看護部本日モ反省ノ色ナシ

看護師を中心に医療界の変なエピソードを話していきます

私は看護師をしておりますが まあおよそ一般社会では通用しないことがまかり通る それが看護師の世界です そんな看護師のエピソードとともに 医療界(病院)の変なことも話していきたいと思います

最低限の生活能力は身につけておいてください/副看護部長Lの場合

ひと昔前は、

「結婚は女性のしあわせ」なんて言われていました。

今は、

女性の自立や生活様式の多様化等で、

必ずしもそうとは言えなくなってきました。

 

私も、

そういう風潮を否定はしませんが、

個人的な意見を言えば、

女性も男性も1度は結婚してみるべきだと思っています。

 

かく言う私も、

1度の結婚歴もない独身ですが、

今でもあきらめたわけではありません。

 

看護師は、

自立する女性の先駆けともいえる職業で、

実際独身を通している方も少なくありません。

しかし、

独身を通すのであれば、

収入だけではなく、

最低限ひとりで生活できる能力は身につけておく必要があると思います。

 

私が、

最初に勤めた病院に、

名前を忘れたので「L」とさせていただきますが、

独身を貫いていた副看護部長が居ました。

母親とふたり暮らしで、

家事の一切は母親が行い、

Lは仕事をしてお金を稼いでいました。

そんなある日、

母親が突然亡くなったのです。

その日から、

家事もLにのしかかってくるわけですが、

食事をつくったこと、

その前にご飯を炊いたことも洗濯をしたことも風呂をわかしたこともなかったLは、

困り果てたそうです。

副看護部長なので、

収入にモノを言わせてなんとかなりますが、

将来のことを考えると、

なんでもかんでもそういうわけにはいきません。

 

食事について、

平日の夕方は、

職員食堂が営業していたので、

そこで食べていたようですが、

ここの営業のメインは昼の時間帯で、

夕方は昼の残りと麺類しかありません。

将来のことを考えて節約するのはいいことですが、

お金はあるはずなのですから、

もう少しなんとかならなかったものかと思います。

我々下っ端には、

副看護部長がそんなわびしい食事としているということは、

夢がありません。

 

お風呂については、

病院の風呂に入ることにしたようです。

この病院、

当時看護師は3交代制で、

24時間いつでも入れる大浴場を完備していました。

平日の昼間、

勤務が終わったあとに、

入浴して食事をして家に帰っていたようです。

 

その風呂に関しては、

ひとつエピソードがあって、

当時はまだナースキャップを被っていたのですが、

ナースキャップを被ったまま浴槽につかっていたとのこと。

誰も、

注意することができなかったそうですが、

洗髪する段階になって自分で気付いたらしいです。

 

独身を通して自立するのであれば、

もう少しカッコイイところを見せてほしいものです。

こんな人は特殊かもしれませんが、

看護師人口は多いので、

結構居るかもしれません。

あなたのまわりでも、

さがしてみてください。