看護部本日モ反省ノ色ナシ

看護師を中心に医療界の変なエピソードを話していきます

私は看護師をしておりますが まあおよそ一般社会では通用しないことがまかり通る それが看護師の世界です そんな看護師のエピソードとともに 医療界(病院)の変なことも話していきたいと思います

リーダーの私に入院を取れというM上T子

本題に入る前に、

昨日は、

SNSで、

夕方以降に投稿すると言っておきながら、

できなくて、

誠にすみませんでした。

 

言い訳をさせていただくと、

1月4日から昨日まで、

新たな社外研修に行っていました。

 

毎日、

朝早く起きて行っていて、

仕事に必要な資格を、

もう1つ取得する必要があるため、

連日夜遅くまで、

勉強していました。

 

その資格については、

昨日無事取得できました。

 

それで、

緊張が解けて、

家に帰って、

早めの夕食を食べたら、

眠気が襲いました。

 

起きたら、

今日の朝だったのです。

 

今日は今日で、

病院の受診がありました。

 

連日投稿していたものが、

途切れてしまったのは残念ですが、

これからも、

できる限り毎日、

投稿していきます。

 

では本題。

 

近畿中央病院では、

夜勤は看護師3名で行います。

 

そこに、

ヘルパーが1名居たり居なかったり、

と言う感じでした。

 

ヘルパーの居る居ないで、

看護師の負担が変わってくるので、

翌月の勤務表が出来上がったら、

その点も確認していました。

 

ある時、

私は、

M上T子と、

若手のOKDさんと、

3人の夜勤でした。

 

M上T子は准看護師で、

リーダーをやりません。

 

正確に言えば、

近畿中央病院は、

准看護師にリーダーを、

 

「させない」

 

ようです。

 

私が、

最初に働いた病院は、

准看護師でも、

主任になっていたし、

リーダーもしていました。

 

ただ、

転勤した系列病院は、

准看護師に、

リーダーをさせていませんでした。

 

そしてOKDさんは、

そもそもまだリーダーを経験していないので、

リーダーはできませんでした。

 

よって、

必然的に、

私がその夜勤の、

リーダーを務めることになりました。

 

夜勤のリーダーの役割とは、

休憩時間の調整や、

緊急入院時の指示受け等、

多岐にわたります。

 

そして、

病棟師長の代理という、

役割も担います。

 

これを、

他の2人同様、

患者を受け持ちながら行うのですから、

はっきり言って大変です。

 

前にも話しましたが、

病棟は、

便宜上AチームとBチームに分かれていて、

どっちがどっちか忘れましたが、

私がAチームで、

あとの2人はBチームでした。

 

2人のうち、

AチームとBチームの患者を1/3ずつ、

両方受け持つのが、

 

「Cチーム」

 

の担当と言います。

 

以前は、

このCチーム担当の人が、

緊急入院を受け入れる担当でしたが、

だんだんと、

そのあたりはあいまいになっていきました。

 

ですから、

この時、

OKDさんとM上T子、

どっちがどっちの担当かは忘れました。

 

ただ、

緊急入院担当は、

OKDさんでした。

 

このあたりの采配は、

夜勤のリーダーが決めるのではなく、

その日の日勤のリーダーが、

夜勤の受け持ち患者を決める際に、

決めることになっています。

 

ただ、

役割が決まっていても、

その時の状況で、

夜勤リーダーの采配で、

変わることもあります。

 

夜勤においては、

緊急入院がないのが一番なのですが、

私が居た6階の病棟は、

当該科関係なく、

昔から緊急入院を積極的に受け入れていたので、

夜勤の際には、

 

「緊急入院があるものだ」

 

と思っていました。

 

この時も、

緊急入院がありました。

 

その患者は、

高齢の男性で、

少し前に、

退院したばかりの人でした。

 

前回の入院では、

私の所属するチームの患者でした。

 

入院を受け入れるOKDさんは、

違うチームでしたが、

名前ぐらいは知っていたはずです。

 

前回の入院では、

個室に入っていましたが、

今回は空いていなかったので、

特別室への入院となりました。

 

頑張って、

入院を受け入れたのですが、

この患者は、

残念なことに、

少ししてから、

亡くなってしまいました。

 

その、

どのタイミングかは忘れましたが、

M上T子が、

私に対して、

こう言い放ちました。

 

「(私の名前)が、入院を取ったほうがよかったんじゃないの?」

 

は?

 

それは、

私も実は思いました。

 

3人の中で、

その患者のことを、

一番知っていたのは、

私でした。

 

この患者は、

患者本人よりも、

家族対応が大変なので、

その背景を知っている私が、

対応するのが良いとは思いました。

 

しかし、

私しか、

リーダーをできるものが居ないため、

もし入院を私が受けたら、

じゃあ指示受け等のリーダー業務は、

誰がするのかという、

話になるのです。

 

指示受けは、

リーダーが指示を受けて、

それをメンバーに伝え、

メンバーは指示を確認して実行することで、

 

「ダブルチェック」

 

になっているのです。

 

要は、

ミスを防ぐために、

手段になっているのです。

 

これを、

リーダーたる私が指示を受けて、

私が、

その患者の受け持ちとして指示を実行したら、

チェック機能が機能しないことになります。

 

もし、

M上T子に、

リーダー業務ができるのであれば、

指示受けだけ振ることもできますが、

そもそもそれもできないのですから、

どうしようもありません。

 

もし、

私が緊急入院を受けて、

指示受けもして、

それでミスが起きたとしたら、

誰が責任を取るのか。

 

通常決められた、

チェック機能を使わなかった点を、

絶対に問われると思います。

 

私も、

OKDさんに申し訳ないと思ったから、

その患者の部屋には、

入室してから、

亡くなって帰宅されるまでの短時間でも、

数多く足を運びました。

 

家族対応もしたし、

OKDさんに、

家族対応のアドバイスもしました。

 

これで、

十分ではないでしょうか。

 

いくら、

入院歴があると言っても、

次の入院は、

 

「一期一会」

 

だと、

私は思っています。

 

知っている患者であっても、

毎回先入観を持たずに接することが、

大切だと思います。

 

先入観を持つことによって、

ミスにつながることもあるのです。

 

腹立たしいのは、

別の看護師が、

私と同じ采配をしたとしても、

M上T子は、

その人に、

私に言ったのと同じことは、

言わないということです。

 

それこそ、

私には、

ほぼ難癖に近いようなことも言うのに、

私より年下で、

看護師経験も半分以下の中嶋紀浩には、

意見できないのです。

 

言うのなら、

例え相手が誰であろうと言うべきだし、

言わないのであれば、

言わないべきなのです。

 

人を見て言うなど、

もってのほかです。

 

要は、

最初の教育を、

間違えたのだと思います。

 

私は、

M上T子は

人生の先輩だし、

准看護師ではありますが、

看護師の先輩です。

 

だから、

敬意を表して、

波風を立てないようにしていたのですが、

こんな理不尽なことを言われるのであれば、

最初の時点で、

ガツンと言っておけばよかったと思います。

 

今さら言っても、

しかたないことですが・・・

 

せめてもの救いは、

この日の朝、

あの病棟師長・古川睦が、

この入院を受けたことを、

 

「よくやった」

 

と、

絶賛したことです。

 

こういう、

良いところもある古川ですが、

今となっては、

悪いところしか、

思い浮かびません。