看護部本日モ反省ノ色ナシ

看護師を中心に医療界の変なエピソードを話していきます

私は看護師をしておりますが まあおよそ一般社会では通用しないことがまかり通る それが看護師の世界です そんな看護師のエピソードとともに 医療界(病院)の変なことも話していきたいと思います

時事ネタ・病院の経営破綻

今日の朝、

大阪市福島区海老江にある、

松本病院の経営破綻が、

伝えられました。

 

コロナ患者を受け入れていて、

一般患者が減少したことによる破綻と、

表向きは発表されています。

 

しかし、

この病院のことを多少知っている私としては、

「とうとうこの時が来たか」という印象です。

 

私は、

この病院で働いたことはありませんが、

10年以上前に、

知り合いが働いていたので、

よく話を聞いていました。

 

今回は、

その聞いた話を語っていきたいと思います。

 

松本病院は、

一言で言えば、

「昔ながらの個人病院」です。

 

公共性の高い病院でしか、

働いたことのない私にとっては、

首をひねるようなことが、

多々ありました。

 

立地は抜群で

阪神本線野田駅野田阪神)の駅前にあります。

 

昔から、

外科は評判が高かったですが、

内情を知ると、

それも「?」と思ってしまいます。

 

はっきり言えば、

よくこれで運営できているなという印象でした。

 

例えば、

私の知り合いが居た病棟は、

看護師・ヘルパー各1名で夜勤をするそうですが、

他の同じ体制を敷く病棟の看護師が、

仮眠休憩に行く時、

代わりに知り合いの病棟の看護師がその病棟に行って、

元々の病棟は看護師不在になるそうです。

 

その間に、

看護師不在の病棟で、

何かあったらどするのでしょうか。

 

きっと、

今まで何もなかったから、

それがまかり通っていたのでしょうけど、

適切な看護師配置が出来ていないのは確実で、

もしバレたら、

もっと大変な事態になっていたと思います。

 

また、

この病院には、

いわゆる「行路病棟」があって、

それ自体は問題ではないのですが、

その病棟は、

ベッド間のカーテンが無くて、

1部屋に6~8人詰め込みだったそうです。

 

基準として、

カーテンなしというのは、

大丈夫なのでしょうか?

 

ちなみに、

多少金を出せば、

普通にカーテンのある部屋に、

移れるそうです。

 

「行路病棟」とは、

生活保護の方を収容するとところですが、

取り漏れなく確実にお金が入るので、

経営破綻にはつながらないはずです。

 

しかも、

ここにも程度の低い、

頭の悪い看護師が居たそうです。

 

その人のことは、

また今後語ります。

 

以上から考えても、

「コロナ患者を受け入れたことによって一般患者が減ったための経営破綻」というのは、

違う気がします。

 

それは、

あくまでも表向きの理由。

 

なぜなら、

コロナ患者を受け入れたら、

自治体から金が入るのです。

それこそ、

取り漏れのないお金が。

それは、

個人病院にとっては、

大きな収入源のはずです。

 

あ、

ひとつ思い出しました。

 

この病院、

建物が2棟に分かれているのですが、

CTを撮りに行く時、

病棟によっては、

ストレッチャーや車いすに患者を乗せて、

道路を横断しなければならないそうです。

雨の日など、

患者の上にビニールをかぶせて搬送していたとのこと。

 

「こんな病院はいやだ!/検査に行くのに道路を横断する病院」

とでもしたいぐらいです。

 

こんな病院でありながら、

しかも10年前でも施設も老朽化していたようですが、

それでも維持できていたのは、

外科の腕だったのでしょうけど、

それをもってしても限界を迎えたのでしょうか。

 

それとも、

その唯一の売りがなくなった、

つまり医者の質(腕)が落ちたのでしょうか。

 

いずれにしても、

コロナは経営破綻した本当の理由の、

隠れ蓑に過ぎないと思います。

 

経営破綻する理由は、

今までの積み重ねと、

断言できます。

 

今回の、

松本病院の経営破綻は、

コロナが理由での初のものとして、

大々的に報じられていますが、

これをきっかけに、

他にも波及していきそうな感じです。

 

兵庫県伊丹市車塚3-1にある病院も、

相当経営状態は悪いようですが、

同じ運命を辿るのでしょうか。

 

それとも、

合併の覚書を締結している伊丹市が、

税金を投入してでも助けるのでしょうか。

 

税金の投入だけは、

絶対にダメだと思います。

 

それこそ、

その病院の傲慢経営のツケを、

伊丹市民の血税を使って、

助けることになるのです。

 

それこそ、

病院は、

そこでなくても、

他にもあるのです。

助ける必要など、

微塵もありません。