私は、
その中でも、
太平洋戦争に対する
造詣が深いのです。
太平洋戦争の敗因は、
様々な要因が重なったものですが、
そのうちのひとつが、
「補給・補充の軽視」なのです。
北はアリューシャン列島、
南はオーストラリアの手前、
東はミッドウェー島の手前、
西はインドまで、
広大な範囲に、
戦線を拡大しました。
その結果、
日本本土からの距離が遠すぎて、
補給線が延びきってしまい、
隅々まで物資の補給が、
行き渡らなくなりました。
一方の、
アメリカを中心とした連合国は、
その国力にモノを言わせる物量をもって、
補給を続けた結果、
勝利を手にしたのです。
日本とアメリカの国力差は、
同時1:10だったので、
最初から勝てる見込みはなかったのです。
それを、
「大和魂」で補おうとしたのですが、
精神論で勝てるほど、
戦争は甘いものではありません。
国家の、
存亡かかかっているのですから。
精神論といえば、
古川睦が、
よく精神論で、
問題を解決しろといいます。
しかし、
何の根拠もない精神論で、
解決などできるわけがないことは、
太平洋戦争の顛末をみても、
明らかなことです。
私は、
精神論は、
時には必要であることは認めますが、
好きではありません。
太平洋戦争の開戦ならびに敗戦には、
もっといろいろな事情が絡んでいますが、
それを語ると、
時間がいくらあっても足りないので、
これぐらいにしておきます。
それでは本題に。
とにかく、
補給・補充を軽視することは、
よくないことということです。
我々看護師は、
点滴をするにしてもその他処置をするにしても、
多くの物品を使います。
ですから、
物品が不足することがないよう管理することは、
仕事のうちなのです。
今まで、
私が勤めた病院では、
物品にカードが付いていて、
それを提出することにより、
補充させる形態でした。
最初のところと、
次の転勤先では、
病院の地下に物品の管理をする倉庫があって、
カードの提出で追い付かないものがあったとしても、
対応が可能でした。
しかし、
近畿中央病院では、
倉庫を持たない外部委託なので、
急な対応が難しかったのです。
その分、
看護師は余計に、
物品の不足が生じないよう、
気を付けなければなりません。
今は、
余計なストックを無くすため、
このような形態をとっている病院が、
ほとんどだと思います。
近畿中央病院では、
部署内の物品補充は、
主にヘルパーさんがおこなっていますが、
私とごく一部の看護師は、
気がついたら補充を行っていました。
自分たちが使うものを、
ヘルパーさん任せにするのはよくないし、
ヘルパーさんだって、
日々忙しくて、
補充に手が回らないことが、
多々あるからです。
補充ができていないからといって、
それをヘルパーさんのせいにするのは、
違うと思います。
ある日、
たぶん2014年の4月以降か、
2015年の1~3月の間のいずれか、
私はリーダーをしていました。
最初の病院の頃から、
私がリーダーをすると忙しくなるという、
ジンクスがありました。
この日も、
多分に漏れず、
忙しかったのです。
メンバーが忙しいということは、
もちろんリーダーも忙しいわけで、
私も詰所内だけでなく、
病棟内を走りまわっていました。
そうしている間にも、
私は広い視野で、
周りに目を配ります。
それは、
リーダーとして当然のことです。
視野狭窄では、
いけないのです。
点滴台の上の、
点滴セットや注射器・針が、
スカスカになっているのに気付いていましたが、
誰も補充できないぐらい、
忙しかったのです。
私は、
例えメンバーであったとしても、
物品が減っていれば、
補充するようにしています。
それが、
他の人のためだけではなく、
後々自分のためにもなるからです。
若い看護師は、
まだそこまでの余裕がなくて、
仕方ないと思いますが、
中堅~ベテランでも、
やらない人はまったくやりません。
私は、
誰も補充をやらない(できない)ので、
リーダー業務が若干落ち着いたこともあって、
見かねて補充を始めました。
中には、
その様子を見て、
「ありがとう」と言ってくれる人も居ましたが、
こいつは違いました。
そう、
藤崎悦子です。
ちょっと離れたところから、
訝しげな表情で、
こちらを見ていることには気付いていましたが、
無視していました。
そして、
近付いてきて、
こう言い放ちました。
「そんなことしてる暇があったら他のことをしてください」
は?
は~??
は~~???
お前らがやらんから、
暇をみつけて、
こっちがやってやってるんじゃないか!
補充せずに言われるのならまだしも、
補充して文句言うとは。
理不尽の極みです。
私だって、
決して暇ではないのです。
忙しい中、
時間を割いて、
メンバーのために補充をしているのです。
補充についても、
救命救急センター時代に、
徹底的に叩き込まれました。
若い時に教えられたことは、
いつになろうと、
身についているものです。
ですから。
私が新人を教える時には、
物品補充の大切さについて、
説くようにしています。
物品補充を軽視すると、
いろんな意味で「負け」てしまうからです。
藤崎の言葉に、
かなり腹が立ったので、
本当は初めてそこでケンカしようと思ったのですが、
大人気がないのと、
バカ相手にケンカをするのは、
時間の無駄なのでやめました。
私は、
持っていた注射器の入った袋を、
点滴をつくる台に、
叩きつけるように置き、
補充をやめてリーダーの席に戻りました。
そして、
奴が勤務してる時、
そして奴が勤務する前の勤務では、
補充を一切しないことにしました。
それに対して、
裏で「補充が出来ていない」と文句を言っていたようですが、
自業自得なのです。
しかも、
言うことには一貫性を持つべきです。
言うことに一貫性のない男・古川睦 - 看護部本日モ反省ノ色ナシ
言うことに一貫性のない医師・重本 - 看護部本日モ反省ノ色ナシ
この時は、
片山と結託して、
病棟を支配しようとしていた時期。
「私たちに付いてこれる者だけ付いて来たらいい」は?/とんでもない勘違い野郎 片山&藤崎 - 看護部本日モ反省ノ色ナシ
それで、
難癖をつけてきたのだと思いますが、
こんな一貫性のない者に、
誰がついていくというのか。
どんな思考回路を持っていたら、
そんな考えができるのか、
不思議でなりません。
この藤崎、
物品の補充をしているところを、
私は一度も見たことがありません。
片山然り。
補充が出来ていなかったら、
ヘルパーさんを責めるのですが、
それもお門違いです。
「ヘルパーさんしか補充をしてはならない」と、
明文化されていたら別ですが、
そんな文章は、
世界中のどこを探しても、
存在しません。
尊敬を集めたければ、
みんなについてきてほしければ、
圧力で支配するのではなく、
尊敬されるよう、
みんなの手本になるような言動をすることです。
特に、
言うことには一貫性を!
そもそも、
人にケンカを売る暇があったら、
お前が補充せえやという話です。