「あの水はなにか意味があるの?」/あの人が体験した恐怖 - 看護部本日モ反省ノ色ナシ (hatenablog.jp)
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この話の終盤で、
夜勤明けの夕方に電話をかけてくるという、
時代錯誤のことをやる女の話が出たので、
話したいと思います。
その日は、
上記のように夜勤で、
とある経腸栄養をしている患者を受け持っていました。
栄養剤を注入後、
水分補給として白湯を入れていましたが、
トロミをつけないとすぐに流れてしまうので、
トロミ剤を使ってトロミを付けていました。
一般的に、
白湯100mlに対してトロミ剤1gと言われていて、
その患者の白湯注入量は100mlだったので、
1gのトロミ剤を入れました。
しかし、
その患者にオーダーされているトロミ剤は、
3gのものでした。
3gのものを、
1gずつ使う看護師も居れば、
3g中1gだけ使って、
残りを破棄している看護師も居て、
対応がまちまちでした。
そこで私は、
オーダーを1gのものに変えました。
これで、
無駄はなくなります。
オーダーされたトロミ剤は、
食事とともに病棟にあがってきます。
ですから、
私が夜勤明けの日の昼食時に、
1gのトロミ剤が上がってきて、
夕方の注入食から使うことになります。
私が、
夜勤明けで家に帰り寝ていると、
突然電話がかかってきました。
病院からでした。
時間を見ると、
夕方4時半。
「何かやらかしたかな?」と思ったものの、
やらかしたのならもっと早くかかってくるはずです。
私は、
怪訝そうに思いながら電話に出ました。
相手は、
その日のリーダー・井上でした。
「(私の名前)さん、(患者の名前)さんのトロミが、3gから1gになってたんですけど、何か意味があるんですか?」
私は憤慨しました。
こいつからのしょうもない電話は、
これが初めてではなかったからです。
その前の時は、
怒ったら大人げないと思って、
極力冷静に対処しようと努力したけど、
この時はさすがに用件がしょうもなさ過ぎて、
抑えようと思いつつも、
激しい口調になってしまいました。
「注入する白湯が100mlやのに、トロミ剤が毎食3g上がってきてたから変えた。白湯100gには、トロミ1gやろ。そんなことも知らんのんか?」
熟睡しているところを、
しょうもないことで起こされたので、
怒って当然だと思います。
「ええ加減にせえよ」と言いたかったのですが、
さすがに大人げないのでやめました。
しかし、
この井上も、
片山・藤崎同様、
そんな配慮の一切要らない人物でした。
実は、
この時点でそんなことはわかっていたのですが、
直接ならまだしも、
電話でそんなことを言うことが、
バカバカしいことを悟ったので、
やめたのです。
それで、
「夜勤明けで、電話をかけてすいません」の一言でもあれば、
ここまで怒らないのですが、
「あ、そうですか。わかりました」で終わりでした。
私は、
その後怒りで眠れませんでした。
ワシの睡眠返しやがれ!
要は、
この井上なる人物も、
私よりも年下・看護師としても後輩にもかかわらず、
私のことを舐め切っていたということです。
そう、
片山・藤崎・菊池・小池同様に。
この計5人の中でも、
この井上は一番年長で、
しかも一番私を舐め切っていました。
さらにこの人物、
2015年に近畿中央病院に来たということで、
病院でも私が7年も先輩なわけです。
私のことを舐めるのは、
46億年と9日13秒早いというわけです。