看護部本日モ反省ノ色ナシ

看護師を中心に医療界の変なエピソードを話していきます

私は看護師をしておりますが まあおよそ一般社会では通用しないことがまかり通る それが看護師の世界です そんな看護師のエピソードとともに 医療界(病院)の変なことも話していきたいと思います

何しに来たんだ!/嵐のように去っていった男性看護師

本題に入る前に。

 

ネタはまだまだあるのですが、

このブログを見て、

どうしても公表したいネタのある方は、

私にメールしてください。

もちろん、

匿名・フリーアドレスでOKです。

施設名を書く必要もありません。

 

文章力に自信のない方も、

私の文章力をもって校正するので、

心配はありません。

 

また、

引き続き、

当事者からの連絡、

ブログの感想もお待ちしております。

 

こちらから、

当事者にこのブログのURLを送ったりもしているのですが、

反応がありません。

まあ、

できるはずもありません。

すべて事実ですから。

 

メールアドレス:express_habana@yahoo.co.jp

 

それでは本題。

 

20年以上も看護師をしていると、

男性看護師とは、

私のように謙虚(!?)な者か、

自分はデキると勘違いしている者か、

大きく二分されるように思います。

 

看護師には限りませんが、

人間、

自分が「デキる」と思った時点で、

成長が止まるのでダメだと思います。

 

日々進化し続ける医療に対応するためには、

「自分はまだまだだ」と思う謙虚な気持ちを持ち、

向上し続けることが大切です。

 

ある年の4月、

中途採用で男性看護師が、

私の所属する部署に配属されました。

 

私より若く、

正直イケメンだったと思います。

これで、

謙虚な人物ならよかったのですが、

彼は残念ながらもう一方の側の人間、

つまり「自分はデキる」と思っている人物でした。

 

前職は、

近隣にある他の病院でした。

 

まず、

その時の新人に、

ペラペラ話しかけていました。

そんなことする前に、

まず自分が慣れることが先だと思うのですが・・・。

 

私も、

中途採用組なのでわかるのですが、

看護師は医師と違って、

自分のやり方を持ち込むのではなく、

その施設のやり方を覚えなければなりません。

 

しかも彼は、

その時奥さんがいました。

それなら、

なおさら新人に話しかけるのは・・・と思います。

 

さらに、

3人居た新人の中で、

ある特定の人物に、

特に熱心に声をかけていました。

 

その後、

彼は奥さんと離婚し、

この看護師と結婚するというオチがあるのですが、

当時その新人だった彼女は、

こいつにチョッカイを出されるのを、

嫌がっていたのですが。

男女の仲というものは、

わからないものです。

 

そしてこの彼、

来てまだ数ヶ月しか経たないのに、

「ここの教育方針は間違ってる」と発言するなど、

「お前何様や」という発言を繰り返し、

私を含めたすべてのスタッフを、

呆れさせました。

 

そして、

来てからそんなに経たないうちに、

彼はちょくちょく休むようになりました。

理由は、

メニエール病の症状が出現したというもの。

メニエール病の症状・原因について|めまい耳鳴り難聴の情報サイト (memai-kobe.jp)

 

病気ならしかたがありません。

 

しかし、

その後も休みを繰り返し、

元々ない信用が、

マイナスになっていきました。

 

こんな状況だから、

患者を割り振っても、

来るかどうかわからないので、

そのうち来ても来なくても大丈夫なように、

補助要員として、

他のメンバーの補助や、

処置の介助につくようにしていました。

 

しかし、

彼はこの待遇に不満を言います。

 

「もっと重い(重症の)患者を持たせてくれ」

 

まったく、

自分の置かれている立場がわかっていないというか、

謙虚さがないというか・・・。

どうしようもない人物です。

 

そんなある日、

私は病棟師長から呼び出しを受けました。

 

「何かやらかしたかな」

 

そう思いながら、

病棟師長が作業をしている部屋(面談室)に行きました。

そこで聞かされたのは、

彼が前職で問題を起して、

裁判沙汰になっているということでした。

 

案の定というか何というか・・・。

 

こんな、

偉そうに物事を言う人物が、

何も職場を変わる必要はないのです。

そのままそこに居れば、

偉そうにし続けられるのですから。

それを、

わざわざ変わってきたということは、

それなりのことがあったということ。

 

案件は、

刑事事件にはなっていなくて、

民事で裁判になっているとのこと。

 

これで、

すべて合点がいきました。

 

そう考えると、

メニエールは、

裁判に出廷するための嘘だったのかもしれません。

そうでも言わないと、

来て間がない者が、

休みをもらうのは至難の業です。

 

本人は、

仕事を続けたいと、

病棟師長に言ったとのこと。

 

この話は、

もちろん病棟の看護師全員に伝えられましたが、

もはや誰も彼の味方をする者は居ませんでした。

これで、

すごく謙虚な人間であったら、

もっと違ったと思います。

 

私はといいますと、

私も彼の言動には辟易していたので、

去っていただきたかったのですが、

本人が頑張るというものを、

無下に見放すことはできません。

心のどこかに、

やはり男性の看護師=直属の後輩という、

思いがあったのだと思います。

 

この話を聞いたあとの土曜日か日曜日、

私はこの男と一緒の日勤でした。

話を聞いたあとだから余計かもしれませんが、

彼の言動は明らかに空回りというか、

浮いていました。

他の看護師は、

誰も相手にしません。

しかたなく、

休憩時間は私が話を聞きましたが、

この男まったく反省している様子はなく、

偉そうに振舞っているのは変わりありませんでした。

 

これでは、

誰も相手にしなくて当然です。

 

この彼、

結局若い看護師に相手にされないことがあってか、

その週明けに病院を辞めました。

 

彼が、

その時チョッカイを出していた看護師と再婚したことは、

前述しましたが、

裁判で不祥事を認めたにもかかわらず、

その彼女には「やっていない」と言ったそうです。

 

また、

その部署に居た若い女性看護師が、

そこを辞めて違う病院に行ったら、

その彼が居たそうです。

 

うちに居た時同様、

偉そうにして、

馴れ馴れしく話しかけてきたとのこと。

 

一貫性が無くて、

偉そうで、

謙虚さのない人間は、

救いようがありません。

 

その前に、

こんな奴を雇った看護部幹部は、

全然人を見る目がありません。

再三言っている通り、

人と接する仕事をしている以上、

看護師は人を見る目を養わなければならないと思います。