看護部本日モ反省ノ色ナシ

看護師を中心に医療界の変なエピソードを話していきます

私は看護師をしておりますが まあおよそ一般社会では通用しないことがまかり通る それが看護師の世界です そんな看護師のエピソードとともに 医療界(病院)の変なことも話していきたいと思います

「カテコラミンじゃないの?」/どっちでもいいツッコミをして恥をかく看護師・寺地

こうやって、

変な話を投稿していると、

だいたい誰が変なエピソードを残しているか、

決まってきます。

 

ただ、

ちょっとフォローをさせていただくと、

何度も登場する寺地氏(仮名)、

変なエピソードは残しているけど、

今の私同様上司にも臆せず意見するなど、

頼もしい一面もありました。

 

ただ、

私と入れ替わりで救命救急センターに異動してきた、

友達の話によりますと、

その後寺地氏は主任に昇格したようですが、

主任になった途端自己保身に走るようになり、

その友達を含めみんな落胆したとのこと。

 

寺地氏も、

所詮普通の看護師だったようです。

 

あ、

フォローになってないか・・・。

 

それでは本題。

 

ある日私は、

先輩看護師のKSKさんと、

救命救急センターの重症病棟の中で、

仕事の話をしていました。

そして、

KSKさんが「カテコールアミン」と発言しました。

 

カテコールアミンについては、

詳しくは以下を参照してください。

カテコールアミン - Wikipedia

 

すると、

偶然私たちのそばを通りがかって、

それを小耳にはさんだ寺地氏は、

私たちにこう言ったのです。

 

「カテコラミンじゃないの?」

 

私もKSKさんも、

一瞬どう答えていいかわからず、

固まってしまいました。

寺地氏は、

私そしてKSKさんよりも先輩でした。

 

上に示したウィキペディアに書かれている通り、

「カテコールアミン」と「カテコラミン」は、

同じことです。

たぶん、

「カテコールアミン」が長いので、

言い慣わしてそういうようになっただけの話。

 

私もKSKさんも、

元の言葉も言い慣わされたということも、

知ったうえで仕事をしていたのです。

 

一方の寺地氏は、

恐らく救命救急センター内で、

医師が使っている「カテコラミン」という言葉のみが、

頭に入っていたものと思われます。

 

医師が使う「カテコラミン」は、

実は「カテコールアミン」と完全同義ではなく、

昇圧剤、

つまり血圧を上げる薬品の総称として使っています。

 

ですが、

結果どちらでもいいということになります。

 

やはり、

医師聞いたものをそのまま受け止めるだけでなく、

私やKSKさんのように、

もう1歩すすめて、

その元になる言葉まで調べて、

知識として蓄える必要があると思います。

 

ちなみに、

私は「どっちも一緒です」と言うべきか否か迷ったのですが、

私の代わりにKSKさんが言ってくれました。

 

看護師のみなさん、

看護師はアホではつとまりませんよ!