看護部本日モ反省ノ色ナシ

看護師を中心に医療界の変なエピソードを話していきます

私は看護師をしておりますが まあおよそ一般社会では通用しないことがまかり通る それが看護師の世界です そんな看護師のエピソードとともに 医療界(病院)の変なことも話していきたいと思います

学生指導の軽視/近畿中央病院

少し前に、

近畿中央病院は、

看護学生に、

人気があるという話をしました。

看護学生に割合人気が高い近畿中央病院 - 看護部本日モ反省ノ色ナシ (hatenablog.jp)

 

これは、

我々が行った指導が、

評価されたことによる結果と、

信じたいですが、

もしかして、

そうでないのかもしれません。

 

今の、

若者の気質を考えると、

嫌なことからは、

すぐに逃げる傾向にあります。

 

つまり、

 

「近畿中央病院は、指導者が甘いから、仕事もチョロい」

 

と考えて、

近畿中央病院への就職を希望するのです。

 

それは、

甘い考えだということは、

このブログを読めばわかると思います。

 

それから、

看護学生に人気がある割には、

設備が整っていない点も、

この前指摘しました。

看護学生に割合人気が高いが・・・/設備は不足!近畿中央病院 - 看護部本日モ反省ノ色ナシ (hatenablog.jp)

 

建物が古いことは、

言い訳にはなりません。

 

私が、

学生時代に、

実習を行った病院は、

近畿中央病院よりも、

はるかに古い建物でしたが、

各病棟に、

看護学生専用の部屋がありました。

 

要は、

 

「本気度」

 

の問題です。

 

どれだけ、

看護学生の実習に、

力を入れているかということです。

 

こういうところを見ても、

近畿中央病院は、

看護学生の実習を、

軽視していると言わざるを得ません。

 

この時に、

 

「近畿中央病院が、学生指導を軽視していると言わざるを得ない、エピソードがあります」

 

と書きました。

 

今回は、

その件について話します。

 

実習指導者は、

学生が実習に来る日に、

必ず1名、

専任で配置されます。

 

これは、

どこの病院でも同じです。

 

学生は、

大体5名前後来ます。

 

ということは、

学生の人数分だけ、

受け持つ患者が必要です。

 

私は、

転勤した病院でも、

実習指導をしていましたが、

その時は、

実習指導に専任で、

いくら学生が受け持っている患者でも、

その患者の受け持ちはしませんでした。

 

近畿中央病院においては、

人手不足のせいで、

実習指導専任といながら、

学生が受け持っている患者の、

何名かを、

受け持ちます。

 

全員受け持つと、

 

「キャパオーバー」

 

になるので、

学生が5名なら、

受け持つ患者は3名で、

あとの2名は、

他の看護師に振っていました。

 

これが、

人手不足著しい近畿中央病院において、

ギリギリの線なのだと思います。

 

そいうえば、

私が学生時代に、

実習に行った病院も、

指導者は専任で、

患者の受け持ちは、

一切していませんでした。

 

本来は、

そうあるべきなのだと思います。

 

学生指導は、

一見楽そうに思われるかもしれませんが、

想像以上に、

労力を使うものなのです。

 

指導者を専任にしない、

いやできないところも、

近畿中央病院が、

学生指導を、

軽視しているところだと、

思っています。

 

しかし、

私が言いたいのは、

この先なのです。

 

看護学生の実習は、

15時30分ぐらいから、

指導者・引率教員・看護学生全員で、

その日の反省会をします。

 

そして、

16時ぐらいには、

実習が終了し、

学生は帰ります。

 

指導者は、

学生が帰ったあと、

その日のまとめや、

次の日の段取りを行います。

 

少なくとも、

転勤した病院では、

その流れでした。

 

その日は、

実習指導者として配置されているのですから、

日勤終了までは、

実習指導者なのです。

 

しかし、

近畿中央病院においては、

患者の受け持ちもしているので、

その対応もしなければなりません。

 

これは、

そういう体制だから、

しかたがないとして、

問題なのは、

次に話すことです。

 

これは、

2013~2014年頃の話です。

 

当時、

私が働いていた病棟は、

緊急入院が多い病棟でした。

 

ある日、

私が実習指導を終えて、

まとめと段取りをしようとすると、

その日のリーダーをしていた、

久々登場の看護師EVが、

私にこう言いました。

 

「(私の名前)さん、緊急入院をとってください」

 

は?

 

ワシ、

今日は実習指導してたんやぞ!

 

まだ、

仕事残ってるんやぞ!

 

それを置いて、

入院を受けるとは、

 

「実習指導の軽視」

 

ひいては、

 

看護学生の軽視」

 

もいいところじゃないか!

 

私は、

上記を理由に、

断りました。

 

しかし、

近畿中央病院では、

それは通用しないそうです。

 

なんなら、

 

「学生が帰ったら、実習指導は終了。あとは、通常のスタッフとして働け」

 

というのが、

近畿中央病院の常識だそうです。

 

なので、

緊急入院があったら、

自らすすんで、

入院を受けなければならないとのこと。

 

このあたりが、

 

「近畿中央病院の常識は、一般の非常識」

 

という所以です。

 

私は、

渋々入院を受ける羽目になりました。

 

そして、

帰宅するのは、

スタッフの中で、

一番最後の、

20~21時でした。

 

もちろん、

実習に関することは、

まったくできませんでした。

 

本業が中途半端になってまで、

目先のことを頼んでくる近畿中央病院は、

本当におかしなところだと思います。

 

EV、

まあ東村というのですが、

彼女は、

近畿中央病院の生え抜きなので、

しかたがないのかもしれませんが、

これが1つのところで働き続けている、

弊害だと思います。

 

そこでやっていることが、

すべて正しいと思い込んでいるのです。

 

他から来た私にとっては、

近畿中央病院のやっていることは、

一事が万事、

おかしなことばかりです。

 

同様のことは、

藤崎悦子が、

リーダーをしている時にも、

ありました。

 

いくら言っても無駄なので、

その時は何も言わず、

緊急入院を取りました。

 

帰宅時間は、

同様でした。

 

しかも、

緊急入院の時は、

他のスタッフ、

特にリーダーが、

手伝ってくれるものです。

 

しかし、

藤崎は、

何も手伝ってくれず、

指示受けだけして、

さっさと帰りました。

 

たぶん、

いつものことですが、

どのスタッフよりも早く、

一番に帰ったはずです。

 

このあたりは、

片山賀波子も同様です。

 

それで、

仕事を完璧にしていたら、

文句は言いませんが、

誰も言わないのをいいことに、

だいたい抜けまくっています。

 

藤崎に至っては、

前に話しましたが、

夜勤において、

緊急入院を受ける役割になっているにもかかわらず、

休憩に行く時間だからと、

断ったエピソードがあります。

無法者には正攻法で - 看護部本日モ反省ノ色ナシ (hatenablog.jp)

 

決められたことを、

ちゃんとやっていない、

藤崎のようなものが重用され、

私のように、

何の落ち度もなく、

一生懸命仕事をしていて、

病気をうつされた者が、

理不尽に病院を去ることになる。

 

そんな理不尽な病院が、

近畿中央病院というところです。

 

もっと腹立たしいのは、

こういうことを、

人を見てやっているところです。

 

東村にしても藤崎にしても片山にしても、

このブログに何回か登場している、

KTNさんのような人には、

同じようなことはしません。

 

KTNさんは、

私より3つ年上ですが、

私も、

東村・藤崎・片山よりも、

年齢も看護経験も、

はるかに上です。

 

条件は、

KTNさんと同じなのです。

 

対応を変えられる筋合いなど、

まったくありません。

 

要は、

バカにされていたのかもしれませんが、

近畿中央病院しかしらない者に、

そんな扱いをされる筋合いはありません。

 

そんな態度を取りたければ、

私のように、

いろいろなところで経験を積み、

修羅場をくぐり抜けてからに、

するべきです。

 

その前に、

常識のある人間なら、

そんなことできるはずがないので、

裏を返せば、

この3人には、

 

「常識がない」

 

ということになります。

 

東村など、

旧・民主党を推している暇があったら、

常識を勉強するべきです。

「政治に興味ある?」 バカにするな!/看護師・EVの場合 - 看護部本日モ反省ノ色ナシ (hatenablog.jp)

 

そっちのほうが大事です。

 

結局、

このことで、

実習指導のことが、

疎かになってしまったのです。

 

もちろん、

そうならないように、

努力はしましたが、

そのために時間を割くことによって、

私の睡眠時間に影響が出ることは、

問題ではないでしょうか。

 

人の命を預かる現場においては、

睡眠不足は大敵です。

 

ですから、

航空機パイロットは、

休息時間・睡眠時間も、

厳しく管理されています。

 

看護師も同じです。

 

睡眠不足が募れば、

ミスが増えます。

 

そうなると、

患者の命が、

脅かされるのです。

 

それは、

絶対に避けなければならないことです。

 

看護師が、

普段安易にやっていることが、

重大な結果を招く恐れがあるということを、

看護師はもっとわかっておくべきです。

 

以上が、

近畿中央病院が、

看護学生の実習を、

軽視してい理由です。

 

実は、

この件については、

その年度の最終面接で、

病棟師長YMMTに報告しました。

 

まさに、

 

「無法者には正攻法で」

 

です。

するとYMMTは、

 

「そういう時は、実習のことをしているからと言って、断ってもいい」

 

と言いました。

 

私と同じ考えです。

 

これが、

常識的な考えだと思います。

 

ですから、

近畿中央病院というよりも、

上記3人が、

看護学生の実習を、

軽視しているということなのです。

 

しかし、

こういう輩が巣食っているから、

結局は、

病院全体が、

そういう風潮になっているのでしょう。

 

いずれにしても、

もっと実習指導者のことを、

ひいては看護学生のことを、

もっと考えるべきでしょう。

 

数年後になくなる病院に、

言っても無駄ですが・・・