看護部本日モ反省ノ色ナシ

看護師を中心に医療界の変なエピソードを話していきます

私は看護師をしておりますが まあおよそ一般社会では通用しないことがまかり通る それが看護師の世界です そんな看護師のエピソードとともに 医療界(病院)の変なことも話していきたいと思います

病棟単位の去就状況・近畿中央病院

以前に、

近畿中央病院の、

新人・若手看護師の、

退職状況について話しました。

新人看護師・若い看護師の退職状況/わかる範囲内で・近畿中央病院 - 看護部本日モ反省ノ色ナシ (hatenablog.jp)

 

今回は、

2018年8月の、

私が所属した病棟の勤務表を示して、

スタッフの去就について、

話したいと思います。

 

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まず、

今までこのブログに登場した人は、

その登場した表記で示します。

 

黒塗りになっている人は、

今まで登場していない人です。

 

水色の線より上は看護師、

下はヘルパーを示します。

 

3年数ヶ月で、

全スタッフ34名中、

8名が退職しています。

 

看護師は、

29名中6名(約20%)、

ヘルパーは、

5名中2名(40%)が、

退職しています。

 

なお、

定年退職の、

M上T子は、

計算外とします。

 

これは、

ちょっと異常な数字ではないかと思います。

 

如何に、

近畿中央病院が、

看護師の定着率が悪いかということを、

表していると思います。

 

大ベテランの退職は、

私だけですが、

中堅以下の若手の退職が、

大半を占めています。

 

これが、

 

「医療スタッフにとってやさしい病院」

 

というのですから、

滑稽というほかありません。

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「やさしい病院」

 

が事実であるならば、

辞める必要はないのです。

 

すべてが

 

「詭弁」

 

なのです。

 

こんなことを、

自ら言わないと、

誰も言ってくれないから、

自分で言うしかないのです。

 

これ、

 

「誇大広告」

 

に、

当たらないのでしょうか。

 

中途採用が、

定着しないのも、

近畿中央病院の伝統です。

 

上の勤務表でいえば、

私、

そして[22][28]が、

中途採用で辞めた者になります。

 

他を知っていると、

近畿中央病院が如何にダメダメかということが、

よくわかるのです。

 

そして、

退職したら、

2度と近畿中央病院に戻りたくないと思うのも、

退職した者の共通した考えです。

 

この時話した、

中堅どころで、

辞めた人も、

戻ってきた1人と、

残った1人を除いて、

そう思っています。

ナースコールを取らない看護師たち/それは職務放棄では? - 看護部本日モ反省ノ色ナシ (hatenablog.jp)

 

自分たちの思うように、

病棟を回していた者たちでも、

そう思うのですから、

私のように、

虐げられた挙句、

労災で病気になって、

退職に追い込まれた私が、

そう思うのは当然のことです。

 

「医療スタッフにやさしい」

 

どころか、

看護師を、

 

「使い捨て」

 

にしか思っていないのも、

近畿中央病院というところなのです。

 

「来るもの拒んで去る者追わず」

 

ですから、

看護師の絶対数が減るのは当たり前です。

 

正確に言えば、

若手が辞めると言えば、

看護部長は引き止めるそうです。

 

しかし、

私のように、

重症患者も看ることができて、

医療機器にも精通している者が、

しかも、

病院のせいで病気になった者が、

ポイ捨てされるのです。

 

看護師の世界とは、

本当に変な世界です。

 

ヘルパーもまた、

なかなか定着しません。

 

2015年、

私が一旦5階に降りてから、

再び6階に戻ってきた時には、

ヘルパーは豊富に在籍していました。

 

日勤には、

必ず3人以上のヘルパーが勤務していて、

夜勤も、

毎日必ず1人勤務する体制でした。

 

私が、

外来から病棟に上がった2011年は、

Koさん1人が、

月~金の昼間に居るだけだったので、

エライ違いです。

 

これは、

この時出てきた、

FKMT師長の功績

だと思います。

夜勤前日の日勤で他の病棟に応援に行かせる不可思議な采配 - 看護部本日モ反省ノ色ナシ (hatenablog.jp)

 

問題だったのは、

この時新人だった小池です。

 

ヘルパーが豊富だった時を経験しているので、

少なくなってからも、

なんでもかんでもヘルパーに頼むのです。

 

新人の時から、

楽をしてきたから、

中堅に差し掛かっても、

その癖が抜けないのです。

 

新人にとっては、

教育上あまり良くないことだったのかもしれません。

 

ヘルパーについて、

こんな話があります。

 

最初、

5階に異動になった時、

木~金~土の夜勤専従のヘルパー、

KTOKさんが配属されました。

 

この時、

初めてヘルパーの仕事を始めた人でしたが、

仕事もできて、

人間的にも良い人でした。

 

ですから、

一緒の勤務になった時は、

よく話しました。

 

ある時、

そのKTOKさんから、

相談を受けました。

 

「藤崎さんの当たりがキツいんです」

 

KTOKさんは、

良い人だし、

仕事もできるので、

そんな扱いをされる筋合いはないのです。

 

しかも、

藤崎よりも、

なんなら私よりも年上です。

 

いくら、

看護師とヘルパーという、

立場の違いはあれど、

目上の人なのですから、

敬意を示すべきです。

 

少なくとも、

私はそうしていました。

 

私が、

6階に戻ったあとも、

しばらく勤務していたみたいですが、

結局藤崎の件が原因となって、

退職してしまいました。

 

その後、

1度だけ電話で話しましたが、

別の病院で働いているとのことでした。

 

近畿中央病院よりはるかに楽で、

給料は逆に良いから、

 

「もう近畿中央病院には戻れない」

 

と話していました。

 

この構図は、

看護師と同じです。

 

近畿中央病院は、

他の病院への、

 

「ヘルパー供給施設」

 

でもあるのです。

 

藤崎は、

上の勤務表の、

[32]のヘルパー、

KMMRさんも、

もう少しのところで、

退職に追い込むところでした。

 

KMMRさんは、

週1回土~日の夜勤専従で、

この人も、

5階に一旦降りる前の6階の時から、

お世話になっていました。

 

この人も、

仕事ができて、

優しい人でしたが、

やはり藤崎から、

いわれのない仕打ちを受けていたようで、

夜勤の時に、

よく私に相談をしてきました。

 

そして、

マイホームを購入して、

遠くに引っ越したのを機に、

辞めることも考えたそうですが、

藤崎が異動になったこともあって、

思い止まったそうです。

 

このように藤崎は、

看護師のみならず、

仕事ができて、

人間的にも良いヘルパーまでも、

辞めさせようとする、

とんでもない人物なのです。

 

どういう経緯かはわかりませんが、

藤崎は近畿中央病院を辞めたので、

もうこんなことはないかもしれませんが、

井上のように、

 

「第2第3の藤崎」

 

は、

近畿中央病院に巣食っているので、

油断はできないでしょう。

 

私には、

もう関係のない話ですが。

 

仕事ができて、

人間的にも良い人が、

辞めていった例は、

他にもあります。

 

2015年、

MGRTさんというヘルパーさんが、

私が5階から6階に異動になった少しあとに、

採用されて配属されました。

 

どういうわけか、

FKMT師長に嫌われてしまい、

その腹心であるM上K子の、

いわれのない仕打ちを受けて、

結局辞めてしまいました。

 

M上K子の場合、

何かがあったから嫌っていたというのではなく、

自分が好きなFKMT師長が嫌っているから、

自分も嫌うようになったという構図です。

 

仕事では、

お世話になっていたはずなのに、

何かにつけて難癖をつけていたそうで、

本当にM上T子は、

 

「救いようのない奴」

 

と思いました。

 

このMGRTさんとは、

看護師のKiさん・非常勤の夜勤専従看護師(名前思い出せない)・私の4人で、

よく一緒に夜勤をしました。

 

ある時など、

ひと月の夜勤すべて、

この組み合わせだったこともありました。

 

この時に、

MGRTさんが、

M上T子の件を、

みんなに話したのです。

 

このMGRTさんも、

近畿中央病院を辞めたあとは、

他の病院に移り、

頑張っているようですが、

多分に漏れず、

 

「もう近畿中央病院には行かない」

 

と言っているそうです。

 

仕事が、

近畿中央病院より楽で、

給料が良くて、

M上T子のような人間が、

居ないからです。

 

仕事ができない人間を、

イビって辞めさせるのは、

1億歩譲って、

わからないでもないですが、

仕事ができて、

人間的にも良い人を辞めさせる神経は、

まったく理解できません。

 

結局は、

自分に返ってくるのですから。

 

そんなことが、

堂々と行われ、

まかり通っているのが、

近畿中央病院というところです。

 

もう1つ思い出しました。

 

2015年、

ヘルパーが充実していた時に、

NKJMさんという、

ヘルパーが居ました。

 

月~金の、

日勤のみの勤務でした。

 

ある年度末、

NKJMさんは、

別の病棟への異動を内示されました。

 

理由は、

異動先に居る、

夜勤のできるヘルパーとのトレードでした。

 

この時、

NKJMさんは、

あと1年で定年でした。

 

慣れている病棟で、

最後まで働きたいNKJMさんは、

この異動を拒否したそうです。

 

ヘルパー業務も、

病棟によって全然違うし、

人間関係も、

またイチから築くことになります。

 

あと1年なのですから、

NKJMさんの主張は、

ごく当たり前なことです。

 

しかし、

病院側は、

その拒否を認めませんでした。

 

そしてNKJMさんは、

そのまま退職して、

ヘルパーとはまったく違う仕事に、

転職しました。

 

こんなの、

あと1年のことなのですから、

本人の希望通りに、

してあげたらいいのではないですか?

 

非常勤だったから、

聞き入れなかったのかもしれませんが、

結局このしょうもない采配のせいで、

1人の熟練ヘルパーが退職したのです。

 

さらに、

私の病棟に、

トレードで来る予定だったヘルパーも、

来ないことになりました。

 

6階にとっては、

 

「踏んだり蹴ったり」

 

な結果になりました。

 

ヘルパーの人事を仕切っているのも、

看護部なのですが、

近畿中央病院の看護部は、

こんなことばっかりやって、

貴重な戦力を失っているのです。

 

今回のこの記事でも、

今までの私の主張の正当性を、

証明したことになったのではないかと思います。

 

近畿中央病院の、

看護師・ヘルパーの人材不足の原因は、

理不尽に人を辞めるに至らせる人物の存在があること。

 

そういう人物を、

近畿中央病院看護部が野放しにして、

なんなら擁護すること。

 

そして、

看護部の、

 

「人の見る目の無さ」

 

です。

 

私は今後も、

理不尽に辞めるに至った人のために、

このブログを続けていきます。

理不尽に辞めていった子たちへのレクイエム/今でも忘れられない新人看護師MSさん - 看護部本日モ反省ノ色ナシ (hatenablog.jp)