看護部本日モ反省ノ色ナシ

看護師を中心に医療界の変なエピソードを話していきます

私は看護師をしておりますが まあおよそ一般社会では通用しないことがまかり通る それが看護師の世界です そんな看護師のエピソードとともに 医療界(病院)の変なことも話していきたいと思います

労災の軌跡 Vol.17/治療費ならびに以後のフォロー

前回の話

労災の軌跡 Vol.16/医師の反応 - 看護部本日モ反省ノ色ナシ (hatenablog.jp)

 

今回は、

治療費と、

治療後の、

フォローについて、

話したいと思います。

 

治療費については、

 

結核予防法」

 

により、

全額公費負担になっています。

 

ただし、

差額ベッド料など、

治療と無関係なものは、

除かれます。

 

私は、

2019年12月28~2020年2月半ば の入院が、

人生初の入院でした。

 

なので、

希望して、

個室に入りました。

 

もちろん、

その分は、

公費では出ません。

 

入院当初は、

労災での罹患だし、

いつも大きな口を叩いている近畿中央病院、

いやその上部組織の公立学校共済組合が、

何かしらの慰謝料的なお金を、

出すだろうと思っていました。

 

しかし、

その両組織からの

 

「慰謝料」

 

は、

 

「ビタ一文」

 

支払われることはありませんでした。

 

正確に言えば、

公立学校共済組合か、

学校厚生会かは忘れましたが、

入院1日につき、

1000円のお金は出ました。

 

しかしこれは、

労災だから出たのではなく、

厚生会員なら、

入院すれば、

誰でも貰えるものです。

 

ですから、

ありがたがることは、

まったくありません。

 

毎月、

厚生会費を、

払っているのですから。

 

貰って、

当然のものなのです。

 

貰ったのは、

5万円ほどでした。

 

個室代が、

50万円ほどしたので、

まったくのマイナスです。

 

恥ずかしながら、

健康に自信があった私は、

 

入院保険

 

には入っていませんでした。

 

そのことが、

非常に悔やまれます。

 

「治療費は公費負担」

 

と前述しましたが、

私の最初の入院は、

仕事中に患者から結核をうつされた

 

「労災」

 

だったので、

労災から、

入院費用が出ていました。

 

公費負担であろうと、

労災から出ようと、

基本的には、

自己負担はありません。

 

しかし、

細かい部分が違いました。

 

今年、

再発で入院した分は、

公費負担でしたが、

例えば、

公費負担なら、

病衣代の補助があるけど、

労災では、

治療に関係ないので、

出ないなど。

 

ちなみに、

2回目の入院は、

大部屋を希望していましたが、

部屋がなく、

最後まで空かなかったので、

ずっと個室でしたが、

病院側の都合であることと、

 

「重症部屋」

 

的な個室だったので、

個室代の負担は、

まったくありませんでした。

 

退院後の、

外来通院費についても、

全額公費負担となります。

 

外来通院は、

治療終了後、

2年間必要となります。

 

私の、

最初の治療終了は、

2020年9月末だったので、

2022年9月末までの予定でした。

 

しかし、

再発したので、

そのあたりも、

変わってきます。

 

今のところ、

2回目の治療は、

2022年4月末に、

終わる予定です。

 

ということは、

2024年4月末まで、

フォローが必要ということになります。

 

その間も、

再発に怯えながら、

暮らすことになります。

 

しかも、

そんな制約がある中、

新たな仕事を、

探さなければならないのです。

 

結核の既往があって、

再発の危険性があって、

定期的に、

通院しなければならないのです。

 

はっきり言って、

 

「無理」

 

だと思います。

 

うしろを振り返っても、

近畿中央病院は、

何の反省もしないので、

前を向くしかないのですが、

 

「恨み節」

 

が出ても、

仕方ないと思います。

 

そのフォローは、

入院した病院で、

してもらっています。

 

近畿中央病院の、

結核専門医である、

YMGC先生が、

1回目の入院の退院後、

診てくれる気満々で、

居てくれました。

 

私も、

YMGC先生のことは、

信頼しているので、

診てもらいたかったのですが、

やめました。

 

先に話したように、

結核の治療は、

 

「公費負担」

 

です。

 

しかも、

1回目の場合は、

 

「労災」

 

からの負担でした。

 

近畿中央病院の責任で、

病気になった私の診察費が、

労災から、

近畿中央病院に入るということです。

 

なぜ、

謝罪もない、

慰謝料も出さない、

責任を取らないところを、

儲けさせなければならないのか。

 

バカでも、

わかることです。

 

それだけは、

絶対いやだったので、

YMGC先生にも、

そのように言いました。

 

「先生に、診ていただきたいのはやまやまですが、近畿中央病院に、労災からお金が入るのは、絶対に嫌なので、申し訳ないですが、入院した病院で、引き続き診てもらいます」

 

と。

 

でも、

そうしておいてよかったです。

 

結局、

近畿中央病院を、

 

「クビ」

 

同然で、

辞めることになったのですから。

 

辞めたあと、

近畿中央病院に行くのは、

絶対に嫌ですから。

 

たぶん、

予測がよく当たる私は、

こうなることが、

予感としてあったのだと思います。

 

しかも、

今通っている病院は、

土曜日にも診察枠があって、

仕事への影響が、

幾分少なくなっています。

 

今後、

どこかで働くとしても、

土曜日であれば、

休みを取りやすいと思います。

 

近畿中央病院は、

土曜日は休みなので、

平日に受診することになります。

 

病棟勤務の時は、

朝のミーティングの時に、

その旨を言っておけば、

勤務中であっても、

途中抜けて、

受診することができます。

 

実際、

高血圧で、

循環器内科を受診していた時は、

そうしていました。

 

しかし、

復帰した時に配属された手術室で、

このようなかたちは、

取りづらいと思います。

 

しかも、

来て間がない者が、

4週間に1回、

受診のために途中抜けると言ったら、

大ヒンシュクだと思います。

 

そもそも、

私が配属されたことを、

良く思っていない者ばかりなのですから。

 

結局は、

辞めざるを得ない、

状況だったということです。

 

「例え、野垂れ死んだとしても、もう絶対に看護師はやらない」

 

と、

以前に言いました。

 

その意志は、

貫いていきます。

 

もし、

それで、

本当に私が死んだら、

近畿中央病院は、

反省するでしょうか?

 

いや、

きっとしないでしょう。

 

研修医が死んでも、

ひた隠しにするぐらいですから。

 

病院のくせに、

人の健康や死など、

なんとも思わず、

自分たちの体面だけを考える、

それが

 

「近畿中央病院」

 

という病院です。