調整をしました。

勤務終了後、

すぐにその女性の家を訪問して、

針を抜いて帰ってきてから、

看護記録等残務を行うことにしました。

 

この時は、

コレで終わりました。

すぐに、

法律を調べることもしませんでした。

 

しかし、

後に労働に関する法律を勉強した時に、

この件が出てきました。

やはり、

私が思っていた通り、

仕事中における休憩時間は、

自由に使ってもいいのです。

例え、

病院外へ出るにしても、

上司に許可を得る必要はないのです。

 

EVならびに藤崎が、

この件を知らなかったことを責めることはできませんが、

労働者である以上は、

自分に有利になることとして、

ある程度勉強しておいてほしいと思います。

 

ヒラの看護師はともかく、

役職の付いている人は、

知っていて然るべきでしょう。

 

ある時、

看護師長・古川睦が、

「銀行に行く用事があるから看護部長に言ってきた」と、

許可を得たアピールをしていたことがありましたが、

そんな許可を得る必要はないのです。

人の上に立つ看護師長として、

それぐらいは知っていてほしいものです。

 

看護部長も看護部長で、

例え古川が許可を求めてきても、

「休憩時間は法律で自由に使っていいことになっているから、許可は不要」と言えるほどの、

労働に関する知識を身に着けておくべきです。

それがなかったということは、

看護部長もそのことを知らなかったということで、

上司として失格だと思います。

その看護部長こそ、

前田正美なのです。

 

労働者は、

自分の身を守る手段として、

上司は人を雇って仕事をしている側の人間として、

労働に関する法律を勉強しましょう。