看護部本日モ反省ノ色ナシ

看護師を中心に医療界の変なエピソードを話していきます

私は看護師をしておりますが まあおよそ一般社会では通用しないことがまかり通る それが看護師の世界です そんな看護師のエピソードとともに 医療界(病院)の変なことも話していきたいと思います

労災の軌跡 Vol.11/生身の人間よりも書類が大事・近畿中央病院

私は、

労災で思いがけず病気になったのですから、

そこは嘘でも、

丁重に扱われるべきだと思います。

 

しかも、

近畿中央病院が、

本来入院させておくべきでない結核発症患者を、

入院させ続けたのですから、

病院の過失なのです。

 

故に、

余計私のことを、

ぞんざいには扱えないはずなのです。

 

それが、

世の中の常識です。

 

前に話したように、

工事現場で、

自分の不注意で足を踏み外して転落しても、

雇用主の責任となります。

またこの件ですが - 看護部本日モ反省ノ色ナシ (hatenablog.jp)

 

そして、

再発防止策の構築が、

求められるのです。

 

近畿中央病院の場合は、

謝罪もなければ、

再発防止策構築も拒否。

 

もちろん、

慰謝料など、

一銭も貰っていません。

 

それどころか、

仕事まで奪われてしまいました。

 

治療費は、

労災から支払われますし、

例え労災でないとしても、

結核の治療費は公費から支払われます。

 

つまり、

近畿中央病院は、

まったく手を汚していないのです。

 

それどころか、

私に余計な出費を求めてきました。

 

たしか、

入院した後、

年が明けて2020年1月初頭だったと思いますが、

上司の古川睦から、

 

「(私の名前)、診断書出せー」

 

という電話がありました。

 

体調を気遣う言葉は、

皆無でした。

 

その時は、

心身共に弱りきっていたし、

職場に迷惑をかけたという思いがあった(今は皆無です)ので、

素直に従いました。

 

しかし、

入院した病院の診断書は、

他の病院(それこそ近畿中央病院)より安めでしたが、

それでも数千円します。

 

決して、

安くはありません。

 

労災だし、

いずれ何らかのかたちで、

病院側から支払われるだろうと、

何の根拠もないことを考えました。

 

この考えは、

甘かったことが、

後々わかります。

 

月が変わった2020年2月、

今度は事務のTRUCより、

 

「診断書の提出は1ヶ月毎に1通必要と規定されているので、提出してください」

 

とのメールがありました。

 

は?

 

1ヶ月に1通など、

聞いてないぞ!

 

そんなもん、

事務職以外の者が、

「規定」など把握している訳がないのだから、

最低限最初に提出を求めた時点で、

説明しておくべきではないか!

 

最初の診断書で、

主治医は、

長く見越して

 

「約6ヶ月の入院が見込まれる」

 

という、

診断書を発行しているのです。

 

とうことは、

そこまでは有効なのではないか?

 

これは、

私がそのように書くよう求めたのではなく、

主治医の意思でそう書いたのです。

 

これなら、

最低限退院するまででは有効なはずです。

 

それに、

書いてほしい様式があるのなら、

最初にそれをこちらに伝えるべきです。

 

この頃は、

見舞いにも来ないし、

連絡もしてこないし、

労災の申請もされていないし、

近畿中央病院に対する怒りがMAXの時でした。

労災の軌跡 Vol.8/看護部長・前田正美の言動 - 看護部本日モ反省ノ色ナシ (hatenablog.jp)

 

その上、

自腹を切って、

1枚数千円もする診断書を、

毎月出せというのは、

鬼畜というほかありません。

 

労災で、

しかも近畿中央病院が、

然るべき対策をとっていたら、

防げたことですよ。

 

つまり、

病院側の過失なのです。

 

診断書がほしかったら、

病院がその代金を支払うのが、

筋ではありませんか?

 

そのことを、

TRUCに投げかけても、

 

「それは自腹でお願いします。規定でそうなています」

 

の一点張りでした。

 

では、

「規定」に反して、

結核患者を放置した近畿中央病院は、

何なんだという話です。

 

「自分のことを棚に上げて・・・」

 

というのは、

まさにこのことです。

 

しかも、

入院したくて入院している訳ではなく、

法律で入院しなければならないから、

入院しているだけです。

 

本当に、

近畿中央病院の主張は、

矛盾だらけです。

 

話は平行線のまま、

私は納得いかないので、

診断書は提出しませんでした。

 

その後も、

幾度も提出を求めてきましたが、

すべて拒否しました。

 

すると、

今度は脅しをかけてきました。

 

「診断書を提出しないと、今後給料を支払わない」

 

は?は??は??????????

 

謝罪しない。

見舞いに来ない。

慰謝料出さない。

給料出さない。

 

どうなっとるんや!

 

そんな脅しにも屈さず、

私は診断書の提はしませんでした。

 

しかし、

人の体調を気遣うことなく、

要求は続きました。

 

そして、

7月の話し合いの段階でも、

まずその話から入りました。

 

人の体調より、

書類のほうが重要ということです。

 

私は、

今まで通りの主張をしましたが、

近畿中央病院は、

さらなる脅しをかけてきました。

 

「このままではボーナスも出せない。あなたのために、診断書を提出してください」

 

今まで、

診断書が無くても、

給料出せていたではないか。

 

要は、

事務方のさじ加減で、

どうにでもなるのです。

 

「あなたのため」

 

と言いながら、

結局は、

自分たちの事務手続きが滞るから、

人のせいにしたいだけなのです。

 

結局、

もう1通だけ、

退院後から復帰までの診断書を出すことで、

折り合いをつけることになりました。

 

そして、

診断書が手に入ったら、

何も言ってこなくなりました。

 

先にも言いましたが、

生身の人間よりも、

書類のほうが大事ということです。

 

病院側の言うことを、

そのまま聞いていたら、

あと9通必要だったわけで、

4万円ほどの余計な出費を、

強いられるところでした。

 

みなさんも、

なんでもかんでも雇用側の言いなりになるのではなく、

疑問に思えば、

とことん交渉することが大切です。

 

そして、

納得できる形になるよう、

頑張りましょう。

 

雇用側は、

労働者を、

舐めているのですから。