看護部本日モ反省ノ色ナシ

看護師を中心に医療界の変なエピソードを話していきます

私は看護師をしておりますが まあおよそ一般社会では通用しないことがまかり通る それが看護師の世界です そんな看護師のエピソードとともに 医療界(病院)の変なことも話していきたいと思います

労災の軌跡 Vol.4-1/HPへの記載・いち職員を陥れる極悪非道極まりないもの

本題に入る前に。

 

「人の不幸は蜜の味」

という言葉があります。

 

読んで字のごとく、

他人の不幸をな話を聞くと、

楽しいという意味です。

 

きっと、

私の労災の件は、

みなさんにそのように思われていると思います。

しかし、

これは他人事ではありません。

 

病院で働いている誰もが、

こういうことになる危険性があるのです。

実際、

私の一件が収拾しないうちに、

近畿中央病院はコロナでクラスターを発生させました。

 

「自分だけは大丈夫」

 

そんなことは、

絶対にありません。

 

どうか、

自分の身にも起こるかもしれないという危機感を持って、

私の文章を見てください。

 

それでは本題。

 

前回までのお話

いよいよ本題・労災の軌跡 Vol.1/前兆 - 看護部本日モ反省ノ色ナシ (hatenablog.jp)

やっぱり書く!・労災の軌跡 Vol.2はあとまわしでVol.3/労災申請しない看護部長・前田正美 - 看護部本日モ反省ノ色ナシ (hatenablog.jp)

 

まずは、

以下の資料を見てください。

 

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これは、

2020年1月中旬に、

近畿中央病院の「お知らせ」に掲載されたものです。

 

みなさんは、

これを見てどう思われましたか?

 

私は、

怒り心頭しました。

それで、

抗議のために1月30日に、

管理当直の病棟師長に電話をして、

次の日に看護部長に電話をかけさせたのです。

 

どこが「怒り心頭」なのか。

 

ほぼすべてです。

 

まず、

どこにも労災で、

つまり私が患者からうつされて、

結核に罹患・発症したことが、

どこにも書かれていません。

そのことで、

これを読んだ人に大きな誤解を与えてしまいます。

 

私は、

この文章を友達に見てもらいました。

そして、

読んだ感想を求めると、

「お前、どこかで結核をもらってきて、それを職場でばらまいたんやろ?」

 

違います!

 

しかし、

この文章を普通に読めば、

ほとんどの人がこのように勘違いするでしょう。

それは、

近畿中央病院が、

本当のことをきちんと書かなかったからに、

ほかありません。

 

次に、

3行目の「即日結核専門病院に入院」の部分です。

 

この、

結核の発症が発覚したら、

「即日」入院するのは当然。

結核専門病院」に入院するのも当然。

 

当然のことを書く必要は、

一切ないのです。

 

以下にも、

諸悪の根源は封じたみたいなこの表現。

自分たちが、

労災を起こしたことを棚に上げて・・・というより、

隠してのこの記述。

職員のことを、

一体何だと思っているのか。

 

次に、

7行目から始まる患者とその家族へのお詫び。

 

こんなのは、

文章の最後に書くものです。

この時点で謝られても、

患者も家族もわけがわかりません。

よほど、

文章力がない者が考えた文章なのでしょう。

恥さらし以外の、

何ものでもありません。

 

次に9行目。

「今後このような事態が生じないように・・・」と書いてありますが、

これは再発防止策を講じるということだと思います。

しかし、

病院側は私が求めたにもかかわらず、

再発防止策の立案を「必要ない」と拒否しました。

 

それでその後、

コロナにおいてクラスターを発生させているのですから、

結局ここでも嘘をついたことになります。

 

次に、

12行目以降の「発症職員の詳細」です。

 

これ、

必要ですか?

名前はないとはいっても、

院内の者には、

これが私のことだとわかります。

つまり、

個人情報なのです。

 

この件を見てもわかるように、

近畿中央病院という組織は、

本人の承諾もなしに、

平気で勝手に個人情報を公開する

組織を挙げて個人情報の管理が杜撰なところということです。

情報漏洩クイーン・ヘルパーKo - 看護部本日モ反省ノ色ナシ (hatenablog.jp)

 

そしてこの同じ部分、

まるで私が結核にうつったのは、

近畿中央病院ではないといわんばかりに、

責任逃れに終始しています。

 

しかし、

墓穴を掘っている部分もあります。

 

まず14行目の、

「この職員は2018年2月~診断されていました」の部分。

 

この時も、

入院患者から結核を発症した人が出て、

その接触者検診で採血(T-SPOT)と胸部レントゲン撮影が行われました。

348p8.pdf (jata.or.jp)

 

その結果、

T-SPOTは陰性。

胸部レントゲンは問題なしでした。

 

しかし、

この時以前に私が結核に罹患していたら、

この時点でT-SPOTは陽性を示したはずです。

よって、

少なくとも、

私が他の病院に勤めている時や、

大昔に結核に罹患していて、

それが発症したという可能性は、

ゼロというわけです。

 

自分たちで、

それを証明することを言っておきながら、

裏ではその可能性について言及するとは、

どこまで他人事なのでしょうか。

 

私よりももっと上、

両親ぐらいの年代なら、

幼いころに罹患して、

それがずっと発症しないまま経過して、

免疫が下がったタイミングで発症に至ることは、

多々あるそうです。

 

しかし、

私の年代ではまずありえないとのこと。

原因は、

レントゲンに異常がなかった2019年7月以降に、

仕事中に患者からうつされたものであると、

近畿中央病院の結核専門医の資格を持つ医師が、

そう断言しているのです。

 

専門家の診断を無視して、

自分たちの責任を回避しようとは、

とんでもない話です。

 

長くなったので、

次に続けます。