看護部本日モ反省ノ色ナシ

看護師を中心に医療界の変なエピソードを話していきます

私は看護師をしておりますが まあおよそ一般社会では通用しないことがまかり通る それが看護師の世界です そんな看護師のエピソードとともに 医療界(病院)の変なことも話していきたいと思います

「(私の名前)さん大丈夫?」バカにするな!/准看護師・M上T子の場合

人の経歴を知らずに、

その人を評価するということは、

自らが恥をかくことにつながります。

 

私は、

再三話してきたとおり、

もうだいぶ前にはなりますが、

救命救急センターに在籍していました。

若い時に、

重症部門を経験したことで、

私の看護師としての礎となりました。

 

前に話した通り、

異動1年目は救急一般病棟に所属。

異動2年目からは、

救急重症病棟の所属となり、

人工呼吸器や輸液ポンプに囲まれた日々を過ごしました。

 

そんな私の経歴を知らない、

准看護師・M上T子は、

近畿中央病院の病棟に、

人工呼吸器や微量輸液ポンプ(シリンジポンプ)が多く付いた患者が入り、

私が担当することになっていると、

こう言うのです。

 

「(私の名前)さん大丈夫?」

 

は?

 

私は、

人工呼吸器にみならず、

同時に脳圧センサー・スワンガンツカテーテル・人工心肺・IABP(大動脈バルーンパンピング)・持続人工透析・輸液ポンプ3台・シリンジポンプ15台

が付いている患者を担当したことがあります。

 

このM上T子は、

私を心配してではなく、

「お前に看れるのか?」という意図で言ったのです。

 

かといって、

自分が看れるわけではなく、

「自分も看れないけどお前も看れないだろ」という思いがあるのです。

 

バカにするのもいい加減にせい!

 

救急の重症病棟を経験している私には、

近畿中央病院の病棟の観察室に入る患者など、

重症のうちにはいりません。

 

ただ問題なのは、

周囲が重症重症と騒ぎ立てることと、

重症患者を受け持っているからといって、

他の受け持ちを減らすなどの措置は、

まったくとってもらえないということです。

これは、

私に限ったことですが・・・。

なにせ私は、

病棟で嫌われていましたから。

 

とにかく、

M上T子の発言には腹が立ったので、

言い返してやりました。

 

「前居た病院で、シリンジポンプ15台の人を看たことあるから大丈夫です」

 

その時、

M上T子は怪訝そうな顔をしていましたが、

その後私が懇意にしている看護師から、

私の経歴を聞いたようで、

数回同じことがあってからは、

言わないようなりました。

 

しかし、

私はどこまでアホで、

無能なように思われているのでしょうか。

 

私自身、

自分が看護師に向いているとは、

まったく思っていませんが、

今まで与えられてきた仕事は、

一生懸命やってきたつもりなのですが。

 

相手のことをとやかく言う時は、

相手の経歴などを良く知ってから言うべきです。