「病気のことばっかり聞かれてもしんどくなるわ」
これは、
以前ある患者に言われたことです。
確かに、
その通りなのです。
私も、
自分が入院してみて、
初めてそのことが、
身に染みてわかりました。
そこで、
今回は番外編として、
昨今話題になっているこのことを。
なぜなら、
私は巨人ファンだからです。
中田翔のしたことは、
確かにダメなことです。
しかし、
昔の野球界では、
ごく当たり前のことだったでしょう。
例えば、
星野仙一。
彼は、
監督時代に選手を殴っていましたが、
未だに「闘将」として賞賛されています。
下手したら、
傷害事件レベルなのにです。
今回の件は、
そこまでのレベルではなさそうですが、
「時代的にダメ」というのは、
あまりにも不公平だと思います。
日ハムの栗山監督が、
巨人の原監督に直接電話をして、
原監督が球団フロントにかけあって、
移籍が実現したそうです。
これは、
栗山監督にとっても、
苦渋の決断だったと思います。
これで、
中田翔が野球人生を絶たれるというのは、
違う気がします。
もちろん、
傷害事件として刑事罰を受けるような場合は別ですが。
過去にも、
現役野球選手が、
審判に対して暴力行為を働き、
書類送検になったことがあります。
結局不起訴で、
刑事罰は与えられていませんが、
この時は監督と他選手2名が、
そのようなことを行ったのですが、
その監督というのが、
星野仙一でした。
亡くなっている人のことを、
悪く言うつもりはありませんが・・・。
もし中田翔に、
なにかしらの罰を与えたいのであれば、
是非警察に被害届を出すべきだと思います。
それでも、
前述の通り書類送検止まりでしょうが、
野球機構として謹慎の処分を科すことは、
出来ると思います。
被害にあった選手も、
まさかここまで事が大きくなるとは、
思っていなかったのではないでしょうか。
今年は不振とはいえ、
チームの主砲が居なくなることは、
その選手にとっても、
多少残念なことだと思います。
チームの力が、
明らかに低下するのですから。
栗山監督にすれば、
その主力選手を放出するということで、
自らに罰を与えたのかもしれません。
この件については、
各方面が反応していますが、
注目されているのは、
有吉は賞賛され、
志らくは炎上しました。
そして、
志らく書き込みを削除して、
謝罪することに。
志らくは、
大の中日ファンで、
「中日は優勝できなくてもそんなことはしない」と言って、
巨人を批判したそうです。
いやいや。
私は覚えていますよ。
1985年と1987年に、
当時の中日のエース小松辰雄が、
最多勝を獲ったのですが、
これにはカラクリがあります。
その、
どちらの年か忘れましたが、
小松に最多勝を獲らせるために、
中継ぎ投手を先発させて、
4回までに中日が勝っていたら、
5回から小松を登板させて、
5回の1イニングだけ投げさせて、
勝ち投手の権利を持って降板させる。
こんなことを、
シーズンの終盤に毎試合やっていたのです。
「こんな姑息なことをしてまで、最多勝がほしいのか!」と、
子供ながらに憤慨したものです。
その他にも、
外国人枠の隙を突いて、
外国人を獲得するなど、
およそ巨人がやれば大々的に叩かれることを、
中日は過去にやってました。
そんなことをやっているチームのファンに、
とやかく言われる筋合いはないのです。
思い出しました。
たしか中日は、
大昔にも新人選手獲得に関してやらかして、
大問題になったことがあったはずです。
巨人ばっかり叩かれますが、
他にも目を向けてほしいものです。
それこそ、
公平さを書いています。
コンプライアンス云々言うのなら、
是非他の球団のことも、
取り上げるべきです。
とにかく、
こうなった以上、
今から謹慎にはできないのですから、
中田翔には、
結果で証明してほしいと思います。