看護部本日モ反省ノ色ナシ

看護師を中心に医療界の変なエピソードを話していきます

私は看護師をしておりますが まあおよそ一般社会では通用しないことがまかり通る それが看護師の世界です そんな看護師のエピソードとともに 医療界(病院)の変なことも話していきたいと思います

看護師の年末年始の勤務と手当の事情Vol.2/近畿中央病院の場合

前回は、

最初働いた病院のことについて話しました。

 

転勤した病院についても、

系列病院ということで、

手当面については、

まったく同じです。

 

今回は、

近畿中央病院について、

話したいと思います。

 

私が、

近畿中央病院に就職した当時は、

 

「年末年始手当」

 

というものが、

きちんと存在していました。

 

ただ、

最初働いた病院のように、

手厚いものではなく、

 

「雀の涙」

 

程度でした。

 

最初に働いた病院、

そして転勤で行った病院が、

破格だっただけで、

それぐらいの額が、

病院では普通なのかもしれません。

 

中には、

年末年始手当が、

一切ないところも、

少なからずあります。

 

出るだけ、

 

「マシ」

 

なのです。

 

実際、

病棟にあがったあと、

そ微々たる手当ではあるものの、

中堅の看護師が、

すすんで年末年始の勤務を、

希望していました。

 

近畿中央病院しか知らないから、

その額が、

当たり前と思っているからこそ、

できることだと思います。

 

何度も言うように、

 

「出ないよりはマシ」

 

というレベルですが、

看護師のモチベーションになっているのであれば、

それはそれでいいと思います。

 

そう、

年末年始に、

快く勤務してもらいたければ、

 

「金を出す」

 

のが、

一番の方法なのです。

 

そんなある時、

病院側から、

こんな通達が出されました。

 

「年末年始の手当てを廃止する」

 

は?

 

微々たる額でも、

手当てが出るから、

私も、

年末年始、

働いてきたのです。

 

それに、

家庭のある看護師を、

休ませてあげようという、

考えもありました。

 

独身で、

実家も近くにある私なら、

勤務しても、

影響がほとんどないからです。

 

そのあたりは、

上司たる病棟師長の、

采配によるところもあると思います。

 

とある師長は、

勤務希望を聞く時に、

このように聞いていました。

 

・年末年始とも勤務を希望する人

・年末休みたい人(年始働く人)

・年始休みたい人(年末働く人)

・年末年始とも休みたい人

・師長に任せる人

 

こうやって聞くのは、

いい方法だと思います。

 

ある時、

かわいそうだったのは、

小さい子供が居て、

年末年始、

家族で旦那さんの田舎に、

行く予定をしていた人が居ました。

 

当然、

年末年始に、

休みを希望していたのですが、

どういうわけか、

年末年始に勤務を入れられて、

交渉したものの覆らず、

しかたなく勤務していました。

 

旦那さんと子供が、

先に田舎に行って、

勤務が終わっら、

後を追いかけることにしたそうです。

 

こんなことで、

モチベーションが上がると思いますか?

 

ただでさえ、

普段年次休暇(有給)など取れないのですから、

こういう時に、

希望を聞いてあげてもいいと思います。

 

もちろん、

それには、

同僚の協力が必要です。

 

この時も、

病棟師長が、

同僚に交渉したと思います。

 

それでも、

無理だったということです。

 

勤務希望は、

全員に平等であるべきだとは思いますが、

こういう時、

やはり若手・独身で、

自由のきく看護師が、

率先して勤務するべきだと思います。

 

だから私は、

率先して勤務したのです。

 

はっきり言えば、

近畿中央病院に来てからは、

手当は、

 

「二の次」

 

でした。

 

少なくとも、

以前働いた病院では、

若手や独身の看護師が、

家庭のある看護師に、

配慮をしていました。

 

近畿中央病院では、

そんなことが、

希薄なような気がします。

 

これは、

近畿中央病院のというよりも、

今の若者の気質によるものだと思います。

 

また、

自己主張が強いという、

現代の若者の風潮も、

影響しているのだと思います。

 

「あの人だけ年末年始休みにするのは不公平だ」

 

という。

 

それでは、

ダメなのではなおのでしょうか。

 

「お互い様」

 

という気持ちで、

年末年始やお盆に、

家庭のある人に休みを優先し、

それ以外の時に、

休みを取るよにすれば、

いいのです。

 

そうしていたら、

自分が家庭を持った時に、

逆にそうしてもらえるのです。

 

ただし、

近畿中央病院においては、

新人の大半が、

家庭を持つどころか、

結婚する前に、

病院を去るので、

こういう構図は、

描けないのです。

 

本当は、

勤務希望において、

夜勤の希望をしてはいけない決まりでしたが、

私は、

年またぎで夜勤をする勤務を、

希望表に書き入れていました。

 

その結果、

3年連続で、

12月31~1月1日の、

夜勤をしました。

 

しかし、

2019年は、

希望したにもかかわらず、

1日ズレた夜勤になりました。

 

この時の病棟師長は、

古川だったのですが、

 

「夜勤の希望は聞かない」

 

という、

基本的な考えに基づいたのです。

 

しかし、

年末年始に関しては、

 

「働く」

 

と言っているのですから、

聞いてもいいのではないでしょうか。

 

「休む」

 

というのを、

聞けないというのなら、

わかるのですが。

 

ある年古川は、

どうしても勤務を組めない日があって、

その日休み希望をしている人で、

話し合うように言いました。

 

私は、

それには絡んでないのですが、

結局話し合いは、

難航しました。

 

すると、

古川は、

こう言い放ちました。

 

「もう、お前らの休み希望、一切聞かんからな」

 

勤務を組めないから、

イライラするのはわかりますが、

これは一番言ってはならないことだと思います。

 

これは、

 

「圧」

 

以外の何ものでもなく、

看護師のモチベーションを、

著しく低下させるものです。

 

結局、

この一言で、

誰かが折れて、

勤務をすることになったようですが、

この人も、

確か家庭のあった人でした。

 

そして、

融通がきくはずの若手が、

休みを勝ち取ったのです。

 

おかしな話です。

 

手当の話に戻しますと、

手当てをなくすといったのは、

病院ではなく、

その上部組織の、

公立学校共済組合だったようです。

 

近畿中央病院は、

 

「手当てを出さないのは忍びない」

 

と、

独自の手当てを出すようにしました。

 

そりゃそうです。

 

何回も言うように、

手当も出ないのに、

みんなが休みたい時に、

仕事をする者など、

居るはずがないのです。

 

人員を確保したければ、

まずはお金です。

 

手当の算出方法は、

庶務に赴いて、

専用の用紙に記入し、

勤務した分を、

まるまる超過勤務として申請して、

その分が、

手当となるのです。

 

おそらく、

それまでの年末年始手当より、

額は多かったのではないかと思います。

 

知り合いの看護師に、

年末年始の手当てがあったか聞いてみたところ、

 

「だいたいどこも一勤務1万円だった」

 

という回答が返ってきました。

 

いずれも、

大阪の民間病院です。

 

これが、

相場なのでしょうか。

 

だとすれば、

近畿中央病院の以前の手当ては、

少ないように思います。

 

まあ、

 

阪神間は給料が安い」

 

と言われているので、

仕方がないのかもしれません。

 

とにかく、

看護師に限らず、

人が休みたい時に、

働いてほしければ、

お金を出すのが、

一番の方法です。

 

「手当ては廃止。でも働け」

 

など、

もってのほかです。

 

それこそ、

看護師をバカにしているとしか、

思えません。

 

問題は、

それを易々と受け入れた、

看護部長です。

 

藤井四美枝の時か前田正美の時かは忘れましたが、

とにかく、

自分が夜勤や年末年始勤務しないから、

関係ないからといって、

部下の給料が減るのに、

抵抗をしない上司など、

要りません。

 

ちなみに、

最初に働いた病院と、

転勤で行った病院は、

年末年始働いた分、

代休をもらえました。

 

近畿中央病院では、

もらえなかったはずです。

 

「半官半民」

 

を謳っている割には、

そのあたりは杜撰です。

 

たぶん、

国公立の病院は、

代休を貰えるはずです。

 

都合の良い解釈や運用をするのも、

近畿中央病院の伝統です。

 

「半官半民」

 

ならぬ、

 

「反感半眠」

 

のほうが、

より近畿中央病院を、

正しく表していると思います。

 

手当てを廃止して、

職員(看護師)の反感を買い、

半分寝ているような仕事をしている。

 

近畿中央病院に、

ふさわしい表現だと思います。

 

この表現に、

文句があるのなら、

私を責めるのではなく、

看護師の待遇を改善して、

きちんと仕事をするのが先です。

 

いつも言うように、

言われたくなければ、

自分たちが言われないように、

すればいい話です。

 

自分ことを棚に上げて、

人を責めるなど、

もってのほかです。