看護部本日モ反省ノ色ナシ

看護師を中心に医療界の変なエピソードを話していきます

私は看護師をしておりますが まあおよそ一般社会では通用しないことがまかり通る それが看護師の世界です そんな看護師のエピソードとともに 医療界(病院)の変なことも話していきたいと思います

部下を信用しない女・退院支援室主任・佐々木

今日のお話は、

初登場となる、

近畿中央病院の、

退院支援室に所属する主任看護師・佐々木です。

 

この人に、

この件があるまで、

悪い印象はまったくなかったのですが、

この一件で、

180度見方が変わりました。

 

まず、

病院の事情に疎い一般の方々のために、

説明をしておきたいと思います。

 

まず、

退院支援室について。

 

読んで字の如く、

入院患者の退院を支援する部署です。

 

これは、

 

「地域医療福祉センター」

 

という部門のいち部署で、

ここには、

退院支援室の他に、

地域医療室・総合医療相談室・入院支援室 という、

3つの部署があります。

 

入院支援室については、

私が、

結核に罹患して、

最初に入院したころに、

できたものと思われます。

 

私が、

外来検査部門から、

病棟に上がった時に、

一緒に働いた看護師が、

今そこに所属しているようです。

 

退院支援室と病棟は、

常に連携を取って、

患者がより良い形で退院できるよう、

調整をはかっています。

 

時に、

ひとり暮らしであったり、

身寄りがない場合、

また、

そうでなくても、

自宅で看るのが困難な場合に、

退院先の選定など、

調整が必要なのです。

 

そのため、

週に1回、

退院支援室のスタッフが病棟に来て、

カンファレンスを持ち、

その進捗状況や、

お互いにやるべきことを、

確認しています。

 

各病棟ごとに、

担当のスタッフが決まっていて、

私が最後に所属した6西病棟は、

件の佐々木主任と、

以前に1度登場した、

KWSMさんが、

担当していました。

言うことに一貫性のない男・古川睦 - 看護部本日モ反省ノ色ナシ (hatenablog.jp)

 

↑↑↑↑↑

この時登場したKさんが、

KWSMさんです。

 

退院支援室の看護師は、

この2人だけなので、

あとは、

MSW(医療ソーシャルワーカー)が、

その任に就いています。

 

説明はこれぐらいにして、

本題へ。

 

ある日、

私がリーダーをしていると、

佐々木主任から、

電話がかかってきました。

 

内容は、

こんな感じです。

 

「昨日、転院した○○さんの転院先から、CDーROMがなかったと言ってきた。病棟に残っていないか、確認してほしい」

 

まず、

転院が決まったら、

退院支援室が主治医に対して、

紹介状と、

放射線データ(レントゲン・CT・MRI等)等、

転院先が要求するものを、

作成依頼します。

 

放射線データは、

CD-ROMに焼かれます。

 

出来上がったものは、

一旦退院支援室に行ったあと、

担当者が病棟に持ってきます。

 

紹介状に関しては、

主治医から直接、

病棟看護師に渡されることもあります。

 

退院までに、

退院支援室の担当者から、

紹介状等が揃っているか、

確認の電話があることもあります。

 

これで、

漏れをなくすことになるのです。

 

一方の病棟は、

受け取った書類と、

看護要約など病棟で準備したもの、

薬剤師が用意した退院処方(薬)などを、

ひとまとめにして、

それ専用の置き場(かご)に置きます。

 

そして、

ひとまとめにしたものに、

 

「退院時チェックリスト」

 

を付けて、

揃っているものに、

チェックを付けます。

 

揃っていないものがあれば、

リーダー同士で申し送りをして、

退院日までに揃うよう、

関係先に働きかけます。

 

これだけするのですから、

まず漏れることはないのです。

 

私は、

探しましたがやはり無く、

病棟には残っていない旨を、

佐々木主任に伝えました。

 

すると、

佐々木主任は、

こう言いました。

 

「じゃあ、昨日転院を担当した看護師に確認してほしい」

 

昨日、

転院を担当した看護師は、

この時登場した、

OKDさんという、

若手の看護師でした。

リーダーの私に入院を取れというM上T子 - 看護部本日モ反省ノ色ナシ (hatenablog.jp)

 

OKDさんは、

私とは違うチームだったので、

どうやら前日は、

私のチームの応援だったようでした。

 

OKDさんは、

当日夜勤入りで、

佐々木主任から電話があったのが、

昼過ぎだったので、

もしかしたまだ、

寝ているかもしれません。

 

夜勤入りの者を、

早く起こすのは忍びないので、

私は佐々木主任に、

こう言いました。

 

「昨日、転院を担当した看護師は、今日夜勤入りなので、勤務に出てきてからじゃダメですか?」

 

これに対する、

佐々木主任の返答はこうでした。

 

「先方が、無くて困っているから、早急に確認してください」

 

いやいや・・・

 

転院したのは昨日。

 

しかも、

昨日の午前中です。

 

CD-ROMが無いのに気付くのが、

今日って、

おかしくないですか?

 

前日に気付いて、

連絡をしてきていたら、

転院を担当したOKDさんも居るわけで、

事はもっとスムーズに運んだはずです。

 

しかも、

翌日になって気付いたということは、

さほど急いでいないということではないでしょうか?

 

佐々木の返答には、

まったくをもって納得できませんでしたが、

しかたなく、

OKDさんに連絡を取る旨を伝え、

一旦電話を切りました。

 

そして、

OKDさんに電話をしましたが、

電話には出ませんでした。

 

おそらく、

まだ寝ていたのだと思います。

 

そもそも、

人の生死がかかわっているのならまだしも、

こんな用事で、

職場から電話をすること自体、

本来避けるべきことなのです。

 

そういう、

一般常識からかけ離れたことを、

平気で行わせるのも、

看護師という職業ならではのことだと、

私は思います。

 

時間を置いて、

2~3度かけましたが、

やはり出ませんでした。

 

その様子を見ていた、

とある看護師が、

 

「OKDさん、昨日ちゃんと渡していましたよ」

 

と言いました。

 

そりゃそうです。

 

ひとまとめになっているものを、

わざわざCD-ROMだけ外すのも面倒だし、

そんなことをしても、

何のメリットもありません。

 

最悪、

残っていたものを、

自分で持っていくハメになるかもしれません。

 

そんなこと、

意図的にするバカが、

居ると思いますか?

 

常識で考えたら、

わかる話です。

 

電話に出ないし、

どうしたものか思案していると、

佐々木主任から電話がかかってきました。

 

「先方から電話があって、CD-ROMあったそうです。よかったよかった」

 

いや、

何もよくありません!

 

まず、

自分の、

直属ではないにしても、

部下を信用していないから、

こういうことになったのです。

 

これは、

近畿中央病院の、

良くない部分で、

例え看護師にまったく落ち度がないとしても、

患者や家族からクレームがあったら、

事実関係を確認する前に、

まず謝ってしまうのです。

 

そして、

当事者を矢面に立たせて、

 

「悪いのはこの人です」

 

と言わんばかりの対応をするのです。

 

普通、

組織というものは、

個人を守るものです。

 

しかし、

近畿中央病院は、

組織を守り、

個人を売るのです。

 

私が、

結核にかかり、

退職に至った経緯をみたら、

一目瞭然だと思います。

 

今回の件は、

OKDさんを始め、

病棟には一切落ち度はありません。

 

転院先の確認不足、

ならびに勘違いなのです。

 

しかも、

 

「あった」

 

という連絡が転院先からあった時に、

佐々木主任は、

どういう返答をしたのでしょうか。

 

きっと、

 

「よかった」

 

の一言で終わったことでしょう。

 

そこは、

一言、

くぎを刺すべきではないでしょうか。

 

我々は、

多忙な中、

本来しなくていい、

CD-ROMを探す作業、

そしてOKDさんに電話をかけるという作業に、

時間と労力を割いたのですから。

 

転院先も転院先で、

 

「もっとよく探せや!」

 

という話。

 

その前に、

普通、

紹介状とCD-ROMは、

一緒に医師に渡すものなのに、

それがバラバラになること自体、

あり得ない話です。

 

問われるべきは、

そこだと思います。

 

最も許せないのは、

部下を信用しなかった挙句、

詫びの一言もなかった、

佐々木主任です。

 

お前の、

わけわからん電話で、

こっちは振り回されたんやからな!

 

その点について、

言ってやろうと思いましたが、

さっさと向こうが電話を切ったので、

言えませんでした。

 

所詮、

近畿中央病院で肩書のある看護師とは、

大半がこんなものなのです。

 

とにかく、

部下に謝らない。

 

今まで、

弊ブログで散々言ってきましたが、

上司たるもの、

部下に謝れてこそ、

信頼を得られるのです。

たまには良い話を 上司の鏡/看護師長・國久シゲコの場合 - 看護部本日モ反省ノ色ナシ (hatenablog.jp)

 

古川睦のように、

一貫性のない、

その場限りの対応で、

部下をバカにし続けていたり、

時には恫喝もするなど、

もってのほかです。