看護部本日モ反省ノ色ナシ

看護師を中心に医療界の変なエピソードを話していきます

私は看護師をしておりますが まあおよそ一般社会では通用しないことがまかり通る それが看護師の世界です そんな看護師のエピソードとともに 医療界(病院)の変なことも話していきたいと思います

気のきかない看護師たち

まず質問から。

 

壁の下の方に、

縦二段に並んだコンセントの差し込み口があります。

 

差し込み口は、

2つとも空いています。

 

電動ベッドの電源プラグを、

コンセント差し込み口にさす場合、

どちらにさしますか?

 

そんなことは、

考えなくてもわかります。

 

答えは「下側」です。

 

理由は、

電源ベッドの電源プラグは、

移動する時ぐらいしか抜き差ししません。

 

ですから、

下側にさしておけば、

上側は空いているので、

一時的に使う機器など、

抜き差しする頻度の高いものに、

使えばいいのです。

 

こういう、

ちょっとした配慮で、

仕事がしやすくなるものです。

 

しかし、

そんなことを何も考えず、

しれっと上側にさす看護師は、

少なくありません。

 

いざ、

他の機器を使う時、

上側がうまってて、

下側にさすのは、

煩わしいと思うのですが。

 

私は、

自分がそして他の人が仕事をしやすいように、

上側に電源プラグがさしてあったら、

気付き次第下側にさし直します。

 

しかし、

数日経てば、

また元に戻っています。

 

ここで、

少し触れましたが、

「あの水はなにか意味があるの?」/あの人が体験した恐怖 - 看護部本日モ反省ノ色ナシ

私は、

救命救急センター時代、

ベッド周囲の環境整備について、

厳しく叩き込まれたので、

どうしてもそういう細かいところに、

目がいってしまいます。

 

以上に話してきたことは、

やはりまだ仕事に余裕のない、

若い看護師に多いように感じます。

 

ですから、

ある程度しかたがない部分もあるのですが、

中には、

ベテランでも、

そういう人が居るので、

考えてほしいところです。

 

看護師は、

人(医師や他の看護師など)と協力して、

人(患者)の世話をする仕事です。

 

患者の中には、

こちらで配慮しないと、

自ら行動したり主張することが、

出来ない人が居ます。

 

また、

協力して仕事をする相手に配慮することで、

お互い気持ちよく仕事をすることができます。

 

つまり、

看護師は、

他の職種以上に、

他人に気遣いができる存在でなければならないのです。

 

こんな話もあります。

 

詰所に出入りするドアの蝶番が、

開け閉めする都度「キィーキィー」と、

音を立てていました。

 

みんな気付いているはずなのに、

誰も対処しようとしません。

 

病棟に、

KURE5―56のような便利なものはなく、

要望を出しても、

なかなか買ってくれませんでした。

 

そこで私は、

潤滑油として、

病棟に常備してある、

オリーブ油を注射器で吸い、

蝶番にさしました。

 

すると、

開閉時の音はなくなりました。

 

貧乏くさく見えるのは、

よくありませんが、

無いのなら他のもので代用することは、

悪いことではないと思います。

後生大事にする看護師/それだけ出来が良いのか - 看護部本日モ反省ノ色ナシ

 

私は、

そういうことをしたからといって、

自ら公表はしないので、

他の看護師の反応は気にしていませんでした。

 

そうしたら、

1人だけ気付いて、

しかもそれをしたのが、

私だと断定して、

私に言ってきた人が居ました。

 

他ならぬ、

ヘルパーのKoさんです。

 

この人、

勘が良いところと、

ヘルパーとして有能で、

人間的にいい人であるところは、

非常に評価できるのですが・・・。

 

あえて、

リンクは貼りませんが、

過去ログを参照してください。

 

とにかく、

ちょっとした気遣いが、

患者や他のスタッフのため、

ひいては自分のためになるということを、

忘れてはならないと思います。