看護部本日モ反省ノ色ナシ

看護師を中心に医療界の変なエピソードを話していきます

私は看護師をしておりますが まあおよそ一般社会では通用しないことがまかり通る それが看護師の世界です そんな看護師のエピソードとともに 医療界(病院)の変なことも話していきたいと思います

労災の軌跡 Vol.15/無能な感染管理認定看護師・上野一枝

少し前に、

認定看護師の話題に触れたので、

この話題を話したいと思います。

疑惑の認定看護師/受講資格は本当にあったのか? - 看護部本日モ反省ノ色ナシ (hatenablog.jp)

 

私は、

外来検査部門時代と、

病棟に上がってからの2回、

 

「感染リンクナース会」

 

という役割を、

担っていました。

 

外来時代の、

その組織の看護師のトップは、

N主任(その後看護師長)でした。

 

この人の、

元来の人柄や穏やかな性格もあり、

会の集まりは、

 

「和気藹々」

 

とした雰囲気で経過しました。

 

ところが、

ある年の3月の会議に席で、

N主任(その時は看護師長に昇進していました)は、

このように言いました。

 

「みんな、他から聞いていると思いますけど、退職することになりました。『どこかに引き抜かれる』と思っているかもしれませんけど、そうではありません」

 

意味深な発言です。

 

結局、

3月いっぱいで、

その人は退職しました。

 

その後、

どこに行ったかは、

私は知りません。

 

あとで聞いた話ですが、

N主任は、

優しい分、

病院側が期待する実績を挙げられなかったために、

更迭されたようです。

 

代わりに着任したのが、

 

「疑惑の認定看護師」

 

の時に少し登場した、

1人別室に籠っている、

上野一枝です。

 

上野は、

N主任とはまったく違い、

粘着質なところがあり、

会議の雰囲気も、

悪いものでした。

 

そんなに、

ピリピリする必要は、

まったく無いと思うのですが。

 

特に、

私に対しての当たりが、

キツかったように思います。

 

だから、

発言や、

外見上の

 

「貫禄」

 

から、

私より年上だと思っていましたが、

のちに、

年下であることが判明しました。

 

主任だから、

一応敬意を持って接していましたが、

もし許されるのであれば、

片山・藤崎・井上・菊池・小池に並んで、

私が、

 

「シバきたい看護師」

 

の1人でした。

 

私は、

大人なので、

そこまでには至りませんでしたが、

あくまでも、

 

「許されたら」

 

の話です。

 

この上野は、

言うことはいつも一人前なのですが、

すべてが

 

「後手後手」

 

にまわるのです。

 

事が起こってから、

あーだこーだと意見を言い、

それを、

末端の感染リンクナース会の委員の責任にするのです。

 

いやいや。

 

私たちは、

実務、

つまり、

日々患者の受け持ちをして、

夜勤もしながら、

感染リンクナース会の仕事も、

行っているのです。

 

できることには、

限界があります。

 

それなら、

個室に籠って、

何をやっているかわからない本人が、

いろいろやればいい話です。

 

例えば、

毎月の各部署の、

 

「手指消毒剤」

 

の、

使用量測定。

 

私たちは、

夜勤中や、

日勤が終わったあとに、

残業してやっているのです。

 

これ、

わざわざ各部署の委員にさせる意味、

ないと思います。

 

この作業が、

どれだけ毎月末苦痛だったことか。

 

本題が遠ざかってきたので戻しますが、

私が労災で結核になった時の、

感染管理看護師は、

この上野でした。

 

前にも、

何度も言っているように、

近畿中央病院は、

設立当初、

公立学校の教職員の、

結核病院でした。

 

しかし、

今はその機能はなく、

結核患者が発覚した場合は、

速やかに専門病院に、

移送になります。

 

ですから、

そもそも、

結核患者が、

居てはならないのです。

 

しかし、

結核を発症した患者が、

放置された結果、

私にうつったのです。

 

病院ですから、

何が起きても、

おかしくはないのですが、

結核は、

 

結核予防法」

 

という法律がある疾患です。

 

他の疾患よりも、

厳格に扱われるべきことです。

 

患者から、

私に結核がうつったという事実は、

戻しようがありません。

 

ですから、

私は病院側に、

謝罪と再発防止策の確立を求めました。

 

二度と、

同じようなことを起さないためです。

 

しかし、

謝罪はうやむやにされ、

再発防止策の確立は、

きっぱりと拒否されました。

 

おかしくないですか?

 

被害者である私の求めを、

病院側に拒否する権利はないのです。

 

もはや、

 

「義務」

 

です。

 

話し合いの場で、

事務長・竹田は、

一旦再発防止策の確立を約束しました。

 

しかし、

次の話し合いでは、

 

「再発防止策は必要ない」

 

と言い出したのです。

 

おそらく、

竹田が、

感染リンクナース会の上部機関である、

院内の感染に関する委員会にかけた結果です。

 

竹田が、

独断で決められるわけがありません。

 

ここには、

もちろん上野も居ます。

 

上野が、

そう言ったことは明らかです。

 

竹田が言うには、

 

「コロナの対策をしているから、特別結核の対策をする必要はない」

 

というのです。

 

は?

 

結核とコロナは、

 

「PCR検査」

 

で検出されるということと、

アメリカで発表されている、

 

「紫外線で死滅する」

 

という点は同じです。

 

しかし、

結核

 

「空気感染」

 

コロナは主に、

 

飛沫感染

 

です。

飛沫感染と空気感染 | 健栄製薬 (kenei-pharm.com)

 

ただし、

 

「オミクロン株」

 

は、

空気感染の危険性が高いようです。

 

それに、

結核菌には、

アルコール消毒は無意味です。

 

以上から、

結核に対しては、

独自の対策を立てることが、

必要なのです。

 

しかも、

対策を立てないにしても、

本来なら、

感染管理認定看護師である、

上野一枝が、

話し合いの場に出てきて、

直接説明するべきではないでしょうか。

 

しかし、

話し合いの場に一度たりとも、

登場することはありませんでした。

 

あれだけ、

私に強気な態度を取っていたにも、

かかわらずです。

 

不可解ですよね。

 

よほど、

自分たちのやっていることが、

うしろめたいという証拠です。

 

自信があるのなら、

堂々と出てくればいいはずです。

 

これが、

私ではなく、

医師もしくは別の患者だったら、

どうだったでしょうか?

 

きっと、

平謝りに謝って、

綿密な再発防止策を立てたはずです。

 

「看護師ならぞんざいに扱っていい」

 

そんな考えが、

近畿中央病院にあるのです。

 

しかし、

上野自身も、

看護師のはずです。

 

同じ看護師が、

看護師を守れないというこの実態。

 

だから、

認定看護師など、

何の意味もないというのです。

 

実務もせず、

好き放題して、

結局いざという時、

まったく役に立たないのですから。

 

こういう態度が、

のちのコロナの、

院内感染につながったと、

私は思っています。

 

私は、

常々言っていますが、

何か事が起きたら、

その都度その原因を追究し、

再発防止をはかることが、

大切なのです。

 

決して、

 

「再発防止策は不要」

 

なんてことが、

あってはなりません。

 

再発を防止するためには、

入院時点で、

PCR検査を行うこと、

これだけでいいのです。

 

私も、

患者や家族に、

経済的負担をかけるのは、

良くないと思いましたが、

結局今年の5月だったかに、

入院の際に、

PCR検査を行うことが、

アナウンスされました。

 

やれば、

できるじゃないですか!

 

これを、

2019年の、

7月ぐらいの時点でやっていれば、

私に結核をうつした患者は、

近畿中央病院に入院することはなく、

私も、

結核になることはありませんでした。

 

近畿中央病院を辞めることも、

看護師を辞めることも、

なかったと思います。

 

しかし、

このご時世で、

看護師をやらなくていいのは、

私にとって良いことだと思います。

 

結局、

結核になっていなかったら、

コロナの対応を、

しなければならなかったからです。

 

先ほど触れた、

 

「オミクロン株」

 

が、

本当に空気感染で、

今後日本でも猛威をふるったら、

近畿中央病院のみならず、

日本の病院は、

 

医療崩壊

 

を起すでしょう。

 

これは、

起きたことに、

その都度対処しなかったことに対する、

 

「罰」

 

だと思います。

 

職種によって、

また、

職員かそうじゃないかによって、

対応に差をつけることなど、

絶対にあってはなりません。

 

そのためには、

自分は、

 

「できる」

 

と思っている感染管理認定看護師を、

更迭することも、

考えるべきです。

 

同じ看護師すら、

守れない者に、

一体何ができるというのか。

 

考えなくても、

答えは明白です。