看護部本日モ反省ノ色ナシ

看護師を中心に医療界の変なエピソードを話していきます

私は看護師をしておりますが まあおよそ一般社会では通用しないことがまかり通る それが看護師の世界です そんな看護師のエピソードとともに 医療界(病院)の変なことも話していきたいと思います

番外編・一番身近なのにメジャーになれない乗り物・・・バス/それは一部の心の狭い運転手のせい

私は、

幼いころから、

乗り物が好きです。

 

幼い頃は、

鉄道とバスが好きでした。

 

小学校に上がる前に、

京都から大阪に引っ越して、

身近に船が見に行ける環境になって、

船も好きになりました。

 

そして、

スノーボードをしに行くために、

飛行機に乗ってから、

飛行機も好きになりました。

 

そんな、

数ある乗り物の中で、

我々に一番身近なのは、

バスだと思います。

 

鉄道は、

線路の近くに住んでいる人は別として、

駅に行かなければ乗れません。

 

一方バスは、

近くの道路を走っている場合が多いので、

一番身近と言っていいと思います。

 

ただ、

利用者の減少から、

路線も廃止が相次いでいるのも、

また事実です。

 

こんな、

一番身近な乗り物であるにもかかわらず、

いまいち人気に欠けるのが、

またバスであるのです。

 

鉄道に比べて、

 

「バスが好きだ」

 

という人は、

かなり少ないのが、

現実です。

 

そんな背景には、

ごく一部の、

心無いというか、

心の狭い運転手の存在が、

あると思います。

 

今から話すことは、

2017年の11月に、

私が体験した出来事です。

 

私は、

2019年まで毎年、

1週間前後の休暇を取得して、

関東方面への旅行に行っていました。

 

2020年は、

結核に罹患した影響で、

2021年は、

コロナや、

結核の再発、

そして仕事が決まっていない状況だったので、

行けませんでした。

 

東京に宿を取って、

毎日近隣の県に、

観光に行くのです。

 

それが、

毎年の、

恒例になっていました。

 

そして、

毎年のように訪れるのが、

千葉の安房鴨川です。

 

11月は、

海に入れるわけでもなく、

鴨川シーワールド以外、

特に何もないのですが、

バスに乗る目的だけで、

訪れることがほとんどです。

 

私は、

鉄道とバスが両方ある場合、

なるべくバスを使うようにしています。

 

鉄道は、

めったなことが無い限り、

廃線にはなりませんが、

バスは、

利用者が少なければ、

簡単に廃線になります。

 

それを防ぐために、

極力バスを使うのです。

 

私には、

大好きな路線があって、

木更津と安房鴨川を結ぶ急行バスが、

それなのです。

 

この時も、

この路線を使って、

木更津から安房鴨川入りしました。

 

この路線は、

当時、

鴨川日東バスが運行していました。

 

鴨川日東バスは、

その後、

親会社の日東交通に合併されて、

今に至ります。

 

元々、

鴨川日東バス自体、

日東交通鴨川運輸営業所の、

路線バス部門を分社したものだったので、

再度吸収合併されたかたちです。

 

この時の、

安房鴨川訪問には、

目的がありました。

 

それは、

訪問の少し前に開業した、

安房鴨川と東京の渋谷を結ぶ高速バスに、

乗ることでした。

 

後に、

 

「シーバレー号」

 

という愛称が、

ついています。

 

この時は、

先行開業のかたちでしたが、

2019年に、

本開業となって、

本数も激増しました。

 

関東圏は、

中距離の高速バスが発達していて、

このコロナ禍でも、

新規路線が開業するほどです。

 

この路線の始発は、

地元の巨大病院・亀田病院です。

亀田総合病院 (kameda.com)

 

ここに、

立派なバスロータリーが整備されていて、

高速バスはほぼすべて、

ここから発着します。

 

前述の急行バスも、

亀田病院が終点だったので、

木更津から乗り通して、

渋谷行きに乗り換えるつもりでした。

 

乗り換えには、

少し時間があったので、

ロータリーに止まっている、

バスの写真を写して、

時間を潰しました。

 

私は、

当ブログの他に、

バスのブログもやっているので、

そのネタを収集したのです。

express_habanaのブログ (hatenablog.com)

 

渋谷行きの出発時間が近づき、

私は乗り場に行き、

並びました。

 

そして、

バスが入線してきたので、

バスの写真を写しました。

 

ドアが開き、

乗り込もうとすると、

運転手が、

私にこう言いました。

 

「今、写真撮ってたやろ。そんなの、許可取ってもらわんと。画像を消してください」

 

こういうことを言う運転手が居るという噂は、

聞いたことがありました。

 

しかし、

実際に私自身が、

こういうことを言われたのは、

初めてでした。

 

旅の思い出だし、

本当は消したくありませんでしたが、

今から乗るバスだし、

揉めたくなかったので、

指示に従い、

画像を消しました。

 

そして、

バスに乗り込んだのですが、

運転手が、

意外そうな表情をしていました。

 

乗らないとでも、

思ったのでしょうか?

 

私は、

乗るために並んでいたのであって、

その乗車記録として、

写真を撮ったのです。

 

意外でも、

何でもありません。

 

そして、

席が空いていたら、

一番前に座るのが、

私の主義です。

 

始発だったので、

当然一番前の席は空いていたので、

ドア側の一番前の席に座りました。

 

ちなみに、

私の他に乗客は、

中年女性一人だけで、

結局途中からも、

誰も乗ってきませんでした。

 

夕方発なので、

そんなものなのかもしれません。

 

乗車中も、

運転手が、

ミラー越しに、

私の様子を見ているのがわかりました。

 

その運転手は、

車内に掲示されている名札から、

 

「渡邊」

 

という名前であることがわかりました。

 

そして、

渋谷のマークシティにある、

バスターミナルに到着。

 

私は、

乗せてもらった礼儀として、

 

「ありがとうございました」

 

と言って、

バスを下車しました。

 

渡邊は、

私のその言葉にも、

意外そうな表情をしていましたが、

 

「ありがとうございました」

 

と、

返しました。

 

私は、

マークシティでも、

バスの写真を撮ろうと思っていたので、

バスを降りたあと、

壁のところに立っていました。

 

すると渡邊は、

バスのドアを開けたまま、

しばらくこちらを見ていました。

 

本来なら、

2人しか居ない乗客を降ろしたら、

すぐに回送するところです。

 

そして、

バスは去って行き、

私は、

バスの写真を撮ったあと、

御徒町の宿に帰りました。

 

しかし、

宿に帰ってから、

無性に腹が立ってきて、

鴨川日東バスに、

メールを送りました。

 

内容としては、

 

「こういうことがあったが、渡邊から、運行管理者に対して、報告があったか?」

 

というもの。

 

翌日、

別のところを旅している時に、

返信がありました。

 

「報告はありました。渡邊本人も、『言い過ぎた』と反省しているので、許してください」

 

との内容でした。

 

いやいや・・・

 

反省するのなら、

最初から言わなければいい話で、

消すことになった画像は、

2度と戻ってこないのです。

 

それなら、

 

「こういうことがあったが、自分は正しい行動をした」

 

と報告したほうが、

画像を消すことになったことが、

まだ納得できます。

 

到底納得できないので、

私は再度メールを送りました。

 

「この内容では、到底納得できません。旅の思い出は、2度と帰ってこないのです。そのことを、どう思われているのでですか?これがもし、子供や女性なら、きっと渡邊は、何も言わなかったでしょう。中年の男だから言う、こんな差別があっていいのですか?そもそも、車内に名前を掲示して、顔を晒して運転している時点で、バスの運転手は『半公人』です。鉄道の運転士が、自分の運転する車両の写真を撮られて、目くじらを立てて怒っているのを、見たことがありますか?むしろ、喜ばしく思っているはずです。こんなのだから、バスはいつまでたっても、メジャーにならない(ファンが増えない)んですよ」

 

しかし、

2022年1月30日現在、

返事はありません。

 

この件は、

以降のこの旅に、

暗い影を落としました。

 

どこに行っても、

心から楽しめず、

写真を撮るのも怖くなり、

この件以降のこの旅では、

バスの写真は撮りませんでした。

 

ごくごく一部の運転手の、

心無い言動のせいで、

こうなってしまったのです。

 

このバスに乗る前に乗った、

急行バスの運転手も、

同じ鴨川日東バスの所属でしたが、

運転も接客も素晴らしかったので、

余計に残念に思いました。

 

我々は、

車両に興味があるのであって、

運転手には、

興味がありません。

 

写真を、

ブログに挙げる時は、

運転手を含めた人物には、

すべてモザイクをかけます。

 

個人の車のナンバーも、

消すようにしています。

 

これで、

問題はないはずです。

 

昨今、

鉄道の撮影マナーが問題になっていますが、

バスもまた然りのようです。

 

私は、

車庫内など、

許可が必要なところでは、

許可を得ています。

 

最近は、

許可が下りないようなので、

車庫外の公道から撮ったり、

バスターミナルなど、

公共の場所から撮るようしています。

 

最低限のマナーは、

守っているつもりです。

 

それを、

無法者と一緒にされたのでは、

たまったものではありません。

 

今回の渡邊は、

乗客に理不尽なことを言って、

勝手に反省して、

とんずらしました。

 

この、

反省したことも、

私がメールをしたからわかったのであって、

泣き寝入りしていたら、

わからなかったことです。

 

そのことを、

旧・鴨川日東バスは、

特に当事者たる渡邊は、

どう思っているのでしょうか。

 

是非とも、

聞いてみたいものです。

 

何回も言いますが、

渡邊のような運転手は、

ごくごく一部だと思います。

 

熊本の、

九州産交バスの運転手は、

私があべので、

夜行バス「サンライズ」の撮影をしていたら、

 

「中も撮るか?」

 

と声をかけてくれて、

中の撮影をさせてくれました。

 

千葉のちばフラワーバスの運転は、

バスの撮影をしていたら、

車内からピースサインをしてくれたし、

乗客が居ない車内では、

いろいろ話しかけてくれました。

 

こういう、

良い運転手がほとんどでしょうが、

ごくごく一部のDQN運転手のせいで、

イメージというものは、

悪くなるものです。

 

それは、

看護師の世界にも、

通じるものがあります。

 

旧・鴨川日東バスが、

吸収合併に至った経緯には、

少なからず、

今回のようなことが、

影響しているように思えます。

 

客を、

そしてファンを大事にしない会社の末路など、

たかだか知れているのです。

 

こんなことがあって、

翌2018年は、

鴨川日東バスに乗るのをひかえようと思いましたが、

安房鴨川が好きで、

急行バス・木更津-安房鴨川線が好きな私は、

結局乗ってしましました。

 

その翌年の、

2019年もです。

 

乗ったバスの運転手が、

渡邊であったなら、

文句のひとつでも言ってやろうと思いましたが、

出会えずじまいです。