看護部本日モ反省ノ色ナシ

看護師を中心に医療界の変なエピソードを話していきます

私は看護師をしておりますが まあおよそ一般社会では通用しないことがまかり通る それが看護師の世界です そんな看護師のエピソードとともに 医療界(病院)の変なことも話していきたいと思います

新人看護師・若い看護師の退職状況/わかる範囲内で・近畿中央病院

今まで、

近畿中央病院において、

新人看護師が、

数年以内に退職してしまう話を、

散々してきました。

 

しかし、

具体的な数字を示さないことには、

話に現実味がないと思い、

今回は、

わかる範囲内で、

新人看護師と、

若い看護師の退職状況を、

話したいと思います。

 

少し前であれば、

もう少し資料があったのですが、

破棄してしまったので、

手元にある資料と、

私の記憶に基づいて話します。

 

なお、

近畿中央病院への在籍状況(「現在」)は、

特記がない限り、

私が労災での結核に倒れる直前の時点での話です。

 

2011年2月、

私が外来から病棟に上がった時、

新人は2名(SNさん・HRKWさん)居ました。

 

SNさんは、

2014年6月に退職したのですが、

これには、

片山が絡んでいます。

 

2013年に、

病棟再編により、

5階病棟と6階病棟をシャッフルして、

5階病棟と6階病棟を入れ替えることが、

発表されました。

なんでお前が仕切るねん!/今日のリーダーはワシじゃ!・片山 - 看護部本日モ反省ノ色ナシ (hatenablog.jp)

 

これで、

私を含めた元6階病棟の者の大半が、

5階に降りて片山と働くことになりました。

 

私は、

その時片山のことはほとんど知らなかったのですが、

若い看護師の間では、

 

「怖い主任」

 

として、

知れ渡っていたみたいです。

 

実際、

6階で一緒に働いていたYSDという看護師が、

シャッフルが発表されて、

片山と働くことが判明した時に、

 

「片山主任って怖いんですよね」

 

と、

私に言いました。

 

そう聞いた時点では、

他人に厳しい分自分にも厳しい人だと思っていたのですが、

それが間違っていたことは、

一緒に働いてわかりました。

 

単に、

「圧」で部下を支配する、

上司失格の人物でした。

 

片山と一緒に働くことがわかった時点で、

SNさんは一緒に働きたくなくて、

退職を申し出たのですが、

コレがネックとなって、

2014年3月末の退職ができなかったのです。

労働に関する法律違反・近畿中央病院 - 看護部本日モ反省ノ色ナシ (hatenablog.jp)

 

本当なら、

1日たりとも片山と一緒に働きたくなかったでしょうが、

このせいで、

3ヶ月弱働く破目になったのです。

 

ちなみにこの時、

SNさんの1年先輩になる、

ONSさん(2010年度新人)も辞めています。

 

理由は同じです。

 

それぐらい、

片山という人物は、

若い看護師の、

しかも部署を超えての、

 

「圧」

 

となっていたのです。

 

SNさんもONSさんは、

近畿中央病院退職後、

同じ病院に就職したようです。

 

HRKWさんも、

年度末となる2015年3月末に、

退職しました。

 

表向きの理由は、

 

スキルアップのために重症病棟を経験したい」

 

というものでした。

 

当時、

近畿中央病院には、

HCUはありませんでしたから、

理由としては真っ当なものです。

 

実際HRKWさんは、

他の病院のICUに行ったようです。

 

しかし、

片山のことが絡んでいることは明白です。

 

2009年度の新人(ONSさん)1名、

2010年度の新人(SNさん・HRKWさん)2名、

全員が退職しました。

 

3人とも、

若く優秀な看護師だったので、

残念でなりません。

 

2011年度の新人は、

MKさん1名だけでした。

 

彼女は、

まだ近畿中央病院に在籍しています。

 

2012年度の新人は、

HRGM・UMT、

そして前述のYSDの3人。

 

HRGMは、

できちゃった婚」で翌年に退職。

 

UMTも、

数年後には退職。

 

YSDのみが、

現在も在籍しています。

 

HRGMとは、

ほとんど話したことがなかったので、

どんな能力の看護師かはわかりません。

 

しかし、

戦力には十分なっていたと思います。

 

UMTは、

ギャルのような風貌とは裏腹に、

仕事はかなり出来ました。

 

一緒に夜勤をしたことも多く、

よく転職の相談を、

私にしてくれました。

 

優秀な看護師だったので、

本来なら止めるべきところですが、

その能力は、

近畿中央病院にはもったいないと思い、

相談に乗りました。

 

YSDは、

3人の中でダントツ、

 

「出来ない」

 

看護師です。

 

でも、

3人の中でダントツ、

自己評価の高い人物でもあります。

 

2013年度の新人は、

以前に何度も登場しているMSさん、

理不尽に辞めていった子たちへのレクイエム/今でも忘れられない新人看護師MSさん - 看護部本日モ反省ノ色ナシ (hatenablog.jp)

そしてKJT・IKOK・TNMの、

計4名です。

 

MSさんは、

先述のように、

藤崎のイジメにより、

新人の年に辞めてしまいました。

 

KJT・IKOKも、

数年後には退職。

 

TNMのみが、

現在も近畿中央病院に在籍しています。

 

辞めた3人は、

しっかり育てていれば、

必ず貴重な戦力になっていたはずです。

 

2014年度については、

はっきり思い出せないのですが、

3人ぐらい居たはずです。

 

そして、

すでに全員退職しています。

 

2015年度は、

YMNS・MRT・MSM・小池の4人。

 

私が、

1年で6階病棟に異動となった年です。

 

YMNSは、

2018年3月末で退職。

 

MRTは、

希望部署でない部署に異動となり、

体調を崩し病気休暇となった後、

2018年か2019年かは忘れましたが、

結局退職しました。

 

MSMも、

激務により体調を崩し、

他部署に異動の後退職。

 

小池のみが、

他部署に異動して、

現在も在籍しています。

 

ちなみに、

この時3年目(2013年採用)だった4人のうち、

3人が退職しています。

 

1人は2016年3月末。

 

1人は2016年6月末。

 

1人は2016年9月末。

 

残った1人は、

産休が絡んだこともあって、

残っています。

 

辞めた3人とは、

今でもSNS でやりとりがありますが、

みんな退職理由の1つに、

井上の存在を挙げています。

 

あと、

2015年に、

 

「1.5年目」

 

の看護師が1名居ました。

 

彼女は、

2014年3月末に、

某国立4年制大学を卒業して、

他の病院に就職して、

手術室に配属されたそうです。

 

しかし、

病棟で働きたいという希望で退職。

 

近畿中央病院に、

再就職をしたのです。

 

この看護師も、

2018年で退職しています。

 

2016年度の新人は、

4名居ました。

 

そのうちの1人が、

「MSさん」と同じぐらい忘れられません。

 

彼女のことも、

妹のようにかわいく思っていました。

 

1度だけ、

2人で食事に行きました。

 

MSさんとは行けなかったので、

とても嬉しく思いました。

 

もっともっと、

食事に連れて行ってあげたかったのですが、

彼女が結婚したことと、

あることが理由で、

それは叶いませんでした。

 

「あること」

 

というのは、

2年目となる2017年の初夏、

体調を崩して病気休暇に入り、

そのまま退職してしまったのです。

 

体調を崩す一因には、

あの井上の存在がありました。

 

奴の、

若い看護師に対する、

 

「圧」

 

により、

体調を崩し、

退職に至ったのです。

 

MSさんの時と、

同じ構図なのです。

 

彼女は、

他職を経験した後、

看護師になった努力家で、

きっと良い看護師になっていたと思います。

 

彼女の力になれなかったことを、

MSさんの時と同様、

今でも後悔しています。

 

他の看護師のうち1人は、

2018年3月末で退職しました。

 

あとの2人は、

近畿中央病院に在籍しています。

 

この2人は、

いいキャラクターをしています。

 

2017年度の新人は、

(KUN・OTN・MRMT)の3名。

 

KUNは、

近畿中央病院で一緒に働いた新人看護師の中で、

唯一の男性看護師でした。

 

今風の若者でしたが、

看護に対してまっすぐなところがあって、

良い奴だったと思います。

 

当初、

 

「憧れる先輩は井上さんです」

 

と、

トンチンカンなことを言って、

 

あいつだけはやめとけ」

 

と、

この時登場したKiさんに、

たしなめられていました。

大先輩を舐めすぎ/看護師・小池の場合 - 看護部本日モ反省ノ色ナシ (hatenablog.jp)

 

その後、

井上の本性を知り、

井上の過剰な指導に辟易したKUNは、

 

「地元に帰る」

 

という表向きの理由で、

わずか1年で退職しました。

 

OTNは、

この時に登場した子です。

ベテランの意見には耳を傾けるべし!/新人に言われて気付く前田正美そしてHYSD - 看護部本日モ反省ノ色ナシ (hatenablog.jp)

 

最初から、

井上のイジメのターゲットになり、

結局他の部署に異動となった後、

たしか前述のMRTと同じ時期に、

退職しています。

 

井上さえ居なければ、

きっと優秀な看護師になっていたことと思います。

 

MRMTも、

どうやら2020年の、

私が病気休暇から復帰する前に、

退職したようです。

 

2018年度の新人は3名。

 

1名は、

2019年の9月いっぱいで退職しています。

 

結婚して、

他の土地に行くのが理由で、

それは事実ですが、

居辛かったこともあると思います。

 

仕事ができなかったのも事実で、

他の同期2人とは、

かなり差がありました。

 

2年目になってからも、

指導者をつけなければならない状況でした。

 

しかし、

教える側にも、

 

「サジを投げている」

 

感があったので、

問題があったと思います。

 

2019年度の新人は3名。

 

たぶん、

今も在籍しているはずです。

 

以上をわかりやすく示すと、

 

【6階】

2009年度新人 ●

2010年度新人 ● ●

2011年度新人 〇

2012年度新人 ● ● 〇

2013年度新人 ● ● ● 〇 / 2015年に一緒に働く5階の新人 ● ● ● 〇

【5階】6階と5階のシャッフルで異動

2014年度新人 ● ● ●

【6階】

2015年度新人 ● ● ● 〇 / 「1.5」年目看護師 ●

2016年度新人 ● ● 〇 〇

2017年度新人 ● ● ●

2018年度新人 ● 〇 〇

2019年度新人 〇 〇 〇

 

というようになります。

 

「●」は退職、「〇」は在職を示します。

 

全36人中、

24人が退職したことになります。

 

今現在なら、

もっと増えているかもしれません。

 

しかも、

ほぼみんな3~4年以内にです。

 

結婚を理由にしている人も数人いますが、

大半はすぐに他の病院に再就職しています。

 

ここに書いたように、

近畿中央病院は、

他の病院への、

 

「看護師供給施設」

 

となっています。

「うちで育った子たちが他で活躍している」/まさに詭弁 近畿中央病院 - 看護部本日モ反省ノ色ナシ (hatenablog.jp)

 

「医療スタッフにとっても優しい病院」

 

であるならば、

こんなに辞めるはずがないのです。

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自己評価の高い近畿中央病院 - 看護部本日モ反省ノ色ナシ (hatenablog.jp)

 

「看板に偽りあり」

 

と、

言わざるを得ません。

 

こうやって、

数字で示すと、

今まで話してきた私の主張が、

正しいということを、

わかってもらえたと思います。

 

これは、

私が所属した部署限定の話なので、

他の部署もすべて足せば、

膨大な人数になると思います。

 

近畿中央病院とは、

そんな病院なのです。