昨日話した、
勤務表作成の続編です。
前回、
救命救急センター3人目の師長MRYMの、
勤務表を作るのが下手だということを、
述べました。
そのエピソードを、
話したいと思います。
私が、
救命救急センターに勤めていた当時、
その病院は、
「4週6休制」
でした。
労使交渉で、
隔週に、
必ず連休を付けることが、
決められていました。
しかし、
有給を使うなどして、
実質は、
4週8休となっていました。
本来なら、
土日を休みにするところですが、
看護師の世界なので、
そこは金土になったり、
日月になったり、
ひどい時は、
月火になることもありましたが、
それは許容範囲でした。
確か、
「上司の鏡」
が、
看護部の教育担当に異動して、
MRYMが、
着任した年の、
6月か7月だったと思います。
勤務表が出来上がったということで、
早速自分の勤務を確認しました。
すると、
私には、
その月1つも2連休がありませんでした。
すぐに、
MRYMに、
クレームを入れました。
するとMRYMは、
「これはわざとなんです。こうしないと、勤務が組めないんです」
と言いました。
私は、
「これは、決まりごとのはずです」
と、
反論しましたが、
まったく聞く耳を持ちませんでした。
私は、
捨て台詞のように、
「怒られても知りませんよ」
と、
警告しました。
後日、
MRYMから、
呼び出されました。
そして、
「(私の名前)さん、組合から怒られました。でも、組み直せないから、今月はこのまま行きます。来月以降、気を付けます」
と言いました。
案の定、
組合から、
怒られたようです。
だから、
言ったではないか!
その当時、
組合が、
絶大な力を持っていたので、
勤務表が、
取り決め通りに組まれているか、
組合もチェックしていたのです。
どの時点で、
チェックが入るのかは知りませんが、
おそらく、
病棟師長と看護部の間か、
看護部がチェックしたあとの、
いずれかだと思います。
師長がつくり、
自分でチェックした後、
主任のチェックが入り、
看護部のチェックが入り、
そして組合のチェックが入るのですから、
ミスは、
ほとんどなかったと思います。
今回の件を除いては・・・
チェックが多い分、
勤務表をつくる人のプレッシャーも、
相当なものだと思います。
そう考えると、
近畿中央病院の師長連中など、
チェックする人数が少ない分、
楽なはずです。
しかも、
看護部のチェック機能は、
まったくをもって、
機能していないのですから。
軽く目を通して、
承認の印を押して、
それで終わりです。
でなければ、
他の人は1つだけなのに、
私だけレク休(夏休みのようなもの)を、
2つ流すような事態には、
ならないと思います。
そもそも、
流すこと自体が、
異常事態です。
これが、
最初に働いた病院、
そして転勤した病院なら、
そんなことをしようものなら、
組合が飛んできます。
近畿中央病院では、
組合は弱体であり、
そもそも私は加入していなかった(職員の過半数が加入していない)ので、
チェックも無いでしょうが・・・。
それにつけこんで、
そういうことをしているとしたら、
古川睦は、
「狡猾」
と言わざるを得ません。
職員の権利を、
自己判断で、
無きものにするのですから。
これのどこが、
「スタッフにやさしい病院」→近畿中央病院のHPを参照してください
なのでしょうか。
甚だ疑問です。