看護部本日モ反省ノ色ナシ

看護師を中心に医療界の変なエピソードを話していきます

私は看護師をしておりますが まあおよそ一般社会では通用しないことがまかり通る それが看護師の世界です そんな看護師のエピソードとともに 医療界(病院)の変なことも話していきたいと思います

番外編・衆議院議員選挙+あの政党のお話

10月31日に、

衆議院議員選挙が行われました。

 

政治に、

興味しかない私は、

その講評をしたいと思います。

「政治に興味ある?」 バカにするな!/看護師・EVの場合 - 看護部本日モ反省ノ色ナシ (hatenablog.jp)

 

総論で言えば、

ほぼ私の思った通り、

いや希望通りの結果だったと思います。

 

「選挙は政党に対する審判」

 

と言われています。

 

特に、

衆議院議員選挙も、

小選挙区制になってから、

その要素が強くなっています。

 

今回の選挙で言えば、

自民党議席数を減らしましたが、

影響は最小限で済んだのではないでしょうか。

 

単独で、

過半数は確保しましたし、

公明党との連立で、

安定した議席数を得ることができました。

 

まずまずの結果でしょう。

 

幹事長の甘利氏が、

自らの落選と、

議席数の減少の責任を取り辞職しましたが、

結果だけみれば、

辞めるほどのことはなかったと思います。

 

ただ、

私の私見としては、

過去に問題があった甘利氏を、

幹事長に据えたこと自体が、

問題だったと思います。

 

甘利氏の落選は、

その審判の結果だと思います。

 

立憲民主党議席減は、

昨今の活動を見ていると、

致し方ない部分はあると思います。

 

ただ、

枝野氏の、

 

「与党と協力できる部分は協力する」

 

という、

今までの、

なんでもかんでも与党に反対する立場を、

翻したということは、

良いことだと思います。

 

しかし、

このことは、

無党派層には響かなかったのでしょう。

 

党首を辞任するとのことですが、

辞めるほどの議席減ではないように思います。

 

しかし、

旧民主党体制から脱却するためには、

上層部を刷新することが、

必要なのかもしれません。

 

次期党首には、

今までの面々ではなく、

フレッシュな人を、

選んでほしいものです。

 

特記するべきは2つ。

 

1つは、

小沢一郎の、

小選挙区での落選です。

 

結局、

比例で復活当選しましたが、

この人の力の衰えを、

表しているように思います。

 

この人が、

自民党を飛び出して、

新党をつくた頃は、

私も期待したものです。

 

しかし、

今となっては、

もう、

 

「昔の人」

 

でしょう。

 

もう1つは、

辻元清美の落選です。

 

比例復活もなかったようで、

その裏に、

維新の躍進もあったと思いますが、

それこそ、

国民の審判が下ったのです。

 

以前、

問題を起したのなら、

謙虚にしていれば、

結果は違ったと思います。

 

なのに、

辻元氏は、

ほとぼりがさめると、

何事もなかったように、

振る舞うようになりました。

 

政治の世界で、

女性が生き抜くためには、

強気な言動が必要なのは、

わからないでもないです。

 

しかし、

自分の過去の過ちを棚に上げて、

他者(自民党)を攻撃するのは、

違うと思います。

 

この機会に、

自分の言動を振り返り、

反省してもらいたいものです。

 

先に、

少し触れましたが、

維新の躍進も、

今回の選挙では、

注目するべきところです。

 

特に、

発祥の地・大阪では、

無双の強さを見せました。

 

この勢いが続けば、

立憲民主党に代わり、

将来野党第一党になるのも、

夢ではないと思います。

 

共産党が、

議席を減らしたことも、

ホッとしたところです。

 

自民党の不信任が増えると、

無党派層は、

良いことを言うこの党に、

投票しがちです。

 

そして、

一度は躍進をみせても、

その次の選挙では、

大きく議席を減らす・・・ということを、

ずっと繰り返しています。

 

それこそ、

国民審判の結果です。

 

こんな話があります。

 

私が、

2番目に働いた病院での出来事。

 

とある、

男性患者Aさんが、

入院してきました。

 

Aさんは、

天涯孤独で、

病気のため働くこともできず、

生活保護を受けていました。

 

ターミナル期の患者で、

できるだけ入院をしたくなかったので、

余命が少なくなったギリギリのタイミングで、

入院してきたのです。

 

その人が、

入院時に連絡先を聞いた時に、

こう言いました。

 

「自分のことは、〇〇議員のところに全部お願いしているから、何かあったらそこに連絡してくれ」

 

私は、

疑問に思いました。

 

果たして、

そんなことがあるのかと。

 

「〇〇議員」

 

が、

国会議員だったか、

府会議員だったか、

市会議員だったかは忘れましたが、

共産党の議員でした。

 

共産党の議員が、

生活困窮者のために、

生活保護の受給や、

公営住宅の入居に、

力を貸していることは知っていました。

 

しかし、

亡くなってからのことまでは、

さすがにやらないだろうと思ったのです。

 

Aさんの言う通り、

亡くなる前までは、

電話をすれば、

荷物を持ってくるなど、

してくれました。

 

しかし、

いざ亡くなって、

電話をすると、

 

「そんなの知りません」

 

の一言で終わりでした。

 

そりゃそうです。

 

生きていれば、

選挙の時、

 

「票」

 

になりますが、

亡くなってしまったら、

その票にならないからです。

 

Aさんの遺体の引き取りは、

決まりに則って、

行いました。

 

こんな話もあります。

 

入院中は、

投票所に投票に行けないので、

希望者には、

事務手続きをして、

病院で期日前投票を、

行うことができます。

 

ある時、

意識が朦朧とした患者が、

家族の希望だったと思うのですが、

期日前投票を希望しました。

 

手続きを行い、

 

「〇〇月××日の△△時に部屋に伺います」

 

と、

事務方が、

本人と家族に伝えました。

 

その当日、

それまで見たことのない人物が数名、

病室に居ました。

 

事務方が、

患者本人に、

投票する候補者(小選挙区)と、

政党名(比例代表)を尋ねると、

本人が答える前に、

その正体不明の数名が、

 

「候補者は☆☆さんで、政党は共産党でいいよね」

 

と言ったのです。

 

意識が朦朧としている患者本人は、

頷くしかありません。

 

それで、

事務方は、

投票用紙に、

代筆で記入したのです。

 

これが、

共産党の票の集め方です。

 

逆に、

こうでもしないと、

票が集められないということです。

 

確かに、

共産党の主張が通れば、

良い世の中になるのかもしれません。

 

それは理想です。

 

しかし、

世界情勢を鑑みると、

到底無理なことも、

たくさん言っています。

 

いや、

9割以上が、

無理なことです。

 

「投票するな」」

 

とは言いませんが、

せっかく投票するのであれば、

どこの政党が、

一番実行性ならびに実効性があるか、

もしくはその期待がもてるかを精査して、

行うべきです。

 

その結果が、

今回の選挙結果に、

如実に表れていると言っても、

過言ではないと思います。

 

旧民主党は、

政権を取っても、

何もできなかったではないですか。

 

結局、

今の立憲民主党の旗を振っているのも、

当時の人間です。

 

国民は、

バカではないのです。

 

それぐらいのことは、

わかります。

 

私は、

立憲推しではないですが、

与党が増長しないためには、

モノを言える野党が必要です。

 

今となっては、

維新に、

その期待をしてしまいます。

 

ね、

近畿中央病院の看護師EVさん。

 

私は、

政治について、

ここまで分析できるのです。

 

「政治に興味ある?」

 

など、

失礼な話ですよ!

 

みなさんも、

特に、

確固たる推し政党のない、

いわゆる

 

無党派層

 

の人は、

ただその場限りの判断で、

漫然と投票するのではなく、

投票した候補者が、

そして政党が、

次の選挙までの間に、

どんな働きをしたか検証した上で、

次は誰に・どこに投票するかを、

決めるようにしましょう。

 

決して、

誰かに言われるまま、

投票などしてはいけません。