看護部本日モ反省ノ色ナシ

看護師を中心に医療界の変なエピソードを話していきます

私は看護師をしておりますが まあおよそ一般社会では通用しないことがまかり通る それが看護師の世界です そんな看護師のエピソードとともに 医療界(病院)の変なことも話していきたいと思います

「みんな、今のでわかったん?」→はいわかっています/わかっていないのはお前だけ!

久しぶりに、

准看護師・M上T子について、

話したいと思います。

 

とある日の、

詰所会。

 

議題は忘れましたが、

病院側からの、

 

「お達し」

 

のようなものが、

病棟師長だったか、

主任からかは忘れましたが、

説明されました。

 

内容は複雑でしたが、

よく聞いていれば、

わかる話でした。

 

看護師に、

難しいことを、

1回の説明だけで理解させ、

それを実行させるのも、

近畿中央病院の伝統です。

 

本来、

業務を整理して、

仕事をよりやりやすくするものですが、

近畿中央病院は、

私が在籍した12年の間に、

変更事項や決定事項が増えました。

 

つまり、

年々、

いや日々、

業務が複雑になっていたのです。

 

おそらく、

変更点や決定事項を、

すべて網羅している人物は、

ひとりも居ないと思います。

 

ですから、

スタッフ同士で、

 

「これどうやったかな」

「これって、どう変わったかな」

 

と、

相談しながら、

業務に当たっていました。

 

話は戻して、

その

 

「お達し」

 

の説明が終わると、

その説明した人物が、

 

「なにか、わからないところはありますか?」

 

と、

看護師に尋ねました。

 

しかし、

誰も質問をしません。

 

たぶん、

 

「質問するべきこともわからない」

 

ほど、

わけがわからないことだったように思います。

 

すると、

M上T子が、

声を上げました。

 

「みんな、今のでわかったん?わからんかったら、聞かんとあかんで」

 

彼女がこういう時は、

大体、

自分自身が、

わかっていない時なのです。

 

それなら、

自分で質問すればいい話ですが、

絶対にそれはやりません。

 

そして、

 

「自分はわかったけど、あんたたちはわかっているのか」

 

という体で、

若い看護師に、

質問させようとするのです。

 

やり方が、

若干卑怯なように思います。

 

若い看護師は、

詰所会などの場で、

なかなか意見を言いづらいので、

それを引き出しているといえば、

聞こえはいいです。

 

しかし、

M上T子には、

そんな意図は、

微塵もないと思います。

 

前述のように、

自分がわからなかったから、

自分が理解したいため。

 

ただそれだけなのです。

 

まあ、

そういう人物だと、

中堅以上の者はわかっているので、

 

「ああ、また言ってるわ」

 

ぐらいの感じでした。

 

しかし、

若い看護師にしたら、

大ベテランに、

そんな

 

「無茶ぶり」

 

されたら、

余計委縮してしまいます。

 

M上T子、

良いところもあるのですが、

悪いところのほうが多いのと、

良い時と悪い時の差が激しいのが、

 

「玉に瑕」

 

です。

 

私は、

定年前の、

4年ほどの付き合いでしたが、

彼女の若い時を知る人物は、

 

「あれでも、だいぶ丸くなったほうやで。昔は、全然仕事せんかった」

 

と言っていました。

 

まだマシな時に、

一緒に働いただけ、

こちらも、

 

「マシ」

 

だったのかもしれません。

 

【追伸】

 

年末ですが、

転職活動が大詰めで、

忙しい毎日を過ごしています。

 

今年中は、

今日のように、

短編になるか、

もしかして、

投稿できないかもしれません。

 

ご了承ください。

 

投稿できない際には、

その旨、

お知らせします。

 

弊ブログを、

引き続き、

よろしくお願いいたします。