今は、
PCR検査といえばコロナの診断のために行われるように思われていますが、
その応用は多岐にわたり、
結核の診断にも使われています。
詳細は、
ウィキペディアにも掲載されています。
私が、
近畿中央病院に対して、
労災の再発防止策を求めた際、
病院側から拒否をされました。
コロナの対策をしているから、
新たな対策は要らないというのです。
この時、
私は「この病院はダメだな」と思いました。
このままでは、
また同じことを繰り返してしまうと。
もし、
私の身に同じことが起こったら、
今度こそ私は死に至る。
つまり、
病院に殺されてしまうということです。
決して、
大げさな話ではありません。
しかし、
看護師とは、
病院からまったくと言っていいほど、
大切に扱われていません。
これは、
近畿中央病院に限ったことではないでしょうが、
特に近畿中央病院においては。
考えてみてください。
私と同じことが、
もし医師に起こったとすれば、
病院関係者は入院先に飛んで行くはずです。
そして、
平謝りに謝るはずです。
見舞い金も、
多額出すはずです。
私の場合は、
見舞いにも一切来なければ、
謝罪もなし。
一銭のお金も受け取っていません。
たしかに、
医師に辞められては病院としては痛手でしょうが、
だからいって看護師ならいいんでしょうか?
病院が、
同じ人間に優劣をつけていいんでしょうか?
近畿中央病院の主張は、
すべて「詭弁」と言わざるを得ません。
私は、
自分なりに再発防止策として、
患者全員の入院前PCR検査の実施ということを考えていました。
しかし、
これでは患者の負担が大きくなるので、
せめて呼吸器に入院する患者+結核の既往のある患者に、
入院前PCR検査を実施すれば、
少なくとも私に結核をうつした患者(F野さん)を、
入院前にキャッチできていたと思います。
対策を講じていれば防げていたことが、
実際起こってしまったら、
それは病院の体制の不備であり、
その不備は改善しなければならないのです。
それは、
人を雇って営業をしている事業者の義務です。
それを、
当事者が求めているにもかかわらず、
「不要」とするのは、
ありえないことです。
そんな態度を貫くのであれば、
人を雇う事業者である必要はないので、
とっとと病院をたたむべきです。
近畿中央病院は、
成り立ちは教職員のための結核病院で、
今はその機能はないため、
患者の結核が発覚したら、
即刻専門病院に転院させることになっています。
F野さんも、
入院前PCR検査を行っていたら、
もっと早く適切な治療が受けられていたのです。
そして、
私が結核をうつされることもなかったのです。
これを考えると、
呼吸器患者+結核の既往がある患者に対して、
入院前にPCR検査を行うことは、
かなり有用なのです。
しかし、
近畿中央病院は「不要」としました。
これが、
失敗の始まりです。
近畿中央病院は、
その後コロナのクラスターを何度か発生させました。
私の言う対策を講じていれば、
こんなことはなかったと思います。
病院側は、
「コロナの対策をしているから大丈夫だ」と主張しましたが、
コロナと結核の病態は微妙に違うところがあるので、
コロナの対策で結核をカバーできるとは、
到底思えません。
やっと、
今年5月になって、
入院する際に患者全員のPCR検査を実施することにしたみたいですが、
以上に書いたことを踏まえると、
遅きに失したと言わざるを得ないと思います。
先見の明があった私、有能!