看護部本日モ反省ノ色ナシ

看護師を中心に医療界の変なエピソードを話していきます

私は看護師をしておりますが まあおよそ一般社会では通用しないことがまかり通る それが看護師の世界です そんな看護師のエピソードとともに 医療界(病院)の変なことも話していきたいと思います

私がプリセプターをした新人看護師①INUE Vol.2

前項の続きになります。

私がプリセプターをした新人看護師①INUE Vol.1 - 看護部本日モ反省ノ色ナシ (hatenablog.jp)

 

前にも話したように、

私が最初に居た病院では、

採用2年目で、

看護研究をすることになります。

 

その指導は、

1年目にプリセプターだった者と、

その部署の教育担当が当たることになっています。

 

ということで、

私とKJTNという主任が、

その任に着きました。

 

この、

2年目看護研究でも、

INUEはやらかします。

 

前項でも話したように、

まず同期のARKさんに対して、

対抗心をむき出しにしました。

 

私には、

そんなINUEの言動が、

まったく理解できませんでした。

 

こんなことは、

自らARKさんに対して、

学歴コンプレックスを持っていることを、

証明しているに過ぎません。

 

私も、

短大出身者なのでわかりますが、

特に国公立4年制大学の出身者は、

我々と比べ物にならないぐらい、

優秀ですよ。

 

だからといって、

最初から負けを認めると言っているのではありません。

 

もちろん、

競い合っていいと思います。

 

そして、

お互いか向上できたら、

素晴らしいことだと思います。

 

しかし、

INUEの場合は、

自分1人だけが躍起にになっていて、

相手のARKさんは、

何とも思っていないのですから、

張り合う意味がないのです。

 

それで、

INUEが優位に立つことがあったのならまだしも、

ことごとく負けたのです。

 

周りから見れば、

滑稽というほかありませんでした。

 

これも、

以前に話しましたが、

4年制大学を出たからといって、

その人が看護師として優秀かといえば、

それもまた違う話です。

 

頭は良いのかもしれませんが、

看護師としてはまったくダメな人も、

多々居ました。

 

逆に、

看護学校の学生のほうが、

実習の時に、

患者に対する気持ちが一生懸命だったりします。

 

要は、

看護師に向いているか否かによって、

看護師の価値は決まると思います。

 

だから、

どんな養成所を出ていようと、

コンプレックスなど、

持つ必要はないのです。

 

看護師免許を取得したあと、

どう自分が頑張るか、

それにかかっているのです。

 

ただ、

やっぱり4年制大学を出ている人は、

発想力が違うと、

感心させられることがあります。

 

そういった、

他の看護師が考えないような案を出してくれることは、

非常にありがたく思います。

 

患者にとっては、

どんな養成所を出ているかは、

関係ありません。

 

自分に対して、

一生懸命になってくれる人こそが、

良い看護師なのです。

 

なので、

INUEのように、

自分のためにARKさんと張り合う時間・労力があるのなら、

看護師として向上するたに、

使うべきなのです。

 

この時、

INUEは、

口腔ケアに関すること、

ARKさんは、

家族の危機管理に関することを、

研究テーマにしました。

 

どちらも、

研究テーマとしては悪くありません。

 

私としては、

当時流行していた危機管理、

しかも理論を主としたテーマよりも、

実際に患者のためになる、

INUEのテーマのほうが、

良いと思っていました。

 

しかし、

評価されたのは、

ARKさんのほうでした。

 

それで、

INUEは激しく落ち込みましたが、

それは自業自得だったのです。

 

前述の通り、

INUEの指導は、

私とKJTN主任が行っていました。

 

INUEには、

まったくといっていいほど、

文章力がありませんでした。

 

しかも、

誤字・脱字も、

普段の看護記録でも、

すごく多かったのです。

 

私の文章力を認めていたKJTN主任は、

文章については私にすべて任せていました。

 

私は、

INUEの文章を逐次訂正し、

納得のいく文章を完成させました。

 

ただ私は、

あまりにも本人が書いた文章とかけ離れては、

本人の文章ではなくなると思い、

極力本人の考えた文章を活かすように、

校正したつもりでした。

 

出来上がった文章を、

KJTN主任に見てもらい、

OKが出たので、

完成文章として、

INUEに提出するように言いました。

 

そんなある日、

知らない看護師から連絡がありました。

 

その人は、

どうやら3年目の看護師で、

IUNEの看護研究の、

講評に当たっていたようでした。

 

彼女は、

こう言いました。

 

「INUEさんの看護研究って、(私の名前)さんが指導されたんですか?抄録見てください」

 

私には、

意味がわかりませんでした。

 

文章は、

私の文章力をもって、

完璧に仕上げたつもりでした。

 

それに、

文句をつけられる筋合いなど、

ないと思っていました。

 

そして、

抄録を見てみると、

3年目の看護師が、

連絡をしてきた理由がわかりました。

 

なんとINUEは、

私が時間も労力もかけて作り上げた文章ではなく、

自分で考えた文章を提出していたのです。

 

そう、

誤字・脱字だらけの、

文章力皆無の文章です。

 

要は、

私の作った文章ではなく、

自分の作った文章のほうが優れている、

自分の文章で評価されたいと、

そう思ったようです。

 

いくら、

文章力に自信がある私でも、

そんなことはしませんでした。

 

自分が2年目の時は、

ちゃんと指示を仰いで、

指導された内容が、

納得いくものであれば、

文章を訂正しました。

 

みんな、

そうしているのです。

 

丸々、

自分の文章だけで提出している人など、

1人も居ないのです。

 

それを見たKJTN主任も、

 

「やられたな」

 

と、

呆れていました。

 

KJTN主任は、

それまでのINUEの言動から、

INUEのことを、

信用していませんでしたが、

このことが決定打となり、

さらに信用を失いました。

 

こんな感じなので、

発表のほうもボロボロでした。

 

そして、

ARKさんの研究は高く評価され、

INUEは扱き下ろされました。

 

当然です。

 

私は、

部署の人に、

 

「どうしたん。あんな文章。めずらしやん」

 

と言われました。

 

腸が煮えくり返っていた私は、

事の経緯を話しました。

 

「ひどい話やな」

 

みんなそう言いました。

 

プリセプターとしては、

INUEをかばうべきなのかもしれませんが、

そんな気持ちが飛んでしまうぐらい、

この件については腹が立ったのです。

 

部署では、

これで済みましたが、

講評をした3年目の看護師をはじめ、

部署以外の私の評価が下がったのは、

言うまでもありません。

 

INUEは、

私の顔に泥を塗ったのです。

 

腹が立たないわけがありません。

 

確かに、

ある意味INUEのしたことは、

本来そうあるべきことなのです。

 

しかし、

全員が、

訂正を加えない、

自分で考えた文書で勝負するのならいいのですが、

そうではありません。

 

しかも、

この2年目看護研究は、

その当事者のみならず、

部署全体としてどうその看護師にかかわったかも、

評価されているのです。

 

つまり、

いい文章をつくりあげたら、

指導をした者、

ひいては部署全体が、

高い評価を受けるのです。

 

そんなこともわからず、

単に自分が評価されたいという理由で、

浅はかな行動をとったINUEは、

本当に救いようがありません。

 

KJTN主任曰く、

私が考えた文章なら、

もっと評価は高かったはずだと。

 

非常に残念です。

 

INUEの言動は、

自分のみならず、

指導した私、

そして救命救急センターという部署の評価を、

著しく下げました。

 

にもかかわらず、

INUEは、

そんな自分の言動を反省することもなく、

ARKさんが高評価を得たことを、

激しく非難しました。

 

ARKさんは、

当時流行だったテーマにして、

指導者の指導を素直に聞き入れたのですから、

評価されて当然です。

 

ちなみに、

ARKさんの指導をしていたのは、

私の高校の先輩、

つまり偏差値72の高校出身で、

私よりもはるかに頭が良い人です。

 

そして、

私と同様、

国立の短大を出ています。

 

それと、

国立4年制大学出身のARKさんの頭脳が融合して、

この結果を得たのだと思います。

 

国立短大出の私と、

公立短大出のINUEでも、

同様の結果を出し得たはずですが、

INUEの文章力の無さ、

そして無駄な言動によって、

逆に最低の評価となりました。

 

私にとっては、

黒歴史」といえる最大の汚点です。