先日の、
神田沙也加さんをはじめ、
ここ数年、
芸能人の自殺が、
増えています。
今回のことは、
特にファンではありませんでしたが、
ショックでした。
本人の気持ちは、
本人にしかわからないので、
私たちにはわからない、
「苦悩」
があったのだと思います。
しかし、
「芸能界は厳しい」
と言われながらも、
我々庶民よりも、
はるかに多額の報酬を貰っているのですから、
恵まれている部分は、
多いと思います。
しかも、
容姿や能力に恵まれている人も多く、
代われるものであれば代わって、
私がその人の仕事を、
引き継いでやりたいです。
そして、
その人には、
私になってもらって・・・
いや、
いずれにしても、
自殺はよくありません。
本人は、
死ぬことによって、
苦悩から解放されるかもしれません。
しかし、
残された者は、
また別の苦悩を、
背負うことになるのです。
神田沙也加さんの場合、
芸能人の両親のもとに生まれ、
幼いころから、
いろいろあったのだと思います。
しかし、
相当の努力はあったと思いますが、
芸能界で、
確固たる地位を築いたではないですか。
それは、
「親の七光り」
ではなく、
「神田沙也加」
という、
ひとりの女優として。
何かで聞いたのですが、
15歳で芸能界デビューしたあと、
高校卒業と同時に、
芸能活動を中止して、
アルバイトをしていたそうです。
そのまま、
就職も考えたそうですが、
とある、
大女優に、
「もったいない」
と諭されて、
復帰したそうです。
その後、
2013年に、
体調不良で舞台を降板して、
仕事が激減した時にも、
アルバイトをしたそうです。
名前が売れていても、
そういうことができるということは、
今回の場合も、
芸能界から距離を置くという選択肢も、
あったのだと思います。
原因がわからないので、
何とも言えませんが・・・
関係者の人が、
「未だに信じられない」
と、
口をそろえて言うぐらいですから、
誰にも、
苦悩を相談していなかった、
いや、
できなかったのでしょう。
誰か、
相談できる人が居たら、
結果は違っていたと思います。
大阪の北新地では、
その相談できる場所が、
放火による被害を受けました。
院長を含め、
24名が亡くなるという、
大惨事になりました。
容疑者は、
重体ながら、
助かったそうです。
この容疑者が、
他人を道連れにして、
自殺を図ったのだとすれば、
それは、
もっとも許されないことです。
自殺は、
してはなりませんが、
もしするのであれば、
誰にも迷惑をかけないように、
行うべきです。
前述のように、
誰かが自殺をすれば、
残された者は、
その人が亡くなったということに起因する、
また別の苦悩を背負うので、
結局は、
迷惑をかけてしまうのです。
つまり、
自殺は、
してはならないということです。
神田沙也加さんの、
ご冥福をお祈りするとともに、
私たちに夢を与える芸能人から、
これ以上自殺者が出ないことを、
心から願います。