近畿中央病院の、
外来棟3階の廊下は、
日中電灯が消されています。
ここには、
医局と看護部、
そして事務部門の部屋があります。
いくら、
患者やその家族にはわからないとはいっても、
業者の人など外部の人は来るわけで、
きっと「この病院大丈夫か?」と思うはずです。
実際、
多額の負債を抱えていますが。
理由は、
もちろん節約のためですが、
節約するのなら、
もっと別の手を考えるべきです。
そうなると、
病院でいちばん人数の多い看護師が、
粛清の対象となりやすいですが、
看護師には適正な報酬をあげてください。
ただし、
看護師側は、
コスト削減例えば、
超過勤務を減らすというような、
努力をするべきです。
コスト削減は、
看護師のみならず、
病院で働く者全員に問われることですが、
得てしてそれを問われるのは、
看護師のみです。
廊下が暗いことに関して、
イメージが悪いということが影響した、
こんなエピソードがあります。
とある人が、
看護師の中途採用面接のために、
看護部を訪れました。
この時も、
やはり電灯は消されていて、
廊下は真っ暗でした。
その人は、
「この病院大丈夫だろうか?」と思ったそうです。
そして、
採用が決まったにもかかわらず、
経営に不安を感じて、
断ったそうです。
これが、
普通の人の考えです。
電灯が消えているのを見て、
「ここは頑張って節約している」とは、
外部の人は誰も思いません。
かく言う私も、
2008年に面接に来た時、
同じように思いました。
しかし、
それまでにのべ20ヶ所以上面接に行って、
どこにも採用されなかった私には、
採用してもらえるだけでありがたかったので、
行くことにしましたが、
それが間違いの始まりだったと思います。
近畿中央病院よ、
もし人材を確保したかったら、
外来棟3階の電灯を、
昼間でもつけるべきです。
自分よがりな節約は、
即刻やめましょう。