看護部本日モ反省ノ色ナシ

看護師を中心に医療界の変なエピソードを話していきます

私は看護師をしておりますが まあおよそ一般社会では通用しないことがまかり通る それが看護師の世界です そんな看護師のエピソードとともに 医療界(病院)の変なことも話していきたいと思います

「うちで育った子たちが他で活躍している」/まさに詭弁 近畿中央病院

今までにも述べてきたように、

近畿中央病院においては、

毎年多くの若い看護師が辞めていきます。

 

これは、

今どきの若い子の気質、

つまり辛抱できないということもあるのでしょうが、

それならそれで、

今どきの子に合わせた施策も必要だと思います。

 

若い子が、

5年以内に辞めていく理由の最たるもの、

それは今までにも何度か述べてきている、

ロクでもない奴の存在です。

 

そりゃ、

私が若い時は、

もっとキツいこともたくさん言われました。

「死ね」といわれたこともあります。

しかし、

それをバネにして頑張って、

私にそういった人を見返しました。

仕事で、

証明したのです。

 

前にも言ったように、

昔が良かったとは決して思いません。

昔は昔で、

先輩の言うことは絶対で、

明らかに間違っていることでも従わなければならないなど、

理不尽なこともあったからです。

しかし、

まだ言葉で言ってくれるということは、

期待を込められているという「愛」を感じました。

無視されるようになったら、

それは見放されたということなのです。

 

新人を育てるのには、

時間も労力もそしてお金もかかります。

 

私は、

最初に働いた病院で2人、

転勤した系列の病院で2人、

新人指導を担当したことがあります。

この2つの病院では、

4年目に新人指導をすることになっているのですが、

4年目・6年目・7年目・8年目にしたのです。

このうち、

6年目の時は病棟師長から、

7年目の時は看護部長から直々にお願いされたのです。

これは、

客観的に私の新人指導能力が買われてのことでした。

 

元々、

私自身学生の頃から、

指導の道に進むことを考えていました。

ただ、

諸事情によりその夢は叶えられませんでしたが。

 

とにかく、

新人指導の経験が豊富にあるからこそ、

育てることの大変さは誰よりもわかっています。

新人が、

名実ともに1人前になるには、

個人差はあるでしょうが3~5年はかかります。

 

新人指導には、

その施設が作成したカリキュラム的なものがありますが、

それはあくまでも目安程度に考えるべきです。

人には、

それぞれ個性があり、

成長度にも個人差はあります。

それを、

カリキュラムのほうに当てはめていこうということのほうに、

無理があると思います。

 

病院というところはおもしろいところで、

患者の個性・個別性を重んじる割には、

スタッフ特に看護師には画一性を求めます。

看護師だって、

患者と同じ人間です。

個性・個別性を大切にしなければならないと思います。

 

私が所属していた部署では、

比較的熱心にかつ優しく新人指導が行われていたと思います。

しかし、

先述のロクでもない人物のせいで、

1~3年で若い子が辞めていく事態が続出しました。

 

片山は主任なので、

直接新人指導にもかかわっていたと思われ、

戦犯のひとりであることは確実です。

 

藤崎は、

直接新人指導をしていたわけではないのに、

ある年のその部署の新人を全員辞めさせた原因になったとのことで、

余計たちが悪いです。

 

井上に関しても、

直接の指導者ではなかったにもかかわらず、

新人3人中2人を辞めさせるに至ったという、

こいつも間違いなく戦犯です。

 

私が、

直接一緒に働いた看護師以外にも、

〇田〇子や〇原など、

近畿中央病院にはこんな輩が暗躍しているのです。

 

若い子が辞めていって、

看護部は反省しているのかというと、

まったくそうではありません。

表題にある通り、

「うちで育った子たちが他で活躍している」と言うのです。

 

は?

 

バカじゃないのか!

 

新人を育てるのには、

時間も労力もお金もかかるのです。

一説によると、

入職時初期新人研修に要する費用は、

ひとりあたま50万円といいます。

負債にあえぐ近畿中央病院には、

かなりの痛手なはずです。

そんな、

手間暇そしてお金もかけて育てた若い子を、

あっさり他の病院に持っていかれて、

悔しくないんですかね。

不思議でなりません。

 

いや、

悔しいけど、

それを表に出してしまっては、

看護部のメンツにかかわるから、

あえて強がっているだけかもしれません。

 

しかも、

それで若い子の流出を止める施策をするかといえば、

そんなことは一切しないのです。

いわば、

近畿中央病院は、

他の病院の看護師育成供給施設に成り下がっているのです。

 

他の病院にしたら、

ありがたい話です。

時間も労力もお金もかけずに、

ある程度動けて安く雇える人材が、

降ってくるのですから。

 

近畿中央病院は、

こういう物事を自分たちのいいように解釈することをやめない限り、

未来はありません。

 

あ!

 

未来なかったな。

「合併」という言葉を隠れ蓑に、

「消滅」していくのですから。