私史上最低の主任・片山 Vol.1
どうも、
「副師長」という言い方は慣れないので、
従来通り「主任」と言わせてもらいます。
25年以上も看護師をしていると、
多くの主任と仕事をしてきました。
特に以前働いていたところでは、
1部署に多くの主任が居たので、
なおさらです。
近畿中央病院は、
病棟においては主任は各2人のみ。
外来でも、
各セクションに1人ずつといった感じ。
そんな多くの主任の中で、
群を抜いて変だったのが片山です。
奴とは、
2014年度の1年しか一緒に働きませんでしたが、
こんな変な人は、
後にも先にもこいつだけです。
まず初対面から変でした。
まあ、
噂には聞いてましたが。
ファーストコンタクトは、
5階の病棟と6階の病棟を、
シャッフルして入れ替える時でした。
6階のからベッドまま5階に移動する患者が居て、
それを私と片山とで行うことになりました。
私が、
「よろしくお願いします」と言うと、
私に自分の名札を持って、
無言で私の顔のほうに向けたのです。
「名札を見ろ」ということです。
は?
普通、
初対面だし、
しかも主任なのですから、
「初めまして。主任の片山です。よろしくお願いします」とでも言うもんじゃないですか?
少なくとも、
それまで一緒に働いた主任は皆そうでした。
しかも、
私は年上で、
看護師経験年数も何年も上です。
肩書は私のほうが下ですが、
目上の者にすることですかね。
失礼極まりない以前に、
人としてどうかと思います。
エピソードはもうひとつあります。
私は、
1年の間に何度も患者から片山のクレームを言われました。
「なんやあいつ。あれで主任なんか。失礼な奴や」と。
前述の名札の件、
スタッフだけならまだしも、
患者に対してもしていたようです。
このような苦情を、
私は何度も受けました。
そしてその都度、
「代わりに私から謝るわ。本人には、私からよく言っておくから」と言って、
なんとかその場をおさめたものです。
それでも、
私は本人には言いませんでした。
今から考えれば、
本人のために言うべきでした。
言わなかったことで、
本人を増長させたのであれば、
私の責任ですし、
せっかく私を信用して言ってくれた患者に対して、
申し訳がありません。
なぜ言わなかったか。
その時は、
少しでもかわいそうに思ったからです。
でも、
今にして思えば、
奴にそんな慈悲は無用でした。
こいつのことは、
今後も話していきます。