看護部本日モ反省ノ色ナシ

看護師を中心に医療界の変なエピソードを話していきます

私は看護師をしておりますが まあおよそ一般社会では通用しないことがまかり通る それが看護師の世界です そんな看護師のエピソードとともに 医療界(病院)の変なことも話していきたいと思います

追記:時事ネタ・大口病院連続点滴中毒死事件/控訴

昨日あげた、

ブログの追記です。

時事ネタ・大口病院連続点滴中毒死事件/控訴 - 看護部本日モ反省ノ色ナシ (hatenablog.jp)

 

昨日の速報では、

検察側の控訴しか、

書かれていなかったのでですが、

弁護側も、

控訴しました。

 

つまり、

検察側・弁護側、

双方が、

控訴したということです。

 

検察側については、

昨日あげたブログで述べているので、

そちらを参照してください。

 

ここでは、

弁護側のことを述べます。

 

弁護側は、

死刑求刑に対し、

無期懲役を勝ち取った(?)ので、

 

「善し」

 

としていたと思っていました。

 

しかし、

控訴をしたというのは、

やや不可解です。

 

実際、

ニュース記事でも、

 

「弁護側の控訴理由は不明」

 

としています。

 

検察側・弁護側、

どちらが先に控訴したかわかりませんが、

おそらくこういうことでしょう。

 

まず、

検察側が控訴する旨を、

弁護側に伝えた。

 

それを聞いた弁護側も、

控訴することにした。

 

つまり、

第一審の判決が不服と言うわけではなく、

検察側がするなら、

こちらもするという、

 

「戦略的な控訴」

 

だと思います。

 

とても、

有期刑への減刑や、

無罪を勝ち取ることを、

狙っているようには思えません。

 

むしろ、

無期懲役になったことさえ、

奇跡に近いことです。

 

弁護士は、

頭脳明晰な方ばかりなので、

私のような者が考えるより、

もっと上の考えを持っているでしょうから、

きっと何かしらの策があるのかもしれません。

 

弁護側も控訴することで、

 

無期懲役で満足していない」

 

という意思を表明するだけでも、

意味があるのかもしれません。

 

意思表明しない(控訴しない)のとでは、

まったく違ってきます。

 

まさか、

本人が、

 

「命をもって償う」

 

と言っているからと、

死刑を望むとは思えません。

 

第二審(控訴審)で、

無期懲役が支持されたとしたら、

第一審と変わらないわけで、

弁護側とすれば、

損をすることはありません。

 

意思表明をした、

効果の表れと、

とることができます。

 

もし、

この意思表明がなければ、

もしかして、

判決が覆るかもしれません。

 

いくら、

裁判の方法が第一審と変わる、

つまり、

裁判員裁判から、

通常の裁判官だけの裁判になるからといって、

良い方に覆るとは、

到底思えません。

 

覆るとすれば、

悪い方にでしょう。

 

それだけは、

絶対に避けたいはずです。

 

そのための、

弁護側控訴だとすれば、

納得がいきます。

 

しかし、

これが、

 

「やぶへび」

 

にならなければと思います。

 

弁護側が、

控訴をしたことによって、

裁判官への心証が悪くなれば、

判決が、

悪いほうに覆る危険性があります。

 

弁護側の、

控訴理由が、

今のところ不明なので、

すべてが憶測になります。

 

そのあたりは、

第二審が始めれば、

明らかになるでしょう。

 

元・同業者の裁判。

 

引く続き、

裁判の経過を、

追っていきます。