看護部本日モ反省ノ色ナシ

看護師を中心に医療界の変なエピソードを話していきます

私は看護師をしておりますが まあおよそ一般社会では通用しないことがまかり通る それが看護師の世界です そんな看護師のエピソードとともに 医療界(病院)の変なことも話していきたいと思います

それはあなたへの注意ですよ!/気付かない看護師と、また理不尽なことをする放射線技師

本当は、

昨日投稿するつもりでしたが、

今日になってしまいました。

 

私が、

近畿中央病院に就職して、

外来の検査部門に配属された時、

検査部門の責任者だった、

主任の話です。

 

この人、

NSKW主任といいます。

 

「お母さん」

と言う感じの人で、

話すのと、

世話を焼くのが好きな人で、

私は嫌いではありません。

 

しかし、

若干世話を焼き過ぎるというか、

若干空回りするというか、

そういうところが、

玉に瑕です。

 

このNSKW主任は、

私より先に、

病棟に異動になりますが、

その後、

後を追うように、

私も同じ病棟に異動になります。

 

その病棟で、

唯一知っている人物で、

いろいろ教えてもらえたので、

助かりました。

 

お世話になったので、

そう言う点では、

先に述べたように、

嫌いではありません。

 

しかし、

納得のいかないエピソードは、

いくつかあります。

 

今から話すエピソードは、

そのうちのひとつです。

 

放射線科の、

午前中の仕事のひとつに、

胃透視の介助があります。

 

胃透視とは、

わかりやすく言えば、

バリウムの検査です。

 

検査前に、

消化管の動きを抑えるために、

ブスコパンを注射したり、

胃を膨らませるための、

発泡剤をのんでもらって、

検査台まで案内するのと、

検査終了後の案内をするのが、

看護師の仕事です。

 

検査自体は、

放射線技師が行います。

 

今は、

胃透視よりも、

胃カメラで直接観察するほうが主流ですが、

近畿中央病院には人間ドックがあって、

胃透視と胃カメラを、

選択できるようになっています。

 

その関係で、

胃透視も、

一定の需要があります。

 

胃透視は、

2つの部屋で行っていて、

もう片方の部屋担当の看護師と協力しながら、

すすめていきます。

 

検査中は、

放射線技師が器械の操作を行う、

操作室に、

放射線技師と2人で居ます。

 

この検査の時の放射線技師も、

一部の輩は、

自分のことを医者と同等にぐらい思っているのか、

看護師に、

医者がするように、

いやそれ以上に命令します。

 

理不尽な話です。

 

検査中、

人間ドックの兼ね合いで、

検査が途切れることがあります。

 

放射線技師によっては、

医者気取りなのか、

 

「次来たら呼んで」

 

と言い残して、

放射線技師の詰所に戻ったり、

そのまま操作室に居て、

看護師と話して過ごすなど、

その人や状況によって違います。

 

私は、

放射線技師が話しかけてきたら、

もちろん話しますが、

近畿中央病院に来て間がなかったので、

自分から話しかけることは、

まずありませんでした。

 

もし、

放射線技師が、

話しかけてこなかったり、

一旦退室した場合は、

午後からつく検査の準備を、

やり始めていました。

 

先ほど、

操作室には、

看護師と放射線技師の2人で居ると言いましたが、

その時々で、

別の検査についていた看護師が、

検査が終わって、

時間を持て余して、

その部屋に来ることもありました。

 

そして、

看護師同士で話すことがありました。

 

もちろん、

仕事中ですので、

仕事に関する話です。

 

もし、

検査中であれば、

放射線技師の邪魔にならないように、

小声で話しますし、

基本的には、

検査中は、

話すのは控えていました。

 

私は、

それぐらいの常識は持ち合わせています。

 

そんなある日、

NSKW主任が、

私にこう言ってきました。

 

「(私の名前)君、胃透視時に話したら、技師さん(放射線技師)が検査に集中できないから、控えるようにして」

 

いやいや・・・

 

私は、

上記に書いたように、

よほどのことがない限り、

検査中に話すことはありません。

 

例えば、

何か仕事上のトラブルが発生して、

その解決をはかるために、

話をしなければならないような時は、

小声で話すようにしています。

 

なのに、

なぜこんなことを言われなければならないのか・・・

 

考えたところ、

ひとつの結論に達しました。

 

それは、

この放射線技師からの苦情は、

NSKW主任に向けられたものではないかということです。

 

どういうことか。

 

NSKW主任は、

前述のように、

基本的に悪い人ではありません。

 

ただ、

周りの状況を考えずに、

突っ走るところがあって、

検査中であろうが構わず、

看護師に大きな声で、

話しかけるのです。

 

NSKW主任は、

当時、

検査部門の責任者だったので、

同じく検査部門管轄の内視鏡室と、

放射線科を行き来して、

仕事の進行状況を確認したり、

仕事の調整をするなどしていました。

 

それに、

検査部門では、

緊急の検査依頼が入ることが、

多々ありました。

 

その緊急検査依頼は、

NSKW主任のPHSにかかってくるので、

即座に対応する必要があるのです。

 

ですから、

検査中に来て、

看護師に話しかけるのは、

致し方ないことです。

 

しかし、

NSKW主任は、

元々はきはきと喋る人なので、

それが放射線技師にとっては、

耳障りに感じることがあったのです。

 

何でもない時なら、

そんなことはないでしょうが、

検査中に限っていえば、

そう思っていたはずです。

 

実際、

放射線技師のHTNKが、

嫌な顔をしているのを、

何度か見たことがありましたが、

HTNKは小心者なので、

直接NSKW主任には、

モノを言えなかったのです。

 

私への注意を、

どの放射線技師がしたのか、

大方の見当はついていますが、

これは、

私への注意ではなく、

私への注意の名を借りた、

NSKW主任への注意と、

私は思っています。

 

NSKW主任に、

直接注意できないので、

私への注意という名目にして、

直接NSKW主任に言えば、

 

「人の振りみて我が振り直せ」

 

じゃないけど、

NSKW主任自身が、

言動を改めるのではと、

放射線技師は考えたのです。

 

しかし、

NSKW主任は、

それを額面通り受け取って、

私に注意してきたのです。

 

もちろん、

自分のことだとは、

微塵も思わずに。

 

一番問題なのは、

私はダシに使った、

放射線技師です。

 

来て間がない私なら、

文句を言わないだろうとでも、

思ったのでしょうか。

 

普段、

医者を気取っているのであれば、

NSKW主任に、

直接注意するべきです。

 

あの人は、

そんなまわりくどいことが、

理解できる人ではありません。

 

そして、

直接注意したら、

ちゃんと受け入れる人です。

 

長く、

NSKW主任と仕事をしている割には、

何もわかっていないのが、

近畿中央病院の放射線技師、

その中でも、

男性の放射線技師の、

一部の人間です。

 

前にも話しましたが、

女性の放射線技師のほうが、

サッパリしていて、

男前でした。

 

そして、

女性の放射線技師は、

医者気取りすることもなく、

看護師と協力して仕事を行っている考えが、

感じられました。

 

そう、

いつも言うことですが、

医者以外の医療職には、

優劣はなく、

横一線なのです。

 

NSKW主任もNSKW主任なら、

放射縁技師も放射線技師。

 

今回も、

私こと看護師が、

上司と放射線技師に、

理不尽な目に遭わされた話でした。