看護部本日モ反省ノ色ナシ

看護師を中心に医療界の変なエピソードを話していきます

私は看護師をしておりますが まあおよそ一般社会では通用しないことがまかり通る それが看護師の世界です そんな看護師のエピソードとともに 医療界(病院)の変なことも話していきたいと思います

労災の軌跡 Vol.9/病院側の対応②

久々にこの話題を。

 

前回までのお話

労災の軌跡 Vol.8/看護部長・前田正美の言動 - 看護部本日モ反省ノ色ナシ (hatenablog.jp)

 

今回は、

この続きになります。

労災の軌跡 Vol.6/病院側の対応① - 看護部本日モ反省ノ色ナシ (hatenablog.jp)

 

私の主治医は、

私の希望、

つまり「職場に迷惑をかけたから、できるだけ早く退院して、仕事に復帰したい」ということに応じて、

1ヶ月での退院を目指しました。

 

以前話した通り、

結核の治療は、

多剤併用(4剤)の上、

6ヶ月または9ヶ月の間投与することで行われます。

 

厳密にいえば、

確実に薬を服用するため、

6ヶ月~9ヶ月の入院が必要です。

 

しかし、

私の場合は、

できるだけ早い退院を希望していて、

尚且つ看護師で知識もあり、

内服に対するコンプライアンスに問題がないこと、

何よりひとり暮らしであることで、

早期の退院が可能でした。

 

ただ、

退院が決まる喀痰検査の結果が芳しくなく、

退院は半年伸びました。

 

かくして、

2020年2月なかばに、

退院することができました。

 

退院しても、

「就業制限」というものがあります。

 

私の場合、

仕事が人を相手にするものですから、

当然制限されます。

 

制限の解除は、

退院後の諸条件を考慮して、

保健所内の話し合いで決められます。

 

にもかかわらず、

近畿中央病院は、

退院直後から、

病院に来て、

話し合いをするように言ってきました。

 

私は、

就業制限を理由に拒否しました。

 

次に、

就業制限が解除されると、

また同じ要求をしてきました。

 

しかし、

この時は、

コロナの緊急事態宣言が発令されており、

県をまたいでの移動は、

制限されていました。

 

近畿中央病院の、

謝らない・再発防止策を立てないという対応に嫌気がさし、

早く復帰する必要はないと思っていた私は、

それを理由に再度話し合いを拒否しました。

 

それに対する、

近畿中央病院側の返事がこれです。

 

「そういえばそうでした。では、緊急事態宣言が解除されたあとで」

 

は?

 

緊急事態宣言が発令されていることなど、

連日報道されているではないか!

 

それを知らないなど、

あり得ないのです。

 

呆れました。

 

これまで、

数えきれないぐらい、

近畿中央病院には、

呆れてきました。

 

さらに、

この時近畿中央病院のHPを久々に見たら 

コロナでクラスターを起していることが書かれていました。

 

そんなところに、

免疫力も体力も体重も落ちていて、

呼吸器の既往(結核)がある私が行けば、

ひとたまりもありません。

 

要は、

私を合法的に亡きものにしようとしていたということです。

 

私に、

クラスターが起きていることを伏せて、

病院に来させようとしていたのですから。

 

普通なら、

クラスターが起きているので、話し合いは落ち着いてから」というものです。

 

このことを考えても、

近畿中央病院が、

私の命などどうでもいいと思っていると、

言わざるを得ません。

 

このことを指摘しても、

「来てもらっても大丈夫」と言います。

 

しかし、

クラスターを起したところに、

なんの根拠もなくそう言われても、

納得などできるわけがありません。

 

それこそ、

私の労災に対する再発防止策として、

①入院する際に全員PCR検査を行う

②仕事中は常にN95マスクを着用する

ということを実施していれば、

こんなことは起らなかったのです。

 

N95マスク

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入院時のPCR検査は、

今年5月から行われるようになりましたが、

遅きに失したと言わざるを得ません。

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近畿中央病院は、

やることなすこと、

すべて後手後手に回っているのです。

 

早いことといえば、

自己保身に走ることだけです。

 

以後も、

不誠実・理不尽な対応に終始し、

それに対して、

抗議の意味で「こんなことなら辞める」と言うと、

「辞職されるということで書類を送ります」と返答がありました。

 

あ・ほ・か!

 

このことで、

本当に辞めたくなりました。

 

しかし、

問題が解決しないと、

辞めるわけにはいかないと思い、

思い止まりました。

 

ですが、

だいぶ経ってから、

病院から退職関係の書類が送られてきました。

 

これは違反です!

 

懲戒処分での退職(懲戒解雇)以外、

雇用側から解雇を申し渡すことはできません。

 

退職発言を撤回したにもかかわらず、

かなり時間が経ってから、

書類が送られてきたということは、

暗に「辞めろ」と言っているのと同じです。

 

これは、

重大な法律違反ならびに人権の侵害であり、

初めて伊丹の労働基準監督署を訪れた時に、

報告しました。

 

結局、

話し合いは、

緊急事態宣言が解除された、

7月に数回行われました。

 

その後については、

別の機会に話します。

 

とにかく、

近畿中央病院というところは、

職員(看護師)のことを大切にしない、

冷酷なところということです。

 

すべてにおいて、

「規定でそうなっている」というと言いますが、

規定で禁止されている副業を行っている看護師長が、

少なくとも主任時代から、

他の施設でアルバイトを行っていて、

それが発覚した後も、

看護師長の職にあるのですから、

「規定」とは何なんだという話です。

 

また、

「規定」では、

結核患者は、

速やかに専門病院に転送することになっているのに、

それを放置したのも、

「規定」からの逸脱です。

 

それによって、

落ち度のない私が病気をうつされて、

さらに発症したのですから、

「規定」を逸脱した近畿中央病院は、

自らに罰を課さなければならないはずです。

 

しかし、

もちろんそんなことはしません。

 

それどころか、

被害を被った私を、

退職に追い込もう(実際追い込まれた)とするのですから、

近畿中央病院における「規定」は、

あってないようなものと、

考えざるを得ません。